陰陽師 (12) (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592132226

感想・レビュー・書評

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  • 晴明にも子どもができた。物語の時間は確実に進んでいる。そして道満登場。

  • 初版 帯

  • 造本/祖父江慎+芥陽子(COZーFISH)

  • 『安倍晴明 天の球を得ること』で晴明に子供が誕生。子守り歌のように陰陽道のことなのか、天地の理とか数字の話を乳飲み子に話しかける姿が微笑ましい。真葛のお腹の中にいる時から胎教してた模様。この子の将来が楽しみ。しかし、新造内裏で射覆をする晴明の身に何か大きな試練が待ち受けているようで、緊張感がみなぎってくる。晴明が無事でありますように。
    エジプトの挿話が頻繁に出てくるけど、どういう意味があるのか分からない。時空を超えてリンクしている内容があると言いたいのだろう。
    頭で理解しようとしても出来そうもないので雰囲気で把握することにします。次の巻最後まで読めるか心配。

  • 「安倍晴明 天の珠を得ること」など、5話を収録しています。

    晴明の子が誕生し、兼家は晴明の力を借りて出世しようとするなかで、晴明にもすこし落ち着いた日々がもどってきたように見えますが、彼の憂いはますます深くなっていき、ただひとりで世界の行く末を見つめ案じているかのようです。

    朝廷では、金道・兼家兄弟の権力争いがくり広げられ、その結果、廷内で晴明と道満法師の射覆(せきふ)がおこなわれることになりますが、かつて晴明に挑んでその力を見せつけられた智徳をともなって現われた道満は、晴明と因縁のある意外な人物でした。

    晴明と蘆屋道満の法力くらべが、このようなかたちにアレンジされていることに驚かされます。理解しがたいところが多くなってきましたが、のこすところあと1巻なので、最後まで読みたいと思います。

  • 2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1027.html
     
    陰陽師 (12) (Jets comics)  

    真葛、十二の星の冠を戴く。

    真夏の午後、久しぶりに「陰陽師」に帰ってきました。
    この巻は、比較的明るく読み進められます。
    時々よぎる古代エジプトの幻影の意味は・・・。 世界は繋がっているってこと?

    藤原兼家がいい味出している!
    そこへ現れる知徳と道満! 妖しい波乱が予感されます。
    ・・・そういえば、新造された内裏は、神から祝福されていたかしら?
    ついに姿を現すエジプトの若きファラオと王妃。
    アレキサンドリアの美貌の女性数学者・天文学者・哲学者 ヒュパティア。
    話が広がっていく中、いよいよ 法師道満と安倍晴明の射覆(せきふ)が始まります。

    ますます美しくなる絵が物語に引き込んで、真夏の暑さも忘れさせてくれます。
    これほど一気に読んだ巻は久しぶり。 続きが早く読みたい!

    2015/12/18 友人から借りる。2016/08/25 読み始め、一気に読み終わる。
     

  • 2005-07-00

  • 2016.2.13市立図書館(長女)
    天空の巻
    ・安倍晴明 天の珠を得ること
    ・帝 新造内裏へ遷御す
    ・藤原兼家 新嘗祭に於て 自ら神饌をつとむ
    ・安倍晴明 火珠と方諸を手に入れること
    ・三國相傳陰陽管轄 簠簋内傳金烏玉兎緑玉碑文
    晴明と眞葛のもとにいつくしむべき小さいひと誕生の一方でボッティチェリの描くヴィーナスの誕生のごとく道満/白比丘尼再生。源高明と藤原兼家の主導権争い、道満と晴明の射覆(せきふ)対決。追い込まれていく晴明、案じる博雅。えっ、ここで以下次号とは。

  • 読めば読むほど分からなくて、とにかく読むのに手こずる。でも知識がインターナショナルなもので、時代を超えて有機的に結びついていく考えと、作者が自分の描きたい世界を躊躇なく表現していく姿勢はすごく好き。

  • 12巻まで読了。
    ワガママ小悪魔だった真葛ちゃんもついに母親に。キリッとした女性に育ってきました。
    陰陽師は昔の言葉も多いし、正直話しの流れを全部理解することは出来なくて、絵を見て雰囲気で捉えることが多いのだけれど、ここ数巻の安倍晴明がジワジワと追い詰められていく様は読んでいてしんどい…。
    ハッピーエンドに向かっている気がしないんだよなぁ。。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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