後悔しない「産む」×「働く」 (ポプラ新書 し 2-4)

  • ポプラ社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591155387

作品紹介・あらすじ

女性の身体・キャリア・産むと働くの両立が、これ1冊で見えてくる!


「結婚は?」「子供は?」「仕事は?」選択は自由と言われても、
その方法は学校でも家庭でも教わらなかった――。

女性とそのパートナーのための仕事・結婚・出産への不安に対して、医療とキャリアの視点から多数のデータやアンケートとともに応える。これから産みたい人、産んで働きたい人、娘を持つ親にも必携の1冊。


〈目次〉
第1章 ライフステージを考えよう 白河桃子
第2章 産める体のメンテナンス 齊藤英和
第3章 結婚したければ「自活」しよう 白河桃子
第4章 産める「就活」×「パートナー」 白河桃子
第5章 “不妊治療大国”の現実 齊藤英和+白河桃子
補講 特別座談会 男子大学生たちの「産む」と「働く」 


〈著者プロフィール〉
齊藤英和(さいとう・ひでかず)/国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 副センター長。山形大学医学部付属病院講師、山形大学医学部助教授を経て2002年より現職。専門は生殖医療、不妊治療。白河氏との共著に『妊活バイブル』。

白河桃子(しらかわ・とうこ)/少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」ブームを提唱。著書に『格付けしあう女たち』、『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』などがある。

感想・レビュー・書評

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  • 同世代の女性にとっては常識になりつつある内容
    若い男性と娘を持つ親に読んでほしい

    都会と田舎など、色んな背景で差があると思うし
    全ての人に当てはまる真実ではないかもしれない

  • 中学高校の性教育でも大学の進路課でも教えてくれない、産むと働くの理想と実態。私は、この本に書かれているようなことは、働きはじめて結婚を視野に入れるようになってから学んだ。
    2,30代の働く女性は当たり前のように知っていても、男性や年配の方、学生は知らないことが多いと思う。是非、この本に書かれていることを知り、考え、生き方に活かしてほしい。
    ということで夫に滔々と説いてます。

  • 3人に1人は子どもを産まない時代

    原因
    妊孕性についての知識不足
    結婚をしてから出産という慣習
    仕事との両立

    20代前半95%子供がいる
    20代後半91%
    30代前半85%
    30代後半71%

    流産、先天異常も30代後半で上昇

    卵子は胎児の時に作られ、加齢とともに減少していく
    ゼロになると妊娠することはなくなる
    卵子の数は個人差が大きい
    卵子の残りはホルモン値でわかる

    排卵日に合わせて避妊しないセックスの妊娠率
    19-26 5割
    27-34 4割
    35-39 3割

    男性も加齢とともにリスクが高くなる
    精子は常に作られるので新鮮だが、細胞分裂をする際に、一歳加齢すると、DNAの突然変異が2個増える
    高齢の父から生まれた子供は精神疾患の確率が増加するつ

  • 結婚後に妊娠して、仕事をどうしようか悩んでいるときに出会った1冊です。

    興味深いデータグラフばかりで、少子化問題をも考えさせられ、よい勉強になりました。ぜひ学校で教えて欲しかった。

    婚活中に妊娠適齢期に焦る女性と、まだまだ遊びたい男性との温度差に悲しくなった経験があります。男性にもぜひ読んで欲しいです。どうか執筆の先生方の活動が広まり、皆が生活しやすい社会にアップデートできますように。

  • 100人には100人の掛け合わせがあるとおもうので、色々サンプル知られるのがよい。

    不妊のおよそ2/3は女性側(排卵、子宮や卵管)、およそ1/3は男性側に原因あり(原因特定できないものもあり)

  • 大学生向け??
    講談社の同じタイトルのものを読んでいます。些末なことですが、なげかけが全て『大学生のみなさん』なのが気になります。タイトルには一言も大学生向けや講義の内容を要約したものというような記載はない。違和感で上手く読み進められません。内容は決して悪くはないと思います

  • 最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00549145

  • 読書会の本。

    男性でも40歳過ぎると妊孕性が低下する。
    女性は産みたいなら早い方が良い。

    大学生に向けて書かれ、
    平易な言葉でわかりやすく説明されている。
    若いうちに、
    女性だけでなく男性にも、
    読んでほしい一冊。

  • 東2法経図・6F開架:KW/2017//K

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著者プロフィール

国立成育医療研究センター
周産期・母性診療センター 副センター長。山形大学医学部附属病院講師、山形大学医学部助教授をへて2002年より現職。専門は生殖医学、不妊治療。不妊治療の最前線で長く活躍する一方、加齢による妊娠率低下や高齢出産リスクに関する啓発にも力をいれている。日本産科婦人科学会倫理委員会・登録調査小委員会委員長。東京農業大学客員教授、近畿大学客員教授。白河との共著に『妊活バイブル』(講談社)がある。政府の「少子化危機突破タスクフォース」諮問委員。

「2014年 『「産む」と「働く」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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