秘密 12―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)

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著者 : 清水玲子
  • 白泉社 (2012年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592145424

秘密 12―トップ・シークレット (ジェッツコミックス)の感想・レビュー・書評

  • たとえ二次元であっても薪さんがこの世に存在する奇跡について、薪さんと同じ世界に存在できる幸福について考える時、心から生きてて良かったと思える――それほどリアルに「この人のためなら死ねる」と思わせた真性の「魔性」を、新刊が発売するたびに味わい続けた10年間でした。

    薪さんがどんなに情に厚く正義感に溢れ仕事に妥協を許さず自分に厳しく人には優しく、いかなる国家権力にも屈しない強さと人を信じすぎてしまう弱さを持ち、そして、どんなに、美しかったか…!!!

    あーしかしそれにしても薪さんが青木のことを好きすぎるのはもう分かったから!青木が薪さんを「好き好き」言ってるのは尊敬の域を出ない(と少なくとも本人は思っている)としても、薪さんは完全に無理だから。
    途中までは私もいろいろ道を踏み外してるせいで穿った見方をしているだけって思ってたんだけど、だんだん雲行きが怪しくなってきて、滝沢登場のあたりからはもはやメロディに連載して大丈夫なのかと心配になるほど薪さんが想いを隠すのをやめすぎてる。
    そして、ここまであからさまに薪さんと青木のお互いを思う気持ちはもはや信愛敬愛の域を超えているということを随所で表現しておいて、なお決定的に描かない意図はなんなのか!蛇の生殺しか!「そういう相手を俺は家族っていうんじゃないかと思います」は確かに感動したけど!こんな手紙で救われたなんて思うなよ!出してねーし手紙!!ああ確かにお前は薪さんのことが好きだよ青木!愛してると言ってもいい!だが薪さんが欲しいのはそんな敬愛じゃない!もう抱いて欲しいんだよ!抱いてやれよ!!家族とか、実際に抱いてやるまで私は納得しないからな!!(落ち着いてください)

    全ての場面についてどんなに心奪われたか語りたいけど、ただセリフを抜き出して「ぐおお」「がはあ」などと謎の叫び声を上げながら体を震わせることしかできないのでやめておきます。
    密かに大好きなのが、9巻で「その顔、警察のブラックリストに入れたからな。一回アレに載ったら一生…」って無駄に小学生を怖がらせて面白がるお茶目な薪さんです。アメリカで思うさま青木を罵倒してる時の薪さんも本当に楽しそうで、「良かったね」って思う。
    三好先生が青木以外のいい人と結婚してくれて本当に良かったと思うし、薪さんが「4月の飲み会のあと誰と会う筈だったか」が本当に気になるので、80%損傷してても再現可能な最新技術で滝沢のMRIが見たい。

  • そして最終巻。すみませんちょっと暴走しています。

    うおおおおおおああああああいいいい何なのこの寸止め感はああああ!!!!!もうとにかく第九のメンバーが良い奴らで家族同然で、青木と薪さんに至ってはもう親愛とかいうレベルじゃない情愛があるのはわかったから!それをあえて友情だとか愛情だとかにしろとは言わないけれど!最終的にきちんと落ち着かせて下さい後生ですからああああ(泣叫)
    青木の手紙だけで察しろと言うには今までのこの人達の境遇を見てるものとしては酷です… 絵 で 見 た い ん で す … っ !それで安心したいんです。かりそめでも一時でもいいから!!!別に決定的なBLにしろとか言ってるんじゃないんだ!そういうのをとっぱらった想いの強さっていうのでそこはいいんだ!でも最終的に青木の写真に薪さんが入って疑似家族状態が一番幸せって解釈でいいんですか!?お前らどうしたいんだあああ!!!!!(発狂)

    すみません、どうしてもわかりやすい幸せを与えてあげて欲しかったんです。カラーのような空気を実際に見せて欲しかったんです。ちゃんとハッピーエンドという余韻である事には変わりないのは重々わかってはいるけれど、やっぱりはっきりとした何かが欲しかったんです。ごく個人的な我侭なのはわかっているんですが。

    このシリーズ最近は1冊読む度に「薪さん!!!」「青木!!!」「うわあああ!!!」って叫ぶ事しかできなかったんですが、この巻に至ってはなんかもう終始泣きそうになりながら読み、最終的に泣きたいのか叫びたいのかよくわからないけど絵を見る度に「ぐうぅ」ってなるという変な症状に…。

    秘密シリーズの感想は毎度暴走してお目苦しいこと甚だしくて申し訳ないですが…とにかく心を鷲掴みにされるすごい漫画であることに変わりはありません。でももうぶっちゃけ大黒幕の壮大さとかよりも薪さんと青木にハラハラしっぱなしでそれどころじゃなくなってしまった最終巻(苦笑)。だってやっぱり薪さんを幸せにしたい…です…例え本人が幸せなんだとしても泣き顔で終わらせないでくれ…(滂沱)。

    薪・鈴木編のスピンオフが開始とのことで、シリーズが続く事は嬉しいけれど、この状態で鈴木編とか読めるんだろうか…辛い…(苦)。

  • 一挙に12巻読了。
    ややっ!何これ!面白い!

