ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.67
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本棚登録 : 718
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592170051

作品紹介・あらすじ

眼を負傷した姫川亜弓は、周囲に悟られないよう平静を装うが、今までの稽古が出来ないことに焦りを感じる…。が、紅天女の新たな演技のヒントを見つけて!? 一方、北島マヤは鷹宮紫織の策略に嵌り、速水真澄の信用を失いつつあった。二人の絆は戻るのか──? 2010年9月30日発売。

感想・レビュー・書評

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  • 最近はがっかりな感じだったけど
    久々に(自分的に)きたー!

    やっぱり演技の練習のシーンがいちばんすき
    新宿での稽古!亜弓さんと母の稽古(あれ?奇跡の人?)!
    亜弓さん好きだなー頑張って!

    ツッコミどころは満載だけどやめられない。
    とは言うもののやっぱり前の絵のが好きだなー

  • 小野寺さんが演出してるシーンが全然なくて、黒沼さんがより一層すごい演出家さんに見えた(笑)

    歌子さんの熱血指導にビビったけど、よく考えたら歌子さんは月影先生の内弟子だったな…

  • 監督の練習方法は画期的でよいけれど、亜弓さんが心配すぎる。

  • 都庁での野外稽古はまるで観光ガイド。今までにない切り口だな〜。亜弓さんの稽古はマヤのヘレンの稽古を思い出す壮絶さで、これからどうなるのかハラハラ。

  • 「ガラスの仮面(45)」美内すずえ著、白泉社、2010.10.05
    190p ¥420 C9979 (2018.07.26読了)(2018.05.30購入)
    副題「ふたりの阿古夜(4)」
    少女マンガだから、演劇の話だけというわけにはいかないのでしょうね。
    北島マヤと速水真澄の関係がどう進展するのか? 北島マヤは、紫のバラの人にあこがれているようですが、速水真澄は嫌いのようです。真澄には、紫織さんという婚約者がいるし、真澄は紫織さんと結婚する気があるのかないのか。こんな感じがいつまでも続くんでしょうね。いつまでも終われないですよね。
    マヤ組の黒沼監督は、稽古場での稽古だけでは、なかなか演技が進歩しないので、メンバーを街の中に連れ出します。レストラン、歩道橋、東京都庁の展望室、広場の噴水、屋外彫刻、等の場所で、セリフをしゃべらせることでセリフへの理解を進化させようと試みます。試みは、ずいぶんと成果を上げたようです。
    一方亜弓は、ぼんやりとではあるが、見えるので、医者の制止も聞かず稽古を再開します。目がはっきり見えるわけではないので、感を働かせながら動くことになります。
    検査の結果、亜弓は、両目の奥に血腫ができており手術が必要という診断です。手術しなければ、失明の恐れがあります。手術をするとすれば、「紅天女」の試演には出られなくなります。亜弓は、手術は先延ばしにして、試演に出ることを選びます。
    亜弓の母親・姫川歌子は、娘の決意を聴いて、娘の稽古を支援することにします。ぼんやりしか見えない状態で、あたかもしっかり見えているかのように動き、受け渡しを行い、目線も併せないといけません。母子の特訓が始まりました。
    桜小路優の演じる一真に関しても、仏像を彫ったり、日本人の仏像に対する接し方を学びながら演技についての理解が深まっています。
    もうそろそろ、試演に入ってもいいのじゃないでしょうか?

    北島マヤ
    姫川亜弓
    月影千草
    源造 千草の世話人
    速水真澄 大都芸能
    鷹宮紫織 真澄の婚約者
    水城 速水真澄の秘書
    桜小路優 マヤの相手役
    黒沼先生 マヤ組の監督
    小野寺先生 亜弓組の監督
    姫川監督
    姫川歌子 女優

    ☆関連図書(既読)
    「ガラスの仮面(43)」美内すずえ著、白泉社、2009.01.30
    「ガラスの仮面(44)」美内すずえ著、白泉社、2009.08.30
    (あらすじ)(2頁)
    演劇史上不朽の名作と謳われる「紅天女」。上演権を持つ月影千草が事故で引退した後は幻の名作となっていたが、千草は北島マヤと姫川亜弓のどちらかを後継者にすると決めた。
    後継者を決める最終審査は2つのグループでの「紅天女」試演。マヤと亜弓は紅天女の里で千草から特訓を受け、紅天女の心を知るための課題=風・火・水・土の演技に取り組み、その成果を梅の谷での発表会で披露した。
    二人の演技の後、最後の「紅天女」を演じた千草は、マヤと亜弓それぞれが自分自身の思う新しい紅天女を創り出すようにと告げる。
    稽古場に現れた千草を前に思い思いの紅天女を演じる二人。コップ一杯の水により試されたマヤと亜弓の「阿古夜」には大差が…。
    ある日の稽古中、倒れた照明の下敷きになった亜弓は目に異常を感じる。気丈に振る舞うも容態は悪化し、入院。復帰が危ぶまれる。
    一方、マヤの紫のバラの人への想いを知り、切なさを募らせる真澄。そして紫織は…。
    (表紙カバーより)
    「紅天女」の稽古中、倒れた照明の下敷きになり、目に異常を感じ始めた姫川亜弓! 誰にも気づかれないよう今まで通りに振る舞うが、徐々に綻びが見えてきて…? 「紅天女」試演直前のアクシデントに、亜弓がとった行動とは…!?
    (2018年7月27日・記)

  • 黒沼先生の野外レッスン、深いな。

  • ようやく本来の紅天女に戻ってきた。
    でもこれ数巻分が1ヶ月とかの出来事なんだよね?
    美内先生は試演まで書く気があるんだろうか?といつも思ってしまう。

    速水さんとマヤの今後も気になるが、紫織さんの暴走一段落って事で、本筋の演劇の方重視に戻っていってください。

  • マヤたちの街なかを使っての稽古と、亜弓のケンカみたいな稽古はそれぞれエキセントリック過ぎて笑っちゃったなぁ・・・(笑)どっちも下手すると警察沙汰(笑)これまでの作品の流れが詰まってる巻だったかも。

  • 以前読んでたときは気にしてなかったけど、都庁にほんとにこのオブジェあるのかな。マヤ達が稽古してたって情報だけで、その地を訪れるとか、真澄さまほんとファンの鏡。

  • パフェが食べたくなりました!
    気になるのは、人を見抜く目がありそうな月影センセが、速水氏にだけは鈍いのはなぜなんだ!?
    (ついでですが、演出・黒沼、紅天女・姫川亜弓が希望です)

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著者プロフィール

1951年2月20日生まれ、大阪府出身。16才の時、「山の月と子だぬきと」が集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。 1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は、少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受け、TVアニメ化、ドラマ化、舞台化されている。伝奇ロマン「アマテラス」(白泉社)では、自らの神秘体験を盛り込んだ作品として知られる。『妖鬼妃伝』で1982年度講談社漫画賞、『ガラスの仮面』で1995年度日本漫画家協会賞優秀賞。

「2023年 『人形の墓 美内すずえ作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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