ベルセルク (33) (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592144335

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  • 激しい死闘の末、エルフヘルムに船出した一行。
    その船上でロデリックがガッツに問う。
    「キャスカはあんたにとって一体何なのだ?」と。
    光体となり浮遊するファルネーゼはその言葉を聞いて動揺する。
    同じくシールケも。
    マストに登るキャスカをガッツは救おうとするが、その手から逃れようと船から落ちるキャスカ。
    そのキャスカを救おうと海に飛び込むガッツ。

    その後、何事もなかったようにしているキャスカにファルネーゼは心の中を爆発させる。
    「・・・どうして」
    「死にかけたんですよ!!あの人は・・・!!」
    「あなたのために何度も何度も傷ついて・・・!!」
    「傷だらけになって・・・!!」
    彼女の心の声はそのまま私がずっと思っていた事だった。
    一方シールケはガッツがキャスカを思う深い愛情にふれながら、
    「・・・それでいい」
    「もう持っているから
    わたしとあの人だけの・・・
    だから・・・」
    と思う。
    何ていじらしい二人!

    また今回はロデリックがイースの「航海王子」として海賊を撃破。
    その姿も感動的だった。
    何がいいって、やはり彼が人間だという事がいい。
    特別な能力とか、魔力とか、転生だとか、そういうのを使わずに自分の持ち味を生かして敵を撃退する。
    生身の人間だからこその感動がそこにある。
    ファルネーゼをなぐさめる彼の姿は魅力的だった。

    一方、グリフィスに恐れをなしたクシャーンのガニシュカは転生器に身を投じ更なる転生を果たす。
    それは終わりの魔獣。
    世界の理を終わらせるもの。
    その魔獣にグリフィスと鷹の団は戦いを挑む事となる。

  • 早死にするか、さっさとどっか行くかと思ってたロデリック船長殿が大活躍。かっこいいなぁイースの“航海王子”!!何か相手の海賊も2度目の登場だけど憎めない…

  • 久しぶりに読み直しで一気読み。
    ガッツの心境を中心に物語のスケール感を再評価した。

  • いっぺんに読むと悪い夢見る。

  • 死ぬまでには完結して欲しい
    それまでは読んでいたい。

  • 10年以上続いているファンタジーマンガ。
    最近は1年1巻くらいのペースで出版されている。
    毎年待ち遠しい。

  • これは『蝕』以降、久々にキタ!という気持ち。
    ガニシュカ大帝がやってくれました。この圧倒的なナニか、がベルセルクだと思う。

  • これまでにない強大な敵に、静かに前を見つめるグリフィス
    どうなるんでしょうかっ!!?
    ちょっ先が気になってしようがないです!

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