ベルセルク (15) (ヤングアニマルコミックス)

  • 白泉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592136972

作品紹介・あらすじ

ゴッド・ハンドとその使徒への復讐をする旅に出たガッツ。「霧の谷」近くの村では妖精もどき達によってたびたび襲われ、人間までも食べられていた。妖精もどきを使徒と確認したガッツの戦いが始まる!!

感想・レビュー・書評

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  • お亡くなりになったということで、二度目の読書。以前は結構飛ばし読みだったので、今回は割と細かく。

    今回の読み始めの頃、ネットで「ロシーヌはなぜジルでなく、両親を捧げたの?」という質問を見かけ、
    「確かに。でもまぁ、『一番』はやっぱり肉親でしょ」
    と軽く流してたんですが。

    最後まで読んで「うーん」と。
    ロシーヌ、最後はやっぱり両親のところに戻ろうとしてる。ジルの元で死ぬんじゃなくて、家に帰ろうとしてる。
    「一番」はやっぱり両親だった。

    「もういらない」と一時は心の底から思って「捧げた」けど、
    本当は両親は(特に父親は歪みすぎだけど)霧の谷にまで自分を探しに来てくれるぐらい、自分を心配してくれてたんだ、というのは、顕在意識までには上がってないかもしれないけど、本当は理解してたんだなぁと思ったり。

    そしてそして、更に皮肉というか行き違いの悲劇なんだけど、その両親は彼女が捧げてしまったのでもうこの世にはなく、ロシーヌは死んでもなお両親には永遠に会えない。(確か使徒になって死んだら、例の渦?で永遠に彷徨うんだよね?)
    「仲間外れのピーカフ」、「私はピーカフと同じなんだ」の伏線、ここで回収。


    家を出る原因になった彼女の求めた妖精の国は存在しなかったし、実は帰るべき場所だった自分の家は自分が破壊してしまったし、いやもう、色々と救いようがないんだけど、
    あるとすれば、彼女が本物の妖精に会えたことと、彼女が最後に「心配する(自分を愛する)両親の待つ家に帰るんだ」という幸せな気持ちのまま死んだことかな。

    派手なバトルに目が行きがちですが、なかなか「うーむ」となった回でした。

  • ごっこじゃない。
    本当に殺し合いっこしてるんだ。

  • 悲しく、残酷な話です。
    絵がエグい。

  • 再読。「オレがいなくなったらまっくらよ、この話」って、ホントにパックの言う通りw

  • 霧の里の大人ガーディアンさんがロコツに全モロ

  • 2004年2月21日

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