3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)

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著者 : 羽海野チカ
  • 白泉社 (2012年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592145189

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有効な左矢印 無効な左矢印
羽海野 チカ
有効な右矢印 無効な右矢印

3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 宗谷名人と桐山くんの記念対局。
    向かい合って指している2人だけに聞こえる声に頼らない会話のようなものがあるのかな。
    魅了されたかのように棋譜をみつめる桐山くんが少し心配になったけど、二海堂くんとひなちゃんと、みんなの笑顔が周りにあるからきっと大丈夫。
    ずっと笑っていてほしいなと思う。

    そして柳原棋匠と島田八段の棋匠戦は、もぅ、格好いい!
    こんなにすごい戦いなんだからポスターももっとすごいの作ってください!
    (「天国からいつも見守ってるよ」的なポスターもときめかしいけれど‥)

    次巻は二海堂ワクチンの続報と桐山くんの部活動風景があると嬉しいなぁ。

  • 「早くぅ~、早くぅ~。次は『信長』が待ってるんだから」って、
    読み終わったそばから持ってかれちゃった。
    高2と高1の姪達に。
    だから、『3月のライオン』のレビューはパスするかって、思っていたら、
    彷徨の第八巻、感動しました。

    私自身が、登場しているではありませんか。

    「定年を繰り上げてくれって、内示もらってな。5月いっぱいで、退社したんだ……。ま、早い話、リストラだ」
    「―――でも、朔ちゃん、俺は、アンタはまだ、戦ってるんだって思ったら……。いてもたってもいられなくて……。」
    「俺から仕事とったら何が残ってんだ?」
    「こえーよ、朔ちゃん」

    『3月のライオン』、若い人たちだけの物語だと思って読んでいたのに。

    精一杯頑張った人間が、
    最後に辿り着く場所が、
    焼野ヶ原なんかであってたまるものか!!

    そして、涙が止まりませんでした……とはいかずに、
    Chpter79のポスターのエピソード。

    「この楕円の枠がいけないんですかね? なんていうかこう…、卒業アルバムの欠席の人みたいで…」
    「いや…取ったら取ったで、今度はなんつーか…
    『天国から見守ってるよ』的な空気感が出ちゃってさ…」

    久しぶりに大笑い。
    いまでも、思い出し笑いをして、妻に気味悪がられています。

    ここで、笑い飛ばせるうちは、“戦い続けるという事”ですよ。
    私だってまだ、捨てたもんじゃねえですぞ。

  • 人の傷みが分かる人でありたい。
    そう願ってはいるけれど、まだ程遠い。

    このマンガを読むとそんな私でも
    人の傷みが分かるような気になってしまう。

    今回はおじさんたちがメインだったけれど
    読み応えたっぷりだった。
    年をとればベテランとは呼ばれるものの、
    ゴールはまだ途方もなく先だったり、
    折り合いをつけなければならなかったり。
    敵も見方もそれぞれの人生を背負っている。

    『精一杯頑張った人間が最後にたどり着く場所が
    焼野ヶ原なんかであってたまるものか』


    これは勝負の世界だけの話じゃない。


    やっぱりすごい。人間讃歌だ。

    道行くおじさんたちに
    『がんばれ〜』ってつぶやいた。

    私もまだまだ、がむしゃらでありたい。

  • 二つの対照的な戦いの巻。
    前半の、静かな宗谷名人と零の戦いも良かったけれど、後半の激闘の棋匠戦が本当に素晴らしかった。

    筆者の描く物語はいつも「ガチ」で、何か曖昧に諦めたり、斜に構えたり、そういう人がいない世界だ。今回もそう。
    小さな頃から棋士として、これ以上無いほどの努力を続けて来た二人の、大人のガチンコ勝負。

    悩める老齢の棋士と言えば、2巻で松永さんが出て来たけれども。それ以上に深く、14期も「棋匠」のタイトルを保持して来た「化け物」柳原棋匠の、夢破れた仲間からのたすきの重さ、そして自分から将棋を取ったら何が残るのか、という四十にして惑わずとは全く逆の苦悩が、対局を通じて描かれていて、胸に迫る。
    線の細い棋匠が重い重いと言いながら、望むと望まざるに関わらず背負った夥しい数のたすきを、精一杯担いで届けようとする様に心打たれた読者は、きっと多いはず。

    恐らく島田八段と同年代位(もう少し上?)位の、筆者自身の人生にも通じる「託された願い」と「積み上げてきた努力」の物語は、圧倒的な説得力を持っている。

    そして二階堂が復帰して本当に良かった。
    彼には、彼のモデルとなった村山さんとは、違う人生を歩んで欲しいと、切に願う。

  • じいちゃん!(最大の敬意を込めて)

    と思わず握りこぶしを固めてしまいましたよ。
    大好きな島田さんには勝ってほしいのですが、
    今回はやっぱりじいちゃんでしょ。
    さすが羽海野先生、分かっていらっしゃる。

