ブライトの憂鬱 2 (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592142003

感想・レビュー・書評

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  • 「私を月まで連れてって!」の続編です。
    で、子どもの世代の続編というのは、まあ、よくある話なんですが、この「ブライトの憂鬱」のすごいところは、今作の主人公は、前作の主人公の子どもではないというところ。
    題名通り、パーフェクトレイディおヤエさんの子どもブライトが主人公なのです。

    前作は、そのブライトが、妹離れをする話。そして、今回は、ついに彼の前に運命の恋人が!!

    さて、ブライトは、おヤエさん似のしっかりタイプです。でも、おヤエにとっては、そこがものすごく危うく、不健康に見えて、悩みの種なのです。
    おヤエさんみたいな人でも、子育てには悩むんだなぁと、とっても感心したのが第1巻。

    今回は、彼が決して思っていたほど孤独ではないということを理解するというお話。

    おもしろすぎるので、夢中になって読んでいると、ちょっと自分の家庭が不和になりかけました(笑)

著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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