おひさまの世界地図 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 219
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592110781

感想・レビュー・書評

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  • こんなにノスタルジックななのに実はSFとは。やられた!

  • この作品も某所で後味の悪い作品として紹介されており、
    そこでネタバレストーリーを読んだにもかかわらず
    マンガとして読みたくて購入。

    読み切り前後編で連載されたというこの作品、
    後味は確かに良くない。
    しかしこのボリュームでうまいことまとめたところがすごい!

    微妙にSF要素も入っており
    コールドスリープや1年毎にめぐる季節など
    アイディアは面白いのに説明不足が否めず
    同じ世界観で長編を読みたいなーと思った次第です。

  • 何年かぶりに読んだけど、いま読んでもやっぱり名作は名作。
    表題作の「おひさまの世界地図」はSF的なファンタジー。
    三編目の「空中晩餐会」は、しかけがわかった瞬間に人の優しさとか愛情がしんみりきてぼろぼろ泣いちゃうけど、最後はハッピーエンド。

    どれも明るくて優しくてふんわりしてて上品で、不思議なことも不思議に感じないけど、作者がしかけたトラップが絶妙なバランスでこちらを揺さぶってくる、上質のファンタジー・ヒューマンドラマ。
    読後感もすごくいいんだよね。
    今の時代だとなかなかこういう作品は出てこない&日の目をあびないんだろうなぁ……。

  • 号泣しましたよ。えぇ

  • いつ読んでも泣ける

  • 母親のなんですけどね(爆

    ファンタジーものメインの短編集。確か、ひとつ現代モノ(「わたしに降る雨」はコレに入ってたと……)です。

    他の方もレビューに書かれていますが、『空中晩餐会』がとにかくイイ!!

    戦時中、裕福なおうちの少女と、少女をとりまく人々の話。
    やばいっすよ泣けますよ。どことなく空気が刹那的なのもいいです。

  • これ読むたびに絶対泣いちゃう。

  • 読む度に泣いてしまいます。
    おひさま〜もよいけれど、空中晩餐会、が暖かくて悲しい。
    とてもいとおしいお話です。

  • 他の話も良いけれど、『空中晩餐会』をとにかく読んでもらいたい。なんのことはない簡単なことがちゃんと伝わってくる。誰かをとっても大事にするってこと。

  • ファンタジーの巨匠、山口美由紀先生の漫画です。とても感動します。
    特に収録されている「空中晩餐会」は涙なしでは読めません。

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著者プロフィール

【著者プロフィール】
山口美由紀(やまぐちみゆき)
長崎市出島復元整備室職員(学芸員・主査)、広島大学文学部史学科卒。1992年長崎市教育委員会文化財課勤務、2001年に出島復元準備室勤務。著書『長崎出島』(2008年 同成社)『旅する出島』(2016年 長崎文献社)

「2023年 『出島動物図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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