大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)

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  • 白泉社 (2009年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592143055

大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)の感想・レビュー・書評

  • レビューを書くのが難しい本です。だって次から次に見どころ読みどころで、何から語っていいのか分からなくなるのです。
    だけど無理やり書いてみると・・・
    子を産む道具だった綱吉の悲劇を書き切ったこと。男の将軍だって子種がなければ政治不安を招いたろうけど、男将軍なら女の気持ちなどかまう必要はなかったわけで。相手をその気にさせなければ始まらない女将軍のつらさは、よしなが版大奥でなければ語りえなかった部分です。
    そして有功を崇拝したがゆえの桂昌院(玉栄)の運命。綱吉に養子ではなく実子をと求め続けたのは、有功を蔑んだ順性院(お夏)の孫を世継ぎにしたくなかったため。生類憐みの令を出したのは、有功の部屋子時代に猫を殺めたことが綱吉に祟っていると信じたため。みんな有功に信望したことから発したこと。なのに永光院(有功)は清廉に、桂昌院(玉栄)は迷いと悔いの中に老いを迎えている。「憎たらしいお方や」と言いながら有功を恨まない桂昌院(玉栄)は、悲しい、哀れな、身近に感じる人物です。
    さらに秋本! 一見恬淡としていながらしぐさに愛嬌があって用心深い切れ者。こんな過去というか裏があったとは。
    他にも柳沢吉保と吉宗の「証を」シーンとか、赤穂浪士の話とか、何というか真に迫っているんですよ。
    私は、よしながふみがいる時代に生きられてよかった・・・・。

  • 発売と同時に購入&読了してたのに、5巻のレビュー書いてませんでした。

    物語は、五代将軍・綱吉の時代がメイン。
    「生類憐みの令」や「赤穂浪士の討ち入り」等、史実に基づいたエピソードも盛りだくさんで、歴史の勉強にもなりそう。
    登場人物もどんどん増えてきて、それぞれの思惑が入り乱れて、どんどんストーリーが複雑になっていく。

    永光院(有功)と桂昌院(玉栄)の再会のシーンが印象深かったです。

    何度でも読み返したくなります。文句なしの☆☆☆☆☆。
    ホントにホントにオススメです。

  • 2012 2/19読了。WonderGooで購入(古書)。
    綱吉編の続きから。右衛門佐は総取締としての地位を確かにする一方、綱吉の治世は迷走し、生類憐れみの令、そして赤穂浪士の討ち入りへ。
    まさかここで今更、桂昌院の若紫殺しのエピソードが出てきて生類憐れみの令につながるとは。
    浅野内匠頭と吉良上野介のすれ違いも、内匠頭が男性で吉良が女性で、感性のすれ違いで起こった・・・って感じだと吉良が何も悪くなく見えるから不思議。

    綱吉の過去回想での柳沢吉保との経緯(桂昌院との逢瀬を目撃される⇒忠義の証に綱吉が吉保の膝に小刀を突き立てて、吉保があえぐ)が、なんか凄い痛いことをしてるはずなのにとんでもなくエロく見える。

  • 登場人物みなが魅力的だけど綱吉が可哀想でかわいい。救いがない話が多いけど重苦しくなく読めるよしながふみの絵柄や独特の間が素敵。でもやはり発想だけでなくてストーリーが素晴らしいとおもう。
    ラストも考えてるだろうし、一年に一冊の単行本ペースでなんとか10年以内に最後まで読めるといいなー。

  • 12月、松竹系にて公開。映画化原作本 ツタヤコミックレンタル貸出にて 堺雅人さん主演(右衛門佐役)

  • 私綱吉さま好きだよ…。

  • 1巻で玉栄が手にかけた若紫がここになって出てくる。
    すごい伏線!!
    まさか1巻のあの出来事が「生類憐みの令」につながるとは・・・!

    赤穂浪士のお話もちゃんと自然に入れてくるところもさすが・・・。
    男女逆転してるのにちゃんと歴史的事件を入れてくるところはさすがだと思う。

    「月のものなどもうとうにきておらぬわ・・・!」のシーンは衝撃だった。
    若く見えるから全然わかんなかった。
    それでも父親のために続ける綱吉が切なすぎる。

  • 右衛門佐の綱吉様への共感と慕情、吉保の執着心も見えつつ、どれも綱吉本人にはしっかりとは届かず…
    壊れきった玉栄と生類憐れみの令のくだりはかなり辛かった。
    歴史をしっかり知っているわけではないのですが、この先もこういった悲しい運命ばかりなんだろうなあ

  • 綱吉の、壊れていく描写がすごい

  • みんな、むなしいなあ

  • 再読。綱吉の生き方がかなしいね

  • 2011/05/09:コミックレンタルにて読了。

  • 有功と玉栄の再会で泣いた

  • 読了:2011/2/13

    若紫…そこに持ってきますか…もう唸るしかない。

    綱吉の狂った高笑いの場面が好き。
    綱吉の孤独と、理解されなさと、自虐が、狂気の笑いに乗せられてこちらの世界に届くかのよう。

  • 男女逆転の舞台装置は二次的な要素に過ぎない。各々の立場ならではの逃げられない矛盾と葛藤、諦め。飛び抜けて写実的とは言えない画風なのに、目つきが異なる感情を雄弁に物語る。黒インクだけの画面なのに自害の場面などは生々しく、血を吸った畳やその匂いが浮かぶほど。
    五巻まで読んで一番リアルだったのは、大奥を牛耳る藤波(男)が声を荒げ、切れ者の加納久通(女)が思わず口を閉ざし、殿方は声が大きいと洩らすところ。普通の大きさでも済む場面で男性が繰り出す大声は、相手をねじ伏せ恐怖感を抱かせる。無力感を感じる瞬間。この漫画で最も現実を感じた部分だった。

  • 憲法を勉強する人にもぜひ読んでほしい一冊。

  • パラレルなのに時代の辻褄あってるし、その時代の人の哀しみが描かれているなぁと。家光には有功という救いがあったけど、綱吉には救いがない。松姫もなくしちゃ甲斐もない。狂うわよね。将軍としても母としても娘としても辛い立場だった。吉宗との出会いが、早ければ救われたのかな?と思ったけれど、史実と違うので思っただけです。

  • はぁ………(嘆息)。

  • 家光も切なかったけど綱吉もまた辛い…
    <犬公方>と呼ばれた5代将軍、女将軍綱吉。
    たったひとりの子を失い、また子を産むためにさまざまな男に抱かれ
    どんどん虚ろになっていく姿が…
    最後に吉宗の登場に救われた。
    次の展開がまた楽しみ。

    2010.10定価購入  /  2010.10.30読了

  • つなぎの巻。見覚えのある人がちらほらと。

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