竜の眠る星 2 (花とゆめCOMICS)

著者 : 清水玲子

• 白泉社 (1987年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yamaitsuさんの感想 · 2020年1月10日]

帰省中に再読。長時間水に潜れるルルブ族の王女でありながら泳げないモニークは、母である女王カテアに愛されたくてなんとか泳いでみせようとするが失敗。一方、そのモニークの誘拐をジャックに依頼していた敵であるリブシェア王は、地球からモニークを泳げるようにするためのカインという博士を呼び寄せていた。

しかしこのカインは、エレナにどうやら個人的な恨みを抱いており、復讐のため鏡の間にエレナを拉致してしまう。エレナが自ら記憶を消してしまった16年前のセレツネワでの事件、カッコウのように托卵する恐竜を真似たリブシェア王の恐るべきたくらみが明らかに。

スターシステムなのでお馴染みのカイがこちらにも登場。今回は人間ですね。リブシェア王が16年前の時点でエレナをロボットと知らなかったのか等つっこみどころはあるのだけどまあそれはさておき。母親に似ているエレナを崇拝しはじめるモニークが不憫。

初期短編「キスミー・バンパネラ」も収録。

[yuukoneeさんの感想 · 2010年2月28日]

ジャック＆エレナシリーズ。

著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学（ピアノ専攻）卒業後、ＮＨＫラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版－ワクワク☆春・夏のうた－』 で使われていた紹介文から引用しています。」