ホ-リ-ランド (2) (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 267
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592137429

感想・レビュー・書評

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  • 昔、途中まで読んだので改めて最後まで読了。

  • 路上のカリスマと呼ばれる所以 矛先 遜色ねえ 吉祥寺 井の頭線 毎日五千回位振り続けたと思う 日常化した虐めは僕にとってそれ程絶望的なものだったんだ 僕は無感になりたかった 小さな箱世界で僕は更に鈍化を心がけた寂しさや悲しみ不安に潰されないように 曖昧な寛容 憐憫の目 落伍者を見る目 鈍化と無意味な爆発を繰り返し あれ…突然…今迄閉ざしていたあらゆる五感が喚き出した 窮屈な荷重移動シフトウエイト いつの間にか耳障りな階下の声は消え数を数える事に集中した色々な物が消え頭の中は数だけになった 人は許容以上の精神的負荷を負うとそれを逃がす為に逃避的行動をとると言う 自分に単純な刺激を与えストレスから気を逸らす 酷い時は新宿の地下道のタイルを端から端まで数えたりもした カウント症などと揶揄われたりした 鈍化する作業に集中していき 恐るべき能力は逃避行動から開花しようとしていた ユウはその夜久しぶりに熟睡した…泥のような眠りだった 腕立て伏せプッシュアップ 逆にいえば効果も高い 唐突だがもし人が今より強くなるにはどうするのがベストか?打撃・投げ・もしくは関節技など''技''を身に付ける事だろうか…確かに強くなるかもしれない…しかし…それよりも簡単かつ確実に誰もが必ず身に付けられるモノがある…それは筋力だ‼︎筋肉の付きやすいにくいは個人差こそあるが必ず誰でも手に入れられる 筋力は咄嗟であろうが殴り合いだろうが掴み合いだろうが必ず効力を発揮する一番確かな武器なのだ ある感覚が僕の体を動かしていた…変わるかもしれない…もし変わるなら今しかないそんな気がした 一時の安堵 口上が長くねえか? ボクシングを路上ストリート用に特化カスタマイズした究極の技術を持つ男…それが路上のカリスマ伊沢マサキなのだ‼︎ 逆に言えば勝つなら前へ行くしかねえ‼︎ ただフットワークってのは逃げ回る技じゃねえ攻撃の為に有利な位置を取る為のモノなんだ パニックに陥った奴を仕留めるのは簡単だ 踏み出したらすぐ後足を引きつける…同じバランス… 随分大仰な構え 手刀 謀りやがった 空手は''弱い''の代名詞なんだろう色帯なんて気にすんなよ 空手の手の動きで特徴的なのは受けた手がそのまま攻撃に使用される場合がある事だ 自殺する少年達の多くが『御免なさい』と謝って命を絶っている。優しい子だったのだろう。自殺に追いやった対象への怒りよしはむしろ、自身の悲しみに彼らは支配されてしまったのだろう。人間の感情には''喜怒哀楽''がある。''怒''も重要なファクターである事は間違いない。怒るにはエネルギーを使うし、コントロールも難しい。でも起こった方がいい…死ぬよりは。大人も子供も。

  • ユウの過去。
    自殺しようとも思ったのね。。。
    そこから、
    暴力を振るわれる側から、
    興味で、
    読んだボクシング入門を読んでストレートをマスターしたのか!
    ありきたりな奴でした。

    ユウとマサキが邂逅。
    まさかの、
    ユウと岩戸さんの邂逅と、岩戸さんからのまさかのアドバイス!
    次は、
    空手との対決かユウ?!

  • 何か一つのことを続けること。それは何より難しく何より尊いものだと思う。そしてそれを成し遂げたとき一番得るものが大きいだろう

  • 格闘技好きにはt(ry
    それ以上に今、[大人の世界]から見る事の出来ない[少年達の世界]がまざまざと描かれている作品です。

    主人公である神代ユウと自分の人生がちょっと重なっているんじゃないかと感じ始めた今日この頃。

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著者プロフィール

東京都出身。代表作に『ホーリーランド』『自殺島』『デストロイ アンド レボリューション』など。

「2023年 『創世のタイガ(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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