ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.82
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本棚登録 : 748
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592170068

作品紹介・あらすじ

視力が徐々に悪化する姫川亜弓。急遽、母・歌子が演技指導を行うことに…! 果たして亜弓に紅天女の可能性は残るのか…? 一方、紅天女の視点を掴もうと懸命の北島マヤは、速水真澄の婚約者・鷹宮紫織に罠を仕掛けられ、真澄との間に深刻な亀裂を生じてしまい…!? 2010年10月刊。

感想・レビュー・書評

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  • いいよーいいよー
    紫織さんいいよー
    ガラスの仮面のいちばんの読みどころは、マヤに対する理不尽な嫌がらせのシーンだと、個人的に思っている。
    泥団子食べるくらいのやつが良い。

    そして亜弓さん...!なんかもはや演技を超越したなにかを感じますよ!

  • 前巻に対して、意外と大きな展開が。
    亜弓さんは、ついに新境地開拓か。
    マヤはついに真澄と…?
    ストーリーの他の楽しみは、帯。
    今回は、速水社長の登場。
    「水城くん…私より先に46巻を読まないでくれ…!!」という、
    悲痛なメッセージ付き。
    速水社長はツイッターもやっているらしい。
    盛り上げるのに必死な感じが、面白くて、
    少々、乗っかってみたくなる。
    物語は突っ込みどころ満載で、
    面白いか、と聞かれると、微妙だが、
    もう、乗りかかった船状態だ。
    不退転の覚悟で、最後まで付きあう所存。

  • 続きを楽しみにしているのは、紅天女の行く末であって、マヤと真澄の色恋など見たくも無い。陳腐な恋愛ドラマに成り下がってしまった。
    話を盛り上げるための布石とはいえ、我慢の巻が続く…

  • なんていうかもう・・・

    全てが古臭い!

    もういっそのこと初期の時代設定のまま
    携帯電話も都庁も出さずにやればよかったのに。
    中途半端に現代風になってて、違和感ありすぎです。

    紫織さんの陳腐な嫌がらせも
    ダブルベッド見た真澄さんの反応も
    暴漢の襲い方も・・・
    (マスコミ→週刊誌スキャンダルな流れかと思ったけど違うみたいですね)
    どれも一昔前な感じで笑ってしまいます

    まぁ、台詞ばっかりの45巻よりかはおもしろかったかな。

  •  亜弓さんの「恐ろしい子!」レベルが上がるのに反比例して、マヤの「恐ろしい子」レベルが下がってる気が。

     こうもドロドロになるとは意外。
     この漫画で恋愛要素を楽しみにしている人って何人居るんだろ。
     しかしながら、次巻がどんなことになるのか楽しみ。

  • あっちもこっちも見ていて辛い…みんな頑張り過ぎないでぇ!

  • 紫織さん焦ってるな……

  • ううん、紫織さんはそっち方面にいってほしくなかったな‥!