    MRIを使って死者の脳から記憶を5年前まであぶり出す…って設定からして傑作の予感。
    連続殺人鬼の脳なんか見ちゃったら 心が壊れちゃうよね。

    7巻が一番よかったかな。
    実際の拉致問題を彷彿とさせる内容で、ずっしり重たかったけど、薪の怒りがひしひしと伝わってきて あの巻からラストまでずーーっと盛り上がりっぱなしだった。(私が)

    まぁでもあれだ。
    何と言っても薪と青木の関係だよね!?皆が気になるのは!

    「朝 必ずこの人が『第九』にいてさえくれたら」とか
    「この人の下でずっと ずっと一緒に仕事ができたら」
    ……なんて青木は薪に全幅の信頼を置いているわけですが
    一生のうち一度でいいからそんな上司に出会いたい。

    好きとかよりもっと深い、なんていうかこう
    信頼と絆で固く結ばれている「共に闘う同志」みたいな。

    あと個人的には、岡部さんがいい味出してて好きです。

  • 何より絵がキレイ!
    そんでもって、設定がすごい面白い。
    薪さんと青木はできればずっと一緒にいてほしかったなー。

  • 終盤までの凄まじい盛り上がりにしては畳み方は物足りない。作者の趣味に走ったのか、原作者無しの限界で伏線に正面から向き合うことから逃げたのか。

  • 色っぽいのが終わったかと思うと、なんともかわいい薪サン(笑)。
    そしてまさかの雪子サンのラストは驚きました。絵ハガキで「こいつ誰?」って思ったのは私だけではないはずです。顔を見て思い出しましたが、結局職場結婚か。そして最後は青木の片思いで終わる…。なんちゅー話だよ(笑)。…でもこれで終わり。終わりなんだよ。番外編とか見たいなぁ。読みたいなぁ。

  • 完結かと思うと寂しいような気がします。テーマがテーマなだけに、どういう収束になるのか心配だったけれど、一応ハッピーエンド(薪さんガ無事だった)で安心しました。
    生々しい事件があったり、グロテスクな表現もあって、絵がキレイなだけに結構コワかったりしたのですが、ラスト2巻はキレイに終わった感じがします。
    いつか現実に人の脳を見られる時代がきたら、コワイなぁ、やっぱり。

  • わたしは同性愛に抵抗がないのだが、同性愛として描いたほうが薪さんと青木の関係がより自然なのではないかと思った。
    ボーイズラブという呼び方をするからいかがわしくなるのであり、『日出処の天子』のように潔く描けば嫌がる読者も振り落とせたんではないかと。
    そうでないとわざわざ青木の姉家族が殺されたことや、青木が雪子と結婚せずに独身を貫く理由など、いろんな箇所に説得力が欠ける…。はっきりそうであれば至極納得いくのに。

    最後に青木の脳が見ている薪さんも実際よりも妖艶だし、唇なんかもツヤツヤしていて、大統領の脳と同じように、青木にとって薪さんは性的対象として映っている気がしたけれど。そこははっきりとは述べずに、そうであるってことなのかしら。

  • 薪さん愛しさにmixiにコミュまで作って、隔月刊雑誌掲載という地獄の責め苦にも等しい日々を10年も過ごしてきました。
    いったい、この悲しい人はどんな結末を迎えたら「ハッピーエンド」と言えるのか、本気で私は悩んでいました。
    しかも清水先生なので、ハンで押したような最後になるとは思えず。


    でも、私の10年は、報われて余りある結末でした。

    あえてネタバレは書きません。
    読んだ人に読んだ人それぞれの捉え方ができる、
    そんなすばらしい作品、すばらしい結末だったと思っています。

    しかーーーーも!!!!!!
    新連載は薪さんと故・鈴木さん達が第九を立ち上げた当時の話!!
    また薪さんに逢える……(号泣)

    青木にもいつか逢いたいですね/笑
    巻末オマケまんがとか無いかな/笑

  • 前半は割と毎日のニュースでも見るような事件で、読んでいて辛くなるというか何が正義なのか、何が正しいのか、混乱する話だった。
    後半は壮大な話になっていて、漫画の中の話なんだと割り切って読むことができた。

