吾輩ノ彼ハ馬鹿である 1 (ジェッツコミックス)

  • 白泉社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592140368

作品紹介・あらすじ

「バンブーブレードB」のコンビがお届けする新感覚彼氏コメディ。軽く想像の斜め上を行く程おバカな二ノ宮くんに彼女のアコミは振りまわされっぱなし!? 2013年12月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 笑い転げるほど、理屈抜きの面白さがある訳じゃない
    けど、個人的には満点
    画が巧い、テンポがいい、オチがキレてる、とコメディ漫画に必要な三拍子が揃い、なおかつ、その力関係のバランスが整っている
    ちょっと適した言い方ではないかも知れないが、頭のイイ人間が考えたコメディだなー、と思った。もちろん、これは皮肉などでなく、褒めているので、あしからず
    変顔のインパクトや、大声でギャグを叫んだり、品のない下ネタで一周回った面白さで、読み手を笑わせる作品、それはそれでアリだが、今イチ、好きになれない
    『B.B.JOKER』や『一人で生きるもん!!』、『春になるとウズウズしちゃう』のような練ったネタや言葉戯びのセンスが高い四コマが好きな私としては、この『吾輩ノ彼氏ハ馬鹿である』のような小さい笑いのツボを連続して配置し、ジワジワと読み手の中で笑いを溜め、ラストで一気に、鋭さと重みのあるオチで炸裂させるストーリー形式の作品は大好きだ
    あくまで、私が作品を読んで感じた事ではあるが、原作を担当していらっしゃる土塚先生は、“考えて”笑いを作る計算型タイプなんだろう。本能や直観任せで、読み手の笑いのツボの中でも最も弱い一点を突いてくる実戦タイプの先生らと比べれば、確かに、一発の重みは欠け気味だが、確実に読み手の心を打ってくるのであれば、結果的にはKOを得られる。どっちが優れているか、は決められないが、心の中が鬱々としていなくて、じっくり楽しみたい時は、このタイプの先生が創った作品がイイのだろう
    ちょっと話が逸れたが、この作品は腹打ち、特に肝臓付近に貰った時のように、時間が経つ毎にジワジワ効いてきて、読み終わった後に、思い出し笑いが襲ってくる。下手をすると、電車の中やエレベーター内でも容赦ないので、正直、注意は必須
    どの話もレベルが高いのだが、私の腹筋を断裂させかけてくれたのは、『二ノ宮くんとゆかいな仲間たち』
    最終的な感想は、これ
    超絶級のイケメンは尋常じゃないバカであろうとも、許されてしまう生き物

  •  連載方式から考えても仕方ないとは思うのだけど、一冊としてのストーリーに欠けているのは残念かな。
     一つ一つのギャグには見るべきところがあると思うけど、かなりストーリーは緩い感じ。

     正直、場違いな感のある本選びをしてしまった気がしてならない。リアリティの選択といい、小中学生が対象の作品だったのかな?

  • 笑えたw

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