摩利と新吾 5 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592112051

感想・レビュー・書評

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  • 篝のやっている事は実に幼稚で子供っぽい。女子の世界にはなじみの光景で、よく見かける風景。(反面、篝のどんな策略にも動じず新吾を信じる人間もいる、と言う表現は「大人の世界」を描いている)そう言う面で、やはりこの作品は少女漫画だな、と思う反面、連載時ではなく後追いで読んだんだが、今読むと究極の疑似恋愛の成就、と言う側面に圧倒される。恋愛として、どう言う風に決着がつくのかは必ずしも性愛を越えないといけないか、と言う点で、現在のBLのコアにならなければならないと思った。性愛が終着点である、と言うのはある意味安易かもしれん。

  • すごい読みごたえ。

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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