- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592145486
作品紹介・あらすじ
将軍、家定に薩摩から輿入れした胤篤。その真の素顔と目的は!? 家定、瀧山、胤篤の関係は──!?
2017年2月刊。
感想・レビュー・書評
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篤姫(胤篤)によって家定の傷が癒えてゆく様にほっとする。でも史実があるのでこの幸せは長くは続かないのかな。
大奥の登場人物の中で政弘のバランス感覚がとてもすきだった。この時局に彼女のバランス感覚が徳川から失われたのは本当に痛い。政弘の「まさか己の翼が折れて飛べなくなる日が来ようとは思ってもみなかったのだ」この慟哭の言葉は本当に苦しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サボンだ……サボンの件で何かが込み上げてきた14巻。誰かの情熱が、その時は報われなくても時を超えて実を結ぶのね……
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彦根藩主の井伊直弼をはじめとする幕閣の連中は 「もし〜ならば」どうすれば最良の選択となるか…薩摩の学びは書物ではなく常に現にあるのです 生姜ななは体を温めてくれる効能がございます 確かに薩摩の島津斉彬公が何の意図もなく胤篤様を江戸へ寄越されたとは私も思うてはおらぬ 人は悲しいにせよ楽しいにせよ己の来し方を一つの物語に編んだ時どこか心が安らぐものでございます この謁見に於ける将軍家定の奇行はハリスの日記にも記されている どうせ貧しい京の公家と帝のこと金をつかませれば勅許など直ぐに出すに決まっているとたかをくくっておったな
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家定(女)と篤姫(男・胤篤)の結婚生活、そして阿部正弘(女)の死がメイン。あまり盛り上がることはなかった感じ。
井伊直弼(男)も登場した。 -
2017-3-17
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2018.10.13市立図書館(長女) →2020.7購入
ひさびさに回ってきた14巻。家定公のところに薩摩藩から胤篤(篤姫)がとついでくるところから。ちょうど今年の大河(西郷どん)と同時代になった。伊勢守の献身、家定の本音、胤篤の思惑、次は福子か慶喜か…
家定を全力で守ってきた阿部伊勢守正弘の最後の登城場面に思わず落涙したが、壮絶に生き抜いてきた家定公と胤篤が睦まじく絵になるめおとになれたのはよかった…とはいえこのあとどう展開していくのか(史実を考えると)不安しかない…
表紙は家定と胤篤。
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2023年ドラマ10「大奥2」(脚本:森下佳子)をみながら読み返している。
8巻終盤から始まったシーズン2医療篇、第三回までで赤面疱瘡撲滅チームが悲劇的幕切れを迎え、第五回で医療編が終わり、幕末編になって第七回は胤篤の鹿児島時代の省略や話の順番の前後はあるもののちょうどこの巻まるまる一冊。伊勢守が病でその座を退き亡くなり、米国からの要求に対して堀田は悪手を打ってしまい、ついに井伊大老の時代へ。