軍師 黒田官兵衛伝 3 (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 67
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592140634

作品紹介・あらすじ

本能寺の変、起こる。織田信長にまさかの謀反、首謀者は明智光秀。秀吉&官兵衛軍はその知らせに衝撃を受ける。だが天才たる官兵衛にとんでもない策が舞い降りた!最も早く光秀を討った者が天下人だ!天才軍師を描く戦国ギャグ、 第3巻!
2016年7月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 佳境、天正十年を描きます。官兵衛の進言により、秀吉の天下取りがはじまる。

    第3巻は、高松城水攻めから、本能寺の変。中国の大返しから、山崎の戦いの直前までを描きます。

  • 戦国時代の軍師、黒田官兵衛。
    本能寺の変から中国大返しまで、西へ東へと歴史が動く。官兵衛の冴え渡る知略が秀吉を走らせる。
    明智光秀が少し可哀相。

  • 信長の例の件が描かれる巻。

  • 明智光秀が謀反の後、誤算に次ぐ誤算で打つ手が無くなっていく描写が読ませる。
    本当に1582年は激動の年だ

  • 本能寺の変かぁ~

  • ここまで来て明智光秀くんが可愛いすぎる……

  • 高松城水攻めから本能寺の変までの流れ。
    2巻で見た官兵衛幽閉や鳥取城渇え殺し(籠城攻め)のような
    惨たらしいことがなかった分、今回はさらに緊迫したものが
    展開していました。
    秀吉が信長の死を受け入れられなかったのも、無理はないんだろうな…これから山崎の戦いか。どうなることか。

  • 大袈裟でも誇張でもなく、日本の歴史が大きすぎる動きを見せた瞬間が描かれている
    決して、バカにしている訳じゃないが、四コマ漫画って形式で、こうも、日本史の中でも五指に入る大事件を、「ドン!!」とインパクトを欠けさせずに表現した重野先生、さすがである
    これは、あくまで私が感じた印象に過ぎないが、重野先生、この(3)、描くのが楽しい、だけじゃなかっただろうな。自分の憧れを最大限に注いでいた織田信長って大きすぎる英雄が、明智光秀に討たれる様を描いていた時は、どんな表情をしていたんだろう。浦沢先生、今度の取材相手に重野先生を選んでくれないかなぁ
    しかも、この『軍師 黒田官兵衛伝』は、あくまで、『信長の忍び』から派生した作品。本家で、本能寺の変を描くとなったら、半年ぐらいかけて、ジワジワと胃に穴が開くんじゃなかろうか。でも、重野先生なら、リアルな命と、漫画家としての寿命を削る覚悟で、『信長の忍び』を見事に完結させるだろう。その時が楽しみだ
    一人の英雄の死は、新たな英雄が日本史に名を遺すキッカケとなるもの
    これまでの功績で、秀吉は確実に名を上げてきた。しかし、それはあくまで、信長に従う一武将として。信長が覇道から降りた事で、今度は、秀吉がその道を歩みだし、なおかつ、信長が見た未来とは異なる理想に向かって、仲間と共に向かい出した
    そんな彼を、軍略で支え、日本一の軍師になるのが黒田官兵衛だ
    清水宗治が城主を務める、備中高松城への水攻めは、数ある攻城戦の中でも、かなり有名だ。桁外れの兵数や、尋常じゃない威力の武器を上回る自然の力を味方にして、味方だけでなく敵の被害も減らして城を落とす、こここそが軍師の真骨頂と言えるだろう
    毛利との和睦でも、ある意味、悪癖とも言える、自分の命への無頓着っぷりを大いに発揮しており、彼の底知れなさも毛利方にしっかり伝わっている
    とは言え、事はまだ終わっちゃいない。そんな官兵衛を筆頭に、有能な人材に支えられている秀吉の天下取りへの一歩は、謀反者・明智光秀を討ち取ってこそ、やっと、“地面”に跡がつくのだから
    しっかし、本能寺の変で信長の屍が見つからなかった、と聞くと、覇王としての矜持で灰も残さなかった、じゃなく、他の世界で大暴れしてるんだろうよ、と妄想しちゃうのは、やっぱ、アレの読みすぎか?
    この台詞の引用に選んだのは、信長とは違う、王の姿を、確かに秀吉に視る事が出来るから。王となる人間の条件ってのは色々あるだろうが、やはり、キツい時に自分の限界を突破するだけでなく、素直に仲間や部下の力を借りるって決断を下せるか、は外せないな

  • 遂に本能寺の変!「信長の忍び」より先だが、さらっと、しかしこうなるのかな、という風に描かれている。
    いつかはあのマンガも終わりが来るんだなあ、と少し悲しくなった。

  • うわ〜この本能寺は〜〜(T_T)もう泣いちゃいそうなのに笑いを入れる絶妙さは流石。秀吉の表情はもう堪らないなぁ。官兵衛でこれだと信長の忍びではどうなっちゃうのだろう?少し怖いなぁ。とりあえず官兵衛の1・2巻再読してもう一回3巻読もう。

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