- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592172888
感想・レビュー・書評
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この作家さんの恋愛は本当に愛おしくなる。
切なくって、だけどとても純粋で。
時々ふと読み返したくなる。 -
直接的な表現はないが精神的にはすごくエロ。
青臭い思春期エロスを描かせるとこの人の右に出る者がいません。BL?…なんですね、あとがきで更に確定。『ピュアホワイト』とはまた違った方向。
見開きの紙飛行機のシーンが鮮やか。 -
表題作の、紙飛行機が空一面に飛ぶ場面が素敵。望月花梨は同性や兄妹などの倒錯的な恋愛をよく描くけれど、惹かれ合う心はとても綺麗に感じられます。
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2003.冬
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<全01巻>この作者にハズレっていうのはないんだけど、表題作のテーマが苦手だった。同性に友達以上の感情を〜(あらすじより抜粋)ってのが苦手なので。面白く無いわけじゃ無いんだけどテーマが苦手な以上いまいち抜け出せ無い。表題作以外は普通に面白かったんだけど、表題作が1つめにきてるから引きずったまま読んでしまって残念。
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いい!
間とか雰囲気がいい! -
「鍵」「アルカロイド」「呼吸」「夜 夜中」「犬と夏服」の5作を含む短編集。どれも学生が主役で若い年頃にある心の揺れみたいなものが丁寧に描かれています。個人的に一番好きなのは表題作の「鍵」。同性である親友、亀田に恋愛感情を持ってしまった服部。親友という関係を壊さぬ用に心に鍵を掛けるが、亀田に好きな女性が現れたことによりその鍵が―――。同性同士の恋愛といってもBL漫画ではなく、同性を好きになってしまった悩みを真剣に扱うような・・・そういう意味ではリアルなお話。毎回のことながら、望月作品の言葉遣いの綺麗さ・言葉遊びが随所に見られて、自然と惹き込まれる作品です。
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はっきりと「好き」とか「嫌い」にわかれるんじゃなくて、色々なものがまじった様々な気持ちを感じました。
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望月花梨さんの作品は色々好きなんですが、画像が・・・
この作者は思春期の少年少女が好きなんだろうなぁと感じます。
思春期の危うさ、脆さ、未熟さ。短編を主に出していますが、短編が面白い作家さんです。