彼氏彼女の事情 5 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1060
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592120698

感想・レビュー・書評

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  • それぞれの家族のカタチがある。
    何人家族だからいいとか悪いとかはない。

    家族のカタチで個性が形作られる。
    似た者同士でもそうでなくても惹かれあう。


    ホームはいつだって、胸をついてしまう郷愁さがある。

  • 椿が、自分は家族がそろっていて想像するしかないけど
    みんなが当たり前に与えられるものを
    生まれつき与えられなかったやつっていうのは
    それをどうにかして自分で埋めていくしか無い
    そういう戦いをしなきゃならない
    そういうのってなんかきついよな
    と、シンプルにストレートに言っていたのが良かった。
    椿らしいと思う。

    特に印象的だったのは、浅葉の話。
    かえって血がつながってる分悲劇という言葉で
    自分は随分救われた。
    自分は進学と同時に逃げようとして失敗した。
    今でこそ毒親という言葉が出てきたが、この漫画の連載当時
    こうした言葉を言える登場人物というのは貴重だったと思う。


    雪野の両親のエピソードが始まるが
    それも蛇足や間延びすることなく
    大切な内容になっているところも良い。

  • .

  •  さて、有馬に会えないまま始まった夏休み。
     毎日電話はしているけれど、いろんな事件がありました。

     今回の巻は、つばさちゃんの家庭事情が爆発してしまった巻。
     実はつばさちゃんは、つばさちゃんを生むのと同時に母親を亡くしていて、男手一つで育てられたけど、やっぱりどうしても手が行き届かないところがあって、つばさちゃんは寂しい想いがあって、それでもお父さんのことが大好きだからずっと我慢して生きてきたのに、突然、父親が再婚すると言い出した。
     つばさちゃんは、有馬に続き、また大好きな人に捨てられてしまうのか……と感じ、雪野の家に家出してくる。
     つばさちゃんは、結局は何もかもを諦めることで父親の再婚について認めることにする。
     ところがその母親の連れ子が、ロッカーで……

     という話でした。
     ついに物語がドロドロとし始めて彼氏彼女の事情らしくなってきた……というか、私の知ってる彼氏彼女の事情になってきました。
     本当は最初は、こんなドロドロした話にする予定ではなかったのかもしれない……と、改めて読み直してみて思いました。

     でもイマドキ、問題を抱えていない家庭なんて何処にもなくて、誰かしらつばさちゃんや有馬みたいな闇を持ってるんだろうと思います。
     それがどういう形で噴出してくるかどうかは、これからの話。
     こういう言い方をすると、悪趣味だと思われるかもしれないけど、楽しみです。

  • ※感想は第21巻のレビューに。

  • 宮沢雪野が女子とのお友達デビューを果たす。
    夏休みなのに、有馬はどこ!?

  • 娘の漫画なんだけど・・・意外と面白い。
    今日はランダムに取り出した5巻のみ久々に読みました。
    ただ絵が・・・描き分けがぜんぜんできていない気がする。
    池田理代子、一条ゆかり、萩尾望都、くらもちふさこ、吉田秋生・・・
    巨匠の皆様はやはりプロになってからでもデッサン習うなど
    努力はやはりされています。
    がんばってほしい・・・今のままじゃ誰が誰だかほとんどわからない・・・
    父など子供じゃないか。

  • 再婚問題。

  • ■さまざまな彼氏彼女の事情たち
    ■この巻はつばさちゃんの事情
    ■つばさ家出す
    ■つばさちゃんはキャラの人気投票したらかなり上のほうにくるだろうなあ
    ■新たなボーイミーツガール
    ■そしてあさぴんの事情
    ■父と母の事情
    ■私達は同じ日々を過ごしてきたんだもん(byつばさ)
    ■さあ 幸せになってみようか(byつばさ)
    ■私はありまを どこまで知っていて どこまで知らないんだろう(by雪野)

    2011.08.08読了

  • 彼氏彼女の事情5
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