フル-ツバスケット (第1巻) (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 5863
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592171614

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃から何度読んでも大好きなわたしの人生のバイブル。十二支(+猫)の呪いに取り憑かれた一族と、ひょんなことからその人々と関わることになる女の子のお話。

    登場人物みんなが持ってる心の奥の弱さや生きづらさや深い悲しみを優しく強く包んでくれる主人公、本田透はずっとずっとわたしの憧れ。
    全巻通して心に留めておきたいセリフばかりだけど、1番好きなセリフは「雪が溶けたら何になるでしょう?」の答え。小学生のわたしには物事を〇か× だけでなく自分の言葉で表現できる人って何て素敵なんだろうと思ったし、今読んでも同じ気持ちでいます。

    読み返す度に心が温かくなったり心に刺さることも多く色々な事を考えさせられます。人に優しく、周りを大事にしたいと思える最高の漫画です。

  • 何かちょっと前から少女漫画よみたい熱がきてて、ゲオとかでちまちま借りてるんだけど、こないだちらっと実家帰ったついでにこれまとめ読みしちゃった。久々すぎて全然わすれとったし、買いよったころも何か出たから買うみたいな感じで楽しんでたのか何なのかよく分からんかったんだが、初めて一気読みしてみたら普通に面白かったわ。

    説教臭かったり価値観押しつけがましい感じがするとこは相変わらず苦手苦手すぎなんやけど。
    まとめて読んだら伏線とか色々気付くことも多かったよ。それでもよう分からん部分もあったけど。
    以前は透の聖母っぷりにイライラすることもあったけど今は素直に読めたし、イケメンまみれやけどやっぱりきょうがいちばんかなーとかしぐれかなーとかてきとうなこと考えよったけど今読んだらどう見てももみじ一択やったわ。

  • 草摩君の優しさはロウソクみたいです
    ポッと明かりがともるのです
    そうすると私は嬉しくてニッコリしたくなる
    そんな優しさなのです

  • 嬉しいことや 楽しいことに
    いつか終わりが来るように
    こわいことや 悲しいことにも
    終わりは来ます 必ず・・


    軽く鬱っぽくなってしまった時期がありまして、
    この言葉にものっそい救われました。
    ネタバレ!??
    え 違うよね。ぐはっ。
    途中まではファンタジーなラブコメディとして話が展開していくのだけれども、中盤からシリアスでメッセージ性の強い漫画になります。とはいっても軸は変わらないので、うまくまとまっていてとても読みやすいです。


    自分の弱さを受け入れることって怖いし、逃げたくなります。そういう壁にぶつかった時にもっと強くなることの大切さを説く漫画が多いのですが、フルバはちょっと違うかもです。
    フルバに出てくる皆さんは弱さを露呈しています。その中で自分はどうあるべきか、模索するのがフルバのキャラクター達です。
    なんだか泣きたくなる日だったり、ぐっとする日がきたら、ぜひ読んで頂きたい。前向きに歩んでゆく勇気を分けてくれます。
    この先もつまんなかったり、理不尽だったり、悲しいことで、一杯かもしれません。
    でも、一緒にがんばりましょう。
    (≧▽≦)

  • わたしの人生のバイブル
    物の怪憑きという非現実的なものを通して、より一層いじめや偏見、エゴという現実的なものが浮き彫りになっていて

    恋愛要素もありますが、全体を通して「綺麗なものだけじゃない、汚くて人間臭くて、人に見られたくない気持ち」がとても繊細に表されていると思います

    つらいときにいつも見返したくなる、あたたかいきもちにさせてくれる
    ストーリー構成やキャラクターが素敵なのはもちろんですが、一生大切にしたいと思うほどに深く、活力になるようなことばがたくさんあります

    杞紗ちゃん、楽羅、慊人、夾くんのお話が特にすき

  • 昔から購入していて読んでいたのですが、久しぶりに引っ張り出してきました。やっぱりフルバはいいですね。大好きな作品の1つです。

  • アニメを見て大好きになり、初めて集めた漫画がフルーツバスケットでした。

    少女漫画の世界(主に白泉社)へ引きずり込んでくれた思い出の漫画です。← 
    何度も何度も読み返しています。

    前半はコメディーとシリアスのバランスが絶妙です!後半になるにつれシリアスとポエムの量がどどーんと増しますが、なんかもうそれもアリ!って思えますよ^^;たぶん。

    ちなみに夾派です 笑
    そして何故か私の周りは夾派しかいません 笑

  • 全23巻。
    設定が素晴らしい。1巻を試し読みして即購入。
    うちでは捨てるに捨てられないマンガだけど、確実に名作として残るマンガ。一読の価値あり。
    はなちゃんのエピソードが好き。

  • 現実にはありえない人たちと生活して関わった人すべてになんらかの影響を与えている主人公は凄いと思います。

    どんな状況でもぼろぼろになってまで耐え忍ぶ様は正直ストーリー内の男性より相当強いものだと感じました。(笑)

    ゆがみやひずみが最後には真っすぐになっていく様子は悲しくもあるようでしたが、誰もが何かをつかみ取って終わった良い話だと思います。

  • 全巻所持。小学生の時から読んでました。本当だいすき。バイブル。読み返す度に新たな発見がある。そして自分が成長してると気付いたり…長い付き合いになりそう。

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著者プロフィール

高屋奈月(たかや なつき)
1973年、東京都出身の漫画家。1992年、『花とゆめプラネット増刊』(白泉社)「Born Free」でデビュー。2001年「フルーツバスケット」で第25回講談社漫画賞少女部門を受賞、同年テレビアニメ化され、これが代表作となる。2015年9月「フルーツバスケット another」を連載開始。
2019年、新キャストで「フルーツバスケット」がアニメ化されることが決定。

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