3月のライオン (10) [BUMP OF CHICKEN]CD付特装版 (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592147503

作品紹介・あらすじ

夢のコラボが実現!! 人気ロックバンド・BUMP OF CHICKENが「3月のライオン」のために作った新曲「ファイター」が付く特装版も、通常版と同日発売。CDジャケットは羽海野チカ描き下ろし。
2014年11月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 花本家のお父さん登場で不穏な雰囲気、と思いきや
    わー最後!桐山君が予想の斜め上すぎて。以前鼎談の記事に載ってたハチクロでやっていて、ライオンでやってなかったことってひょっとしてこれだったのか。続きが楽しみです。

    羽海野さんといえば、スピッツとスガシカオのイメージだったので、バンプとのコラボは意外だったけれど曲と合わせてとてもよかったです。ハチクロの映画化の時もそうだったけれど、羽海野さんの漫画は、役者さんなど出会った人によってどんどんキャラクターにリアリティが生まれて魅力ある形になってくるのが素敵です。今回の漫画もだんだんと桐山君の眼差しが、ボーカルの藤くんに重なって見えました。
    作り上げた世界観に引っ張り込む力は羽海野さんもバンプもすごく強くて、表現者としてのストイックさ重なるところがあるんだろうな。
    羽海野先生、くれぐれもお身体には気をつけて。
    作品楽しみにしています。

  • この作者はスゴイ。どうしてこんなにも嫌でずるくて、でも、絶対に世の中にいる人を絶妙のタイミングで登場させてくるのだろう。
    零くんは外見的にも内面的にもものすごい成長を遂げていて、この作品のファンはもうそろそろ将棋一筋に幸せにしてあげて欲しいと、思っているここへきてこの仕打ち。
    でも、実は生きて行くってそういうこと。
    次から次から襲ってくる化け物に自分の小さな小さな負けない気持ちだけで向かっていくことなのかも。

    それをこんなにも熱く感じさせてくれるこの作品は
    本当にすごい。次の零くんの一手に期待大。

    今回のお話で幸田家のお母さんも、実は零くんのことが好きなんだとちょっと思った。でなければ、本当の子供になった夢なんてみないもの。

  • 「もっと頑張らなきゃ」と言われている様な、「そのままでいいんだよ」と言われている様な、不思議な感触の、でも素晴らしい物語だった。

    これまでの十冊にも及ぶ、零君とその仲間達の長い物語を踏まえて、棋士としても、1人の人間としても、とてつもなく成長した零君の、でっかい勇気が語られている。


    途中、遠泳の描写があるのだけれど、電車の中で読んだのに、私も頭から水に浸かった様な気分を味わった。水の手触りを感じる、そんな作品は滅多にない。作者の表現力の賜物だと思う。


    後半に巻き起こった大事件は、次巻にもまだ続くのか。零君はそこにどう対峙するのか。物語はもう八合目らしいけれど、まだまだ目が離せません。

  • 後半の怒涛の急展開に驚いた。
    好きな子のためには空気なんか読んでられないってところがとても良かった。
    10巻読んで、改めて「ファイター」聴いて、本当にこの漫画にぴったりの曲だなって思った。とても良い曲です。

  • この巻は、やっぱり最後の零くんにつきる…! 前半に成長している姿とか、自分の気持ちの決着に落ち着いて向き合う姿とか見せてたのに…!零くん、川本家のために頑張れ!

    そして、やっぱりここぞの時の林田先生の一言がいい!

    それに、今回はBUMPとのコラボ!どちらも好きなのですごく嬉しい!
    「ここにいるためだけに 命の全部が叫んでいる」

  • BUMPとのコラボが決まってから、すぐに1~9巻までをまとめ買いしました。
    出会えてよかったと心の底から思える作品です。
    ファイター。戦う人たちの話。私も戦わねば。

  • 弱い自分を直視できず「だって努力できるのも才能じゃん」という歩に、「はは」と父親が笑って、それが「棋士」としての我が子を見限った瞬間だった、というシーン、ぞくっときた。すごく怖かった。どんな分野でも、それは真実だから。

  • 日常に潜む悪意は笑顔をまとっている。みたいな巻でした。首を長くして待っていたかいがある。

  • ヒナちゃんが桐山くんと同じ高校に入学してからの話。

    ヒナちゃんに友達も出来て楽しそうで良かったー!
    と思ってたらまた問題勃発。
    半ばから不穏な雰囲気になっていき、また暗くなっちゃうのかなぁと思ってたら最後の桐山くんの暴挙!
    爆笑です((´∀`))
    これ続きどうなるんでしょうね。
    早く読みたいです!

    普段付属品バージョンの漫画は買わないのですが、バンプも好きでどうにも気になったのでCD付きを買ってしまいました。
    新曲、良かったです。
    桐山がヒナちゃんを守ろうとしてた時や、ヒナちゃんが"居なくなる人"を想ってたけど、今居る大事な人達に気付いた場面が浮かんできました。

    配信発売を買って読めるスピンオフも読みたい!でもCD手に入ったから配信買う必要がない!
    紙で読めるようにならないかしら。。

  • 高校生のプロ棋士とその周囲の人々との話第10巻。零が自信を持って生きていけるようになって、だいぶ人格が変わって来たかも。いや、ただ愛は人を強くする、ということか。

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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