大奥 4 (ジェッツコミックス)

  • 白泉社
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感想 : 136
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592143048

感想・レビュー・書評

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  • 待望のシリーズ第4巻。

    家光と有功のその後の展開に続き、四代将軍・家綱、五代将軍・綱吉の時代へと物語は移ってゆきます。

    実際の歴史ときちんとリンクしているところがすごい。
    いまさらだけど、ちゃんと観てなかったテレビシリーズの『大奥』をコンプリートして、この『大奥』と比較してみたくなりました。

    ホントにホントに面白い。

    今後の展開にますます期待大。目が離せません。
    誰にでもオススメしたい作品です。

  • 今回は3人の女将軍達の話。
    皆それぞれ、色々あり…。
    続きも楽しみに読みたい。

  • 本巻は有功と家光の愛の昇華、二人の大奥総取締の話、四代将軍家綱の恋、有功の部屋子で家光の側室すなわち玉栄こと桂昌院の変貌、そして今後もキーパーソンとなる右衛門佐等、盛り沢山の内容となっている。本物の歴史よりある面、面白いかもしれない。加えてテレビ版の方も作りが素晴らしく、映像の華美だけではなく人間関係のドロドロさに拍車がかかっている。時代劇って本当に面白いですね。

    テレビではまず、哀れな吉沢悠(牧野成貞の夫)に目が行った。2人の御側用人柳沢吉保(倉科カナ)と牧野成貞との水面下の争いの犠牲となった。綱吉が牧野邸で堂々と元カレ(牧野成貞の夫)と32回も御成りする。挙句の果てに息子まで頂戴する。なんともいやはや。しかし、吉沢悠、老けたな。初老の設定の役柄にピッタリと感ずるも、ちょっと物悲しい。
    竜雷太(桂昌院)はNHKの大富豪同心(毎週日曜の早朝)でも良い味を出しているが、こちらでもはっちゃけた素晴らしい演技をしていて、ご褒美として倉科カナとの絡みを戴いている。実に羨ましい限りである。しかし、あの玉栄はどこへ行った?竜雷太の脚が見えたが典型的な老人の脚(異様に細い脚)をしていた。これには興ざめしたが、反面ドロドロとした関係性は予想以上に表現できていた。
    山本耕史(右衛門佐)は今巻ではまだ大人しいが、次巻以降での活躍に期待したい。

  • 2012 2/13読了。ブックオフで購入。
    巷で噂の男女逆転大奥絵巻。
    1-4巻までまとめて買ってきた。

    若年を中心に男性のみがかかる疫病・赤面疱瘡で男女比が1:4まで激変した、という設定で江戸初期~中期までを描く架空の大奥物語。
    8代将軍(女性)・吉宗が将軍位に着いて大奥改革に乗り出す最初のエピソードから、その吉宗が過去の変遷を知る家光・家綱・綱吉(途中まで)の話まで読んだ。

    よしながふみの描く美男・美女ってなんでこうため息がでる感じかね(特に美男)・・・と思ったが、他キャラとの差がはっきりしているってのもあるのかも知れない。
    万里小路有功とか本当、やばい。
    一方でこの4巻で主役に躍り出る綱吉のまあ、色っぽいっていうかエロっぽいというか。なんだこのサークラーオーラ。スイーツ(笑)



    ・・・ところでじつはブックオフでは5巻まで買ってきたつもりだったのだが、カバーだけ5巻で中身4巻という謎トラップをしかけられ・・・誰だそういういたずらする奴はー。チェックしろよブクオフー。

  • 10月クール TBS系 連ドラ化、12月、松竹系にて映画化公開。原作本
    ※ツタヤコミックレンタル貸出にて 堺雅人さん主演(ドラマ…有功役 映画…右衛門佐役)

  • 綱吉も家綱も悲しい。

  • 最近、続きが一番楽しみなまんがのひとつ。
    コミックス待ち遠しい。

  • 家光編が今のところ一番泣ける。

    死ぬ間際にお互いへの愛情を語り合うなんて切なすぎる。

  • 今回、激しいです。うーん辛い。
    何かひとつ良かったことがあったとすれば、有功が長生きしてくれてよかったことくらいだろうか
    歴代将軍、次はどんな女性なのかと楽しみにしていましたが、綱吉様…恐ろしい人でした。牧野家が哀れでならない…
    吉保もいいキャラしてます。

  • 面白かった!

著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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