- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592143093
作品紹介・あらすじ
八代将軍吉宗の遺志を継ぎ、長崎から来た青沼、そして田沼意次・平賀源内が、今なお猛威を振るう赤面疱瘡の解明に挑む──! 2012年12月刊。
感想・レビュー・書評
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実写化したところで面白さは伝わらないと思うんだけどなぁ
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うかうかしてる間に新刊が出ていた。
もうこのあたりの歴史、完全に忘れてる・・・(泣) -
何となく史実(源内と意次の)を知っていると、この後の展開は少なからず分るが、それでもそれを“読ませてくれる”だろうという期待感がこの作家さんにはある。
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かっこいいヒロインもヒーローもいない9巻。だから地味な人たちの輝きが見えます。
混血であることへの差別に負けず、医学に燃える吾作。家治の正室五十宮がみた学問の夢。吾作だからわかる五十宮の夢の楽しさと儚さ。
大奥全編の中で、決して長くはない五十宮の出番ですが、忘れ難い人物となりました。
次の巻がまた江島事件のような展開になりそうで、気が重い終わり方です。しかしそこはよしながふみ、陥穽をどう魅せてくれるか、恐いもの見たさで待ち望む10巻です。 -
赤面疱瘡の原因を解明する動きが大奥内でも生まれる。その多くでは、田沼意次が老中となり目立つ裏で、将軍争いがヒートアップしはじめる。そんな中をのびのびと動き回る平賀源内。史実でもこんな色男?だったのだろうか。
男女逆転の状況をどのように男女同数に近づけるのか。物語も佳境に差し掛かっているが、続きが気になる。吉宗が望む社会とはどのような社会だったのだろうか。 -
昨日何食べたと連続で読んで、全く別世界なのがすごい。同じよしなが作品だってことを、少し忘れてしまう。
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物語も佳境に。ほんとによく作り込まれています。感染症や漢方薬の説明も「納得」で、すごい勉強ぶりに感動です。ただ、物語が作り込まれすぎているのか、初期のぶわっと感情がほとばしってくるような感動は、、、
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竹蜻蛉は源内が初めて作ったものと言われている これはあたしがオランダ渡りの医療用の機械を修復したものでエレキテルと申すもの 「人は未だ病を完全に防ぐ術を見つけた事は無いのです…」 老中田沼意次の誕生である 題名だけは解体新書と名付けたものの作業は遅々として進みませぬ その中でそなたの講義を聞き異国に思いを馳せている時だけがその空しさを忘れられる唯一の時間であった 近代以前の人類にとって最大の恐怖は病と怪我である_あっけなくそれで人が死ぬからだ 越中守神様如何やらあなた様はご自分が明君吉宗公の御孫様で在られる事が御自慢みたいですね 古くから清国では痘瘡…つまり天然痘を防ぐ為に「人痘」と呼ばれる方法があると聞いたことがあります