    この漫画を読むと、
    生きるのは何てつらいことかとつくづく思わせられる。
    自分の好きな将棋をして飯を食えるなら幸せじゃんなんて、
    口が裂けても言えませんよね。
    自分の好きなものを仕事にするのは、
    自分で自分に呪いをかけるよなものです。
    どれだけつらくても逃げることのできない呪。
    でも、そこでもがくからこそ輝くことができる。
    いくつになっても輝くことができる。

    自分も自分の仕事の中でもがくしかないな。

  • 泣かなかったw

    宗谷名人は、零をさらに高みへと連れていってくれそうですね。

    柳原棋匠と島田八段との戦いは、地味、地味でしたww

    二階堂が出てくるシーンが好きだった。
    二階堂って将棋を愛してるね。
    そんな二階堂も零を人間的に高めてくれている。
    零と二階堂、末永く棋譜を残していって欲しいです。

    ひなたと零の2人の会話がもっとほしかったな〜

  • いつもながらに感心してしまう。
    何でこんな物語を紡ぎ出せるのかな。
    零くんと宗谷さんの音のない闘い、島田さんと柳原さんの病弱同士の手に汗を握る熱戦。。

    三姉妹の登場は少なめだけど、夏祭りの白玉には思わずにやり、じゅるりと。
    読み終わるのがもったいなくてもったいなくて、ひと匙ひと匙大事にいただきました。

  • 宗谷名人が、音の無い世界に暮らす人であったことが、
    自然に描かれています。
    恐らく勝負のプレッシャーや繊細さからくる
    難聴なのかもしれませんが…。
    名人と桐山くんの、静かな心の繋がりが美しかったですね。

    しかしむしろこの巻の読ませどころは棋匠戦。
    柳原棋匠と島田八段の熱戦が素晴らしかったです。

    なにも背負ってこない人生は、気が楽ですが薄い。
    たくさんの事を背負いつくして来た人生は、
    重く、本人には焦土しか見えなくとも、
    その後には緑が芽吹きます。

    まだ柳原棋匠のところに追いつくまでには、人生の年数は
    まだまだですが、重いばかりでなにも残っていない自分の
    人生を思うと、惨めで涙がこぼれそうでした。

    そうして、涙などでどうにかなった気になる、自分もイヤで。

    壊れかけた身体にもこころは瑞々しいまま宿るかもしれないし
    老いていても燃える火は誰もが自分なりに持っている。

    どんな、惨めなひとも、素晴らしい業績を持った人も
    人生を生き抜いていくっていうことは、熱く、苦しく。
    誰かに軽んじられるなどということは許されない。

    そんなことを思いました。

    ああ、それからもうひとつ。

    川本家のほんわりした風景が挟まれているのは一種の
    清涼剤のようなものですが、二海堂くんと桐山くんの
    「名前のつく技」の場面など、ふと優しい風が吹く場面が
    あるのがよかったです。

  • ああ、何で面白いんでしょうか?

    やっぱりジワジワ来るんだよね。
    目立って、派手に過激に、ガシガシ来るのが好きなんですが、「3月のライオン」止められなくなった。

    良く本を読んでる人たちが、あえて薦めてくれたマンガは、やっぱり普通じゃ無かったな。

    川本家、ファイッー!

    それで、次巻の発売はいつ頃?

  • 宗谷名人との記念対局から棋匠戦まで

    大人って渋くてかっこいい
    表紙にも納得納得(._.)!
    アウェーの地での島田さんの応援の3人の人は最高だった
    負けちゃったけど島田さんこれからも頑張ってー( ´ ▽ ` )ノ!

  • 戦い続けることの重みがテーマとなった巻。
    読み終わった後に、改めて表紙イラストを眺めると、このイラストの重さを実感させられる。天才型ではない人間が人一倍努力を続けて、その場に居続けて戦い続けること、それはどんなにすごいことなんだろうと思い知らされた。

  • うう。厳しいよなぁ、生きるとか戦うとかってしんどいよなぁ。いざとなった時には自分の足で立つしかないわけだし、ほんとうに自分だけで生きていくのってつらいよなぁ。

    なんて僕は思ってしまうけど、応援してくれる人がいるからっていうことを大きな力にして、それが枷のように感じられることすら使ってしまう人がいることもまた事実だ。
    この世界で生きている人たちのほとんどがそうやって自分と周りとの折り合いをつけて、ちゃんと自分の足で立って生きてきたのだろう。うう。そうやって生きなきゃと思うし、そうやって生きたいと思う。

  • 相変わらず逃げない漫画ですよね。誰も、逃げない。逃げようとして、逃れられない。

  • こういう老兵が戦う姿いいなあ。正直柳原棋匠は負けると思っていました。こういうおじいちゃんはだいたい噛ませ犬というかメインキャラの踏み台にされる運命にあると思っていたので。島田さんは残念だったけど安易な展開にしなかっただけに、もはやマンガのキャラを超えた人間性を感じました。