  • 恋は女を美しくも醜くもする。しかし紫織サマはツメが甘いw

  • 「ガラスの仮面(46)」美内すずえ著、白泉社、2010.11.05
    190p ¥420 C9979 (2018.07.31読了)(2018.07.07購入)
    副題「ふたりの阿古夜(5)」
    北島マヤの方は、稽古の進展がありませんね。人生でいろいろ体験することが演技の肥やしになると云う事なのでしょうから、そういう意味では、演技の肥やしをためているというところでしょう。速水真澄の婚約者の鷹宮紫織が大活躍?です。
    真澄とマヤを離反させようとあれこれと画策しています。婚約指輪をマヤが盗んだと見せかけたり、ウェディングドレスにわざとジュースをかけたと見せかけようとしたり、紫のバラの人に贈ったアルバムの写真を粉々にひちちぎってマヤに送り返し、「女優としてのあなたに失望しました。もう2度とあなたの舞台を観ることはないでしょう」と手紙を添えたりしています。マヤはかなり動揺しています。
    亜弓の方は、母親の指導の下、視覚以外の感覚を研ぎ澄まし、音や匂い風の動きなどを頼りに自分の回りで何が起こっているのかを判断できるようになっていきます。空いているスタジオを借りていよいよ本番を想定した稽古に入っています。
    マヤは、真澄に自分の気持ちを伝えようと出かけてゆきます。真澄が事務所のビルから出てきたところで暴漢たちに襲われマヤも巻き添えになりますが、真澄はマヤを必死で守ります。暴漢たちが立ち去った後、医者が来るまでの間マヤは、真澄の側に付き添って看病します。真澄は気を失っている間に阿古夜に看病されている夢を見ます。やさしく唇を合わせたようでもあります。いつかマヤと真澄が結ばれるシーンが見られるのでしょうか?
    黒沼監督の下に紫織のお世話係の滝川がやってきてマヤを真澄や紫織の下に来させないようにしてくれと言って、一千万円の小切手を置いていきました。
    黒沼監督は、マヤに小切手を紫織に返してくるように依頼します。マヤは、紫織の行き先に行ってみるとそこには、ナイトクルーズの船が。チケットもないのに船に乗り込んで紫織を探していて、真澄に遭遇しました。紫織が予約したナイトクルーズ船の個室には、ダブルベッドがありました。紫織はここで真澄と一夜を過ごし、既成事実を作ってしまおうと目論んだようです。その紫織は、渋滞に巻き込まれ、クルーズ船の出航には間に合いませんでした。
    真澄とマヤは、紫織の用意した個室のダブルベッドで一夜を過ごすことになるのでしょうか? 何事もなかったとしても、婚約者のいる男性が、婚約者じゃない女性と個室で一緒に過ごしたとなると、大変なスキャンダルです。婚約は破棄され、真澄の未来に暗雲が垂れ込めることは間違いないでしょう。 マヤと真澄は、この際だから一緒に寄り添い、貧しくても幸せな家庭が築けるのかもしれません。「紅天女」の試演どころじゃないですね。

    北島マヤ
    姫川亜弓
    月影千草
    源造 千草の世話人
    速水真澄 大都芸能
    鷹宮紫織 真澄の婚約者
    水城 速水真澄の秘書
    桜小路優 マヤの相手役
    黒沼先生 マヤ組の監督
    小野寺先生 亜弓組の監督
    姫川監督
    姫川歌子 女優

    ☆関連図書(既読)
    「ガラスの仮面(41)」美内すずえ著、白泉社、1998.12.25
    「ガラスの仮面(42)」美内すずえ著、白泉社、2004.12.25
    「ガラスの仮面(43)」美内すずえ著、白泉社、2009.01.30
    「ガラスの仮面(44)」美内すずえ著、白泉社、2009.08.30
    「ガラスの仮面(45)」美内すずえ著、白泉社、2010.10.05
    (あらすじ)(2頁)
    演劇史上不朽の名作と謳われる「紅天女」。上演権を持つ月影千草が事故で引退した後は幻の名作となっていたが、千草は北島マヤと姫川亜弓のどちらかを後継者にすると決めた。
    後継者を決める最終審査は2つのグループでの「紅天女」試演。マヤと亜弓は紅天女の里で千草から特訓を受け、紅天女の心を知るための課題=風・火・水・土の演技に取り組み、その成果を梅の谷での発表会で披露した。
    二人の演技の後、最後の「紅天女」を演じた千草は、マヤと亜弓それぞれが自分自身の思う新しい紅天女を創り出すようにと告げる。
    千草の滞在先でマヤは偶然真澄と再会した。紫織との結婚で、真澄は「もう一つの魂のかたわれ」ではないとマヤは悟り、傷つく。
    一方、今すぐ手術を受けなければ失明の可能性があると宣告された亜弓は、「紅天女」の試演が終わるまでは、手術を受けないと医師に言い放つ。視力を失いつつある亜弓は、目に頼らない演技の特訓を母とともに始める…。
    (表紙カバーより)
    視力が徐々に悪化する姫川亜弓。急遽、母・歌子が演技指導…! 果たして亜弓に可能性はあるのか…? 一方、紅天女の視点を掴もうと懸命の北島マヤは、速水真澄の婚約者・鷹宮紫織に罠を仕掛けられ、真澄との間に深刻な亀裂が!?
    (2018年7月31日・記)
    コミック: 1ページ
    出版社: 白泉社 (2010/10/29)

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著者プロフィール

1951年2月20日生まれ、大阪府出身。16才の時、「山の月と子だぬきと」が集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。 1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は、少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受け、TVアニメ化、ドラマ化、舞台化されている。伝奇ロマン「アマテラス」(白泉社)では、自らの神秘体験を盛り込んだ作品として知られる。『妖鬼妃伝』で1982年度講談社漫画賞、『ガラスの仮面』で1995年度日本漫画家協会賞優秀賞。

「2023年 『人形の墓 美内すずえ作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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