正直最初は何これ?と思い、読まないつもりだったのですが...
3巻辺りからどんどんはまっていきました。文句無しの5つ星です。
何よりアレクという人に惚れ込んでしまいました。
こんな人、現実にはいないよ!なんて控えめで、他人のことをよく見ていて、でも思い切りがよくて。ジェイクやエレンが言っていますが、まさに鮮やか。
一ついうならジェイクがシヴァ(俳優)であって有名であるっていうのがあまりわかりづらかった気が..
恋人としてはアンは心配なんじゃないかなー。ていうか急がしすぎるよ。空手も柔道もマラソンもモデルも大学生活(勉強)も遊びも恋もって... アレクじゃないと無理ですね。試験期間に被ってるエピソードがあったのですが、実際本当に過酷だから、(実在してたら)むちゃむちゃ要領いいんだろうなぁ。
完璧なネタばれになってしまいますが。
親を尋ねに異国の地に一人で乗り込むとか、ほんとに肝っ玉大きいよ。アンブローシアにいくら幼なじみでもバレンタイン、誕生日、クリスマスとかかさずにプレゼントを渡し続けるあたり、どれだけ振られてても純粋に尽くし続けてまぁ。
本物の父親の家族のことを思って、アレキサンドライトの指輪を預かっただけというところがまさにアレクで、かわいそうというか、思いやりの気持ちに満ち溢れてて。
彼の名前ということもあってある人を思い出していました。