    対照的に宗谷名人はいろいろ人間離れしていましたけど(笑)

  • 将棋の話に戻ってきた巻。桐山くんと宗谷さんの対局の時点ですでにみっちりなのに、さらに柳原棋匠と島田八段の対局でみっちりぐったり読み応えありました。
    読み続けても、将棋のルールをわからない人がわかってくるマンガではないのに、なぜ惹かれてしまうのだろう。羽海野さんは女の子や動物をとても可愛く書く人だけど、年をとった人を書くのももすごく巧い。正直書きすぎなんじゃないかと思う老いた柳原さんの身体でした。あれはすごかった。だから話を読み飛ばせないのだろう。
    おねいちゃんの身体もある意味すごいし、同じ話の登場人物には思えないのに、突飛じゃなくて同等に存在している。そこも好き。

  • 母がゲオから借りて。

    やっと最新刊読めた!。
    そして表紙の美しさ!
    柳原さんが何かに追われてるような感じがたまらなかった。
    内容知らなかった時点であの表紙には引き込まれた。
    最後に表紙のラフ画か販促用のラフ画が載ってたけど今回の表紙が一番いい。
    余裕ある大人のその隙を見せつけられた。
    そしてあの絡めとる帯の正体はたすきだったのね。

    宗谷さんが耳が聴こえない設定でちょっとホッとした。じゃないと完璧に別世界の人間過ぎて現実味がなくなる。

    柳原さんと島田さんという好きキャラ同士の戦いやからどっち応援しようかってなったけど、柳原さんメイン回やったからやっぱりそっち応援しちゃうよね。
    土壇場で意地と強さを見せる柳原さんがカッコよすぎる。
    焼け野原というより私は深海の中に見えた。表紙のイメージからかしら。

    柳原さんとか島田さんとか努力してきた人に弱い。この作品はみんな努力してるけど特にこの二人が好きなんはきっと私がおじさま好きやからだわ!!←

  • 前向きな巻でした。

    前回、桐山くんが大きくなった気がしたのだけど、あれはひなちゃんの横にいたからですかね。

    今回の桐山くんは小さめでした。
    柳原棋匠や宗谷名人や島田さんなど、
    諸先輩方のそばではまだまだひよっこということで。

  • 零と宗谷名人との話も良かったのですが、今巻は島田八段と柳原棋匠との死闘がもう泣けて、泣けて。朔ちゃんの『戦い続ける事』の重さに涙だけでなく鼻水まで。毎巻、ココロに広く深く染み込む物語に涙。

  • 目標に向かって道を進む者の孤独と覚悟が凄まじかった。
    「精一杯頑張った人間が 最後に辿り着く場所が 焼野ヶ原なんかであってたまるものか!!」で涙腺大決壊。
    羽海野センセの作品って、モノローグが抜群にいいなぁ。

  • 白玉おいしそうだった。

  • 読みながら涙ぐんでしまい、何回も休みながら最後まで読みました。決して涙を誘うような盛り上げ方をしているわけではなく、登場人物それぞれの1手にかける思いや対戦中の空気感が絵やセリフ、文章など1コマ1コマからヒシヒシと伝わってきて泣けてしまうのです。泣ける作品が良い作品とは限りませんが、『3月のライオン』は良い作品です。

    豚の角煮と味玉を作ってみたい。冷蔵庫から出して「8分」が大事。

  • いつも通り、一気に読み終わってしまった。息が止まりそうな静寂の中での熱い戦いと、とにかく騒がしいにぎやかさに生まれるほっと一息つく安らぎ。この2x2の対比、組み合わせが、バランス良く、心地よく読ませてくれるのかな。
    とにかく、誰一人として負けて欲しくないと思わせる、棋士たちの描き方が素敵。まさに人生を懸けて戦ってきた棋士たちと、若い主人公たちがどう戦っていくのか。楽しみ。

  • 将棋マンガ路線に戻ってきた8巻。桐山君と宗谷さんの対局は静かに熱く美しかったな。これで桐山君また一皮剥けたか。そして宗谷さんはいろんな意味で別世界にいる人だったのねー。島田さんと柳原棋匠の対局は壮絶。若さ、勢いだけでは語れぬ重さがあった!

  • 読むの遅くなりましたが
    今回もじわりと泣ける。

    表現力がすごいよね。
    表情も力があるし。
    3姉妹が今回は控えめだけど、角煮たまごはやってみたい。

    宗谷名人の謎がようやくわかった。
    どこまでも綺麗。

  • 老いてもなお現役で居続けることの厳しさ、強さ、折れそうな気持ちを奮い立たせて、満身創痍で戦うひたむきさに、心打たれました。電車の中でつい、泣いてしまうところでした。
    若者の頑張りも応援したいけど、師匠も頑張ってほしい。
    年を取っても人は必死に生きてる、そんなことを考えさせられました。

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