トムソーヤ (ジェッツコミックス)

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著者 : 高橋しん
  • 白泉社 (2007年8月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592142812

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トムソーヤ (ジェッツコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 大人になって、中学生の悪ガキに「仲間」って言われるのってどんなに嬉しいんでしょう。このひとの登場人物ってどんなに設定がシリアスしてよーが現実離れしてよーが、親しみやすくておばかで抜けてて憎めない。

    色んな心模様が、子供の必死さと大人の歯がゆさ、二人の人物によって描かれていて胸がぎゅっと締め付けられてしまう。子供の目線で大人ってわかってくれない!と思ったり、大人の気分で子供って残酷だなあ!と嘆いたりできちゃう。

    この本一冊が丸々夏休みのボリュームです。ぎっしりたっぷり、でもあっという間で儚い。またカラーの青がね、鮮やかです。

  • 夏休みの大冒険。

  • 母の葬式のために戻ってきた町。よそ者の自分に対して冷たく感じるその町で、同じくよそ者だけどやんちゃな中学生と出会い、無謀な、楽しい冒険の夏が始まる。

    「トム・ソーヤー」と「高橋しん」の組み合わせってどうなんだろう?…と思って購読。読み終わってから「トム・ソーヤーの冒険」をまともに読んだことがなかったことに気付き、本書の後にそちらも読んだ。

    初読の感想は、主人公で美大生ハルのフワフワと足元のおぼつかない感じとかタロたち中学生の子供っぽさの過ぎる行動が目につき、問題が次から次へと起こるゴチャゴチャした物語だなぁといったものだった。ただ夏休みの、その期間だけのキラキラした風景だけが印象に残るだけという。
    けれどその後「トム・ソーヤーの冒険」を一読して、改めてこのお話が現代版「トム・ソーヤーの冒険」なんだと納得。うまいこと現代日本という舞台に「トム・ソーヤー」を落とし込んだなぁと感動した。ゴチャゴチャしてると感じていたお話も、「このエピソードをこんな形にしたのかー!」とうんうん頷きながら読み返した。

    ハルが主人公だけど、描かれているのは少年時代のキラキラと光る一瞬。表紙カバーイラストのように。
    女性誌の「メロディ」掲載作に加筆修正されたものとか。ハルの元の生活がどんなだったかとか男関係がどうとかの深いツッコミも無く、ほんとに少年たちとの冒険がいっぱいだったので、これが女性誌に掲載されてたことにビックリ。

    表紙カバー下は古い革の本のようなデザインでした。

  • 夏になるたび読み直している。繊細な線と光のぐあい、透明な笑顔・・・それから、大人の中にもじつはある、ちょっとしたいたずら心や冒険への憧れ、好奇心。描かれているそういうものに、心くすぐられる思いがする。

  • 未レビュー消化。ずっと夏のまま宝物を探して生きていたいような人たちの話。高橋しんの描く夏はどの作品でも光り輝いていて太陽や水、草花など綺麗な背景が彩っていて大好きです。内容で一番印象に残っているシーンは最終話。子供時代の輝いてた季節からの卒業を描いた最終話ではハルの旅立ちを示唆した絵のシーンで甚く感動した記憶が残っています。

  • 予想以上にしっかりトムソーヤ。子供だって別に何も考えていないわけじゃない。ただ、優先順位が大切にしたいものが少し大人と違うだけだ。狭い世界ではそれが全てで、他を知っている大人からわかる大人の言葉は説得力を持たない。

  • 夏の暑さとか
    体にまとわりつく汗とか
    風の通り抜ける感触とか

    大人になりたくない大人のはなし

  • 素敵な作品。 ただ、高橋作品にしては、物足りなさ感じる。。。。カナ...

  • 大人になったら忘れてしまう物語。
    大人にはなりたくない。
    子供の心をなくしてはいけないな。

  • ☆☆☆この季節に読めて良かった(^ ^)

  •  小ネタにあふれる漫画。

  • 最終兵器彼女で有名な高橋しん先生の一冊。
    マーク・トゥエインのトム・ソーヤをベースにしているみたいですが、原作を読んだことがないのでどのようにリンクしているのかはわかりません。

    マンガにしては分厚く、ストーリーも(SFモノ等と比べれば)あまり起伏がないので子どもにはオススメできません。大人の為のマンガ。

    しん先生の他の漫画と比べて、とても自由に楽しんで描かれているように感じます。

  • 一人暮らしを始めたころに買った本。
    引越しのさなかに出てきて、実家に戻ってきてからあらためて読み直した。

    美大生ハルと中学生タロの、ひと夏の冒険の物語。
    ほんっとに、「夏休み」という感じ。
    一冊完結ということもあって手ごろ。読了後の爽快感もなかなか。

  • 高橋しん氏の作品は大好きな私ですが、本作に関しては残念と言わざるを得ないと言うか・・・。
    他の「高橋しん作品」に比べれば、明らかに完成度が低いかなぁ・・・。

    主人公【ハル】に関しては割と丁寧に描かれているけど。
    相対するメインキャラである【タロ】とか、そのガールフレンドである【ハナ】のキャラ付けとか立ち位置が
    どうしても中途半端に感じる。

    「作品の持つ空気」みたいなのが、あまり感じられないのも、そのせいなのかなぁ・・・。

    詰め込みすぎなのかもしれない。
    もっとページ数があって、丹念に描かれる部分が増せば違ってきたのかも。

  • すきーーーーーいい

  • 夏が来ると読まなければならないような気になる作品。

    どきどきとわくわくと、現実が入ってる。

    まさに、夏。

  • いつから、大人になったんだろう。
    リスクを想定して、それに対応する方法も考える。
    そんなんじゃなかったなぁ。
    行き当たりばったりで行動して、後の事なんて考えてなくて、
    怒られて大人は卑怯だって愚痴った。

    大人なんて年齢じゃない。だからこそ線引きがわからない。
    変わっていないと思っていたのに、いつの間にか大人になった。
    いつから、大人になったのだろう。
    そんなことを考えさせられた。

    グッとくるね、この懐古主義。ノスタルジーは永遠に。

    ―あの夏は、あたしの、最後の夏
      本で読んだような小さい頃なれるとうたがいもしなかった
      くり返すことのないあたしの少年の季節

      さよなら。

      トムソーヤ
      君は、
      あの夏の名前。

  • こういう世界観は好き。子供のころに失った何かを思い返して泣きたくなる。

  • 心の隙間をついてくるんだよね。

  • 何度も読みたくなる。
    出会えてよかった作品のひとつ。

  • 夏になるとすごくすごく読みたくなります。
    年月が経つごとに、読める視点も変わって新しい発見があったりもします。
    忘れそうになっていた大切だった物事を思い出したり、懐かしく少し切ない気分にさせられます。

  • すてきな少年期
    一度限りの夏

  • 雰囲気が好きです。
    ただ表紙の絵が一番雰囲気が良かったりしますw

  • 本家トムソーヤは未読ですが、こどもの頃を思い出しました。
    色々と忘れていました。
    いつの間にか成長していたんだなあ、自分。

  • 大好きな高橋しん作品。
    うわ。すごいきれいな表紙。
    本屋に並んでるのを見て、迷わず購入。
    なんだかね。夏の匂いがします。
    そして夏の終わりの切ない感じ。
    「トムソーヤ 君は、 あの夏の名前。」
    2007読了

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