- Amazon.co.jp ・マンガ (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592132332
感想・レビュー・書評
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最後の方、陰陽の説明がややこしくて何が起こってるのかあまり理解ができなかった・・。
色んなことが起こったけれど、結果オーライでハッピエンドと思っていいのだろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者自身は、めちゃくちゃ明確なものを、めちゃくちゃ明確なビジョンで描いているにもかかわらず、読者には幾通りもの解釈の仕方がある。
わたしの好きな「名作」は、そんなのが多い気がします。
例えば、マンガでは、永井豪の「デビルマン」。例えば、映画では、アナ・トレント主演の映画「ミツバチのささやき」。
小説では、なんだろう?最近読んだ、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」がそうかもしれない。
みごとなぐらい、語る人、語る人によって、物語の解釈がかわっていく物語というのがあります。
そして、この岡野版「陰陽師」も、そんな物語の1つなのかも。
多分、岡野玲子自身は、説明するのさえめんどくさいぐらい明確なことを自分では描いている。
でも、その受け取り方は、人によって違う。
原作との大きな違いは、晴明のこの世への錨が女の子であることだと思います。
それは、原作にない深みをこの作品にあたえています。*1 -
読者置き去りで作者が趣味に突っ走った感が否めない。
晴明さんは実在の人物なので、ここまでマニアックにやられるとかなりヘコむ。
エジプトはいらなかった。
平安京もその後ゴタゴタしまくった歴史を考えるとますます意味不明。
夢枕さんの小説とは全くの別物。 -
完結。後半はよく分からなくなったが、読みながらこの世界に吸い込まれるようだった。
清明と博雅の2人の空間が心地よかった。 -
難解な内容で ついていくのが 大変だった。 もう一度 最初から 読もうと思う。
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???・・・でも満足かな 9年間のお付き合いでした。
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すごい漫画表現だった…。
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小田原などを舞台とした作品です。
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道満との射覆でワナにはまった晴明は博雅や保憲の援けを借りて最大の魔術をほどこそうとする。
話は古代エジプトとリンクする。
すでに一般人の理解を超え、おそるべき世界に読者を連れていってしまおうとする。
ホンマのとこ、ようわからへんところまで達してしまってます。
(2006年09月17日読了) -
夢枕獏原作の「陰陽師」を漫画化した作品なのですが、
もう原作とは全く別の物語。
後半はどんどん難しく神秘的になってきたのですが、
分からないとこは分からないまま、ときどき精神安定剤のように
読み返す漫画です。
岡野玲子さんの絵、うつくしい~。
結末、どうするんだろう、と思っていたけれど、
生命の息吹にあふれるラストで、素敵だった。