ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592135746

作品紹介・あらすじ

巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!!

感想・レビュー・書評

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  • みんな大好き、鉄板振り回したり義手の大砲ぶっ放すガッツさん。
    初期はかなりのクズなのですが、そっちのが個人的には好きだったりします。

  •  長く続いていたので完結したら読もうと思っていたら三浦先生がお亡くなりになった。ダークファンタジーだと聞いてはいたけど、本当にダークで、あまりのダークさに度肝を抜かれる。主人公が暗い。モンスターハンターは2Gからやっていて、大剣の元ネタと言われるのも非常に納得する。続きがとても楽しみだ。

  • おもしろいな~~
    昔、どっかの漫喫で冒頭読んで、あまりにグロかったからすぐ読むのやめちゃった経緯があったんだけど、劇場版Ⅰ見たら面白すぎて、再度チャレンジしてみた!!面白い!あの頃はきっと純粋だったんだね…今はだいぶ色相濁ってるから…

  • 20巻あたりで魔法を使うようになってから、明らかに雰囲気が変わった。パーティを組んだりして王道ファンタジーになったようにも見える。

    まぁそんなことより問題は、今の執筆ペースでさえ向こう数十年は完結しないことか。それどころか未完の作品になる可能性の方が高い。結果的に著者のライフワークのようになっているが、モチベーションを今後も保ち続けることは至難の業ではないかと。

    書きたいことを詰め込みすぎて著者自身抜き差しならない状況に陥ってしまったのだろう。とりあえず読んでるこっちのテンションも持たないので続きは10年ごとに単行本を一気に読むくらいがいいかもしれない…。

  • (感想ちょっと保留)

  • いつものように相方の家から拝借。

    相方の家にある漫画を全部読みつくす勢いで
    借りてますが、もうほとんど読んだかな?W



    これまだ連載中なんですねぇ。
    しかも相方の家には28巻までしかなかったので
    続きは漫喫でも行こうかしら。



    なんという鬱展開。


    これが今の一番簡単な感想でしょうか。



    蝕の前までは最高です。
    蝕の後からは鬱鬱鬱。


    読んでいると気分が重くなります。



    ふと、『無限の住人』に似ているなぁとか思いましたね。
    あの漫画家も、「絶頂と絶望」と描くのが上手くて

    つまりその対比が上手だと、
    絶頂の時の幸福を描き表すのも上手であれば
    絶望の時の鬱蒼間を描くのも上手である、ということで

    人間の心には絶望の方が重くのしかかるので
    読み手には苦しい展開なわけです。


    あとエログロっていうんかな。
    そういう描写が多いのも似てます。


    そして登場人物を描く際に、
    生きるということは何なのか、目指すものは何なのか
    この辺を突き詰めていくあたりも似てるかなぁと思う点。
    哲学的な要素ですね。


    1つ際立って違うという点は、
    ベルセルクはそこにプラス「因果」という要素が大きいところだと思います。


    ガッツとグリフィスは、月と太陽みたいだなって思いました。
    照らし照らされてる間は良かったのだけれども

    一旦距離が空いてしまったが為に
    お互いを許しておけない位置になってしまった。
    2人ともより近しい存在であることを目指していたのに
    近しくあろうとするが故に、真逆になってしまうという因果。

    骸の下から生まれたガッツは、
    より死に近いところで生まれたが故に、
    逆に簡単に死にむかうことはない、という因果。


    こういうところが序盤のストーリーにおいて
    予想出来ない展開がテンポよく繰り広げられていて
    読んでいて最高に面白いですね。


    そして主人公の生きるこの時代
    邪教徒を排除する為、邪教徒狩りや魔女狩りが行なわれていますが

    「これじゃどっちが魔女かわらかんな」

    というぐらい残虐な行為が繰り広げられます。

    死にたくないなら石を投げろ、火をつけろ、殺せ。
    生きる為に他人の命なんか構ってられないという人間の欲望が渦巻いてます。
    それもこれも馬鹿な国の貴族のせいなんですが
    こいつらもまた、人間なのか使徒なのか分からないぐらいの黒さです。

    シャーロット?王女の父、王様なんかは典型的ですね。
    一応最後まで人間でしたけど
    してることは使徒と変わりありませんでした。

    こういう描写を描くのもうまうま。




    ストーリー展開について言うと、
    『相方の家に28巻までしかなかった』
    という事が全てを物語っている訳ですが、
    えぇ 要はぐだぐだになったので飽きた、ということです。
    (現在34巻まで出てます)

    蝕が終わった後は、悪魔・妖精・神話のお話です。


    お話が面白くないわけじゃないです、面白いと思います。
    ただ、このジャンルはあらゆる存在を描こうとすると
    途方も無い量になるわけです。
    そこに連載を伸ばせという編集者の意図があるのか
    作者の描きたいという欲望があるのかは分かりませんが。



    序盤は、ガッツという主人公の生き様を主軸に
    様々な因果、敵、仲間が描かれているので
    シンプルにテンポよく展開していくのに比べて、


    蝕の後は、世界観を中心にガッツを旅させるために
    やはりぐだぐだな印象が拭えないですね。


    漫画も読む人それぞれの価値感で違うと思うのですが、
    小説でも映画でもそうですけど
    やはり最初から最後まで 1つテーマを筋として終わらせるのがすっきりするなぁと思います。


    そういう意味では、
    テーマの選び方、話のテンポを考えると
    私の中では『寄生獣』を越える漫画はないですね。


    とりあえず今出ている分までは
    古本か漫喫ででも読んでみるつもりですが

    最新刊が出る頃には この存在を忘れそうな気がしてます。

  • まだ続いている漫画です。

    生々しい戦いの場面、凄まじい・・・

    迫力がありすぎです。

  •  たまにこういうエログロいのをふと手に取ってしまうので困ります。私はやっぱり鷹の団でガッツがシンガリつとめてたとこのシーン(すっごい初期!)の表情とかたまらなく好きでした。そして少女マンガ好きなら、きっとガッツより思い入れが強くなるであろうグリフィスの存在があったのでエログロをなんとか読めてたのに、、、。鷹の団でのヒーロー、もろプリンスライン、頭もよくて、計算高くて、しかも強い!!その存在が壊れていくさまが、もうなんかすごかったです。ある意味、蝕よりも衝撃的でした。ガッツが去ったあと、らしくないへまをして、地下牢にはいってからの拷問。なんていうかここまでできあがったヒーロー的存在をここまでぐちゃぐちゃにするのかってくらいで。なんだか救出された後の哀れさといったらもう、なんだかもう。ファンとしては、かつてのグリフィスを返して!!!と叫ばずにはいられないような。思い入れが強かったぶん鷹の団のグリフィスなきあとは、読むのは途中で挫折しましたが、また読み始めるかもな作品です。

  • 絵がうますぎる。子どもたちが自分の力で生きようと奮闘する黄金時代編が好き。NTRシーンがあるので注意。屈指の鬱漫画とも呼ばれている


  • 悪夢


    ダークファンタジーの最高峰

    画力、世界観、キャラクター
    どれをとっても暗くカッコいい

    この漫画で出てくる武器や設定は
    どれも斬新で漫画界に留まらず様々な世界に影響を与えている

    書き込みがすごく、
    画集かよと突っ込みたくなる巻が多々ある


    残念ながら未完のまま終わりだが
    ファンタジー好きなら読むべき作品

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