3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 5 (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592140108

作品紹介・あらすじ

「3月のライオン」神宮寺会長の青春の日々を描く、唯一のスピンオフ!
打倒「将棋の化物」田中名人を心に秘め、将棋道を邁進する神宮寺。田中名人の振り飛車に対して秘策を練り上げる神宮司は振り飛車使いの真剣士・小山と対局する!時代がうねりをあげる第5巻!!
2017年9月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 人物描写が濃厚で、昭和の色々なものが混じり合い匂い立つような雰囲気が良い。
    まさに灼熱の時代。
    一皮むけた感じの神宮寺。

    本編では桐山くんの前では割と愉快な大人な感じなのだが
    こうやって色々な過ちや挫折を乗り越えてきているというのが
    人間、人生というものを考えさせられ印象深い。

  • 香織さんの過去はそういうことだったのか。

  • 名人を倒すため、過去の自分を乗り越えるため、若獅子神宮寺の挑戦は続きます。
    居飛車穴熊・泥沼流で名人へと挑む準備を始めた神宮寺の下へ訪れたのは、真剣師の小山直毅。名人と同じく振り飛車を操る棋士です。
    プロ棋士とは戦いの舞台は違えど、実力は折り紙付きの真剣師。花山八段の紹介でもあります。神宮寺のレベルアップに一肌脱ごうなんて親切心だけではないですが、そこはありがたく頂戴して高みへと昇るだけです。
    彼との戦いで得た一手が、名人への一撃となりますか。時代を変える一手となりますか。再戦待つばかりです。

    小山の真剣師としての実力さることながら、ヒモとしてのたらしっぷりにドン引きしちゃいました。

  • ありとあらゆる棋譜を金を出して?き集める田中名人。関西から流れてきた真剣師を居候させ、対振り飛車の研究を進め、ついに泥沼流居飛車穴熊の極意を編み出した神宮寺。朔の、退くことはあっても逃げることはない、という言葉が力強く。ナオの、どうせあたしは卑しい卑しい真剣師、と独語しながらもだからこその誇りを背後に感じ。次は編み出したものをぶつける展開なのか。

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