    最初の薪の印象は感情を抑えた人間離れした人だったが、最後には一番人として苦悩してたんだなぁと感じた。

    青木が薪に好きですと言っていたが、愛情と尊敬が入り混じっていたように思う。第九みんな含めて、最後のあの絆は確かに家族だった。

    非常に面白かった。ぜひひとにも薦めたい漫画の1つです。

  • くっついて欲しかったなんて陳腐な感想だけどどうしてもそう思ってしまう

  • 決定的な表現はないのに、関係性も変わっていないのに切なくて泣けた。
    青木はちゃんと手紙書けたのかな…。
    2人の人生がどこかで交わるといいな。

  • 絵が綺麗だったので、1冊ずつ全部登録してしまいました…

  • グロ苦手で最初の頃の方がある意味身近で辛かったけど、話がここまで大きくなると少し突き放して読めた。世相も取り入れていて話は重厚。少女漫画の美しい絵柄だから自分は読めたのかも、という気持ちは変わらず。9〜12は一気読みに限りますね。
    2人の関係は…分かるようなわからないような。
    岡部さんがずっと好きです。

  • 1~12巻一気読み。10時間くらい?さすが、三浦しをんオススメだけある。まず超絵がきれい。薪さん、超かっちょいい。ていうか美人。こういう美形部門の顔が似てて、区別がつかない。あの交番勤務の制服を着たとこなんか、もうキュンキュンくる。こういう少女漫画チックな絵のマンガを久々に読んだからな。ほんと、残虐な事件は起こる。自分の見たものが他人に見られたら。秘密。まさに。薪と青木の関係だけじゃなくて、岡部さんとか、第九のメンバーみんな好きだ。ちょっとくすっとできるやり取りもいい。これでみんな東大・京大レベルのキャリアだとは。子どもの頃の自分たちを助けてくれなかった学生に復讐をする話。最後に4億を超える損害賠償を求められたという文章が切ない。正義はどこにあるのか。性的虐待を受けた被害者が、今度は加害者となる。責められるべきは誰なのか。感動して泣くってのは少なかったけど、非常に好きなテーマだ。続編も読みたい。でも最寄のゲオには置いてない。。。

  • やばい。なぜいままで読み逃してきたのか…

  • 最終巻。
    まあもう、前日譚の1巻が出てます。

    最終巻は、今までの後処理の巻。
    事件は起こらずに、まぁ、答え合わせ的な感じです。

    これも、本当は11巻からこんなに間を開けずに読むべきなのですが。うーん、どうしても、後の巻になるほど読む間隔があいてしまう問題は、なんとかしないといけないなぁと思います。

    しかし、この人たち、年を取らないのか?
    たしか、清水 玲子って、けっこう容赦無しにキャラクターに年を取らすことができた人だと思ったのだけど。

    続編があるから、年取ったイメージをつけたくなかったのかな。

  • 【再読】あー終わっちゃったー。。薪さんと離れ離れになる最後は淋しいけど、第九を家族と言った薪さんに最後の最後に青木がプロポーズしたから帳消し!薪さん幸せにしてあげてー!この作品好きすぎて、映画化がっかりしそうで嫌だな…。

  • 全12巻読了。
    絵も美しいし、槇さんの不安定さも非情に魅力的。でも、ストーリーが重すぎる…。青木の家族の話以降はもう、ズーンと落ちてしまった。青木!雪子さんと幸せになれよっ…!はあぁ。たまにはこういう骨太なマンガもいいですね。

  • 最終巻。
    薪さん、かっこいいなぁ
    こんな上司いたら怖いんだろうけど、いいなぁ。
    青木さんにたらされた薪さんからの蜘蛛の糸
    だけど、逆に薪さんにも青木さんから蜘蛛の糸はたらされたんだよね。
    離れていても心の支えとして、恋情なのか?友情なのか?戦友なのか?家族愛?なのかはたまたどれにも属しているのかいないのか?この究極の情がこの二人や第九のメンバーにはあって、爽やかさと切なさといろんな思いが交錯する最終回で、これだというはっきりした心の内はかくしたままという薪さんと青木さんらしい、期待を裏切らない終わり方でよかった。
    かっこいいです。薪さん&第九のみなさん。

  • 最初は画期的な仕事だなぁと感心していたけど、後半は何だか可哀想だなぁと物悲しい気持ちになった。全体的には凄く面白い漫画だった。

  • あああうううううよ…良かったね…?
    薪さんは…何なの…なんでこんなに…あー!
    恰好よくて綺麗でかわいい、いつだってキリキリしているこんな人が…存在していては…

    家族、でぐっと来ざるを得なかった。
    そこにあるものがなんだったとしても、本当のところは、秘密なのだ。
    スピンオフも楽しみです!

  • 『秘密ートップ・シークレットー』最終巻。

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