九月病 (上) (ジェッツコミックス)

  • 白泉社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592142829

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて購入、ちょっとえろくてビビった思い出。
    しかしおかげさまでばっちりシギサワカヤにハマったよ、何このどす暗さ。
    癖になりました。

  • 2010 5/8読了。ACADEMIAで購入。
    『つめたく、あまい。』を読んで他にもシギサワ作品を読んでみたくなって買った。
    ご多分にもれず、海老沢さんが好き。

  • ただ その場の 快楽を
    分かち 合うだけ

    ああ・・なんか・・人ってこうなんだよね・・。

    そんな人間の精神をまざまざと見せつけられる作品です。
    愛情も友情も感情も・・それは全て『情』でしかない。

    それは日常に潜む狂気
    人間が持つ内側は結局、見る事はできないから。
    何かに確信を持つことも正解を導き出すこともできない。

    欲しいものに すぐ手を伸ばすのは、 いけないことですか?
    兄と妹がたどる、 終わりの見えない 愛の道程。

    相手の望む姿に応じてしまう
    それでしか相手を幸せにできないから。

    だってそれが『あなたのしあわせ』だと思うから。

    たとえそれが誰だったとしても・・。
    仮に兄と妹だったとしても・・。

    でも、その『行為自体』が相手を最も傷付けてしまう。

    その『行為』がたまたま
    キスだったり セックスだったり 束縛だったり 呪縛だったり
    しただけで・・。

    誰よりも優しくしたいのに、優しくできない。
    誰より大事なのに、自分が一番傷付けてしまう。
    誰よりも幸せをになって欲しくて『あなたのしあわせ』を願っているのに
    自分の想いは『あなたのふしあわせ』を願うものでしかない。

    そんな不器用な兄と妹と彼女と同僚の彼女のお話。

    上っ面を攫うように読むのは簡単。
    でも理解(わか)る事は難しい。

    永遠に理解(わか)る事が出来できないかもしれない作品の上巻。

    好き嫌いが分かれるのも当たり前・・でも好き。

  • 「早千可愛すぎるだろ普通にやっべーぞ」
    「さすがの俺でもそれはないわ」

    って言われた だけど早千愛してる


    なんだろ、ぶっこわれた人が読むととってもいい気分になれるよ!

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