- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592174011
感想・レビュー・書評
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小学生の頃よりの愛読書。
ネ申本です。必読!チェック にゃう! -
文句なしに面白い!私はこの作品が大好きです!
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大好きなやまざき貴子先生の漫画からもう一つ。
何回か読み返さないとスッとストーリー展開が整理できない程、少し難しい近未来的な話です。また、色々とグロテスクだったり殺める場面が割とあるため、そういう話が苦手な方は避けた方がいいかもしれません(汗
実験用核爆弾が爆発し、壊滅状態となる日本。生き残った日本人が収容・管理される軍事基地「ZOO」。カイエの死をきっかけにZOOから脱走したゲオとバツは、17年前の爆発が「ZIPANGU」を手に入れるため、ZOOの元帥が仕組んだ「計画」だったことを知る。ZOOの存在に疑問を持ったゲオ・バツ・アギ・ザットはスラムへと脱走。
爆発が起こる以前の「自分の前世」の夢が見られるというクスリ、「Zero」。その夢の世界では「PROJECT ZIPANGU」というCPゲームが流行り始める。選ばれた参加者に称号「12天」が与えられるそれはZIPANGUで世界を支配するプログラムの始まりであった。
ゲオがZeroを服用することによって見る前世のトモヤとリカコの話が、話が進んでいくごとに一本のストーリーとして繋がってゆきます。それと絡んで明らかになる事実。ワクワクして面白いですv
そして泣けるんです、これが……。
ネタバレをしてしまうと、最後にゲオと一緒にZOOを出た仲間は死んでしまうのですが、所謂「誰彼構わず死ぬような漫画」ではなく、本当に切ないんです……。特にラスト、ゲオはバツを殺すことになってしまい、右手を失いますが、若干1巻とリンクしていて最初にゲオとバツが脱走した時にバツの左手と手錠で繋がれていた右手をバツが持っていく……うぁぁぁ、もう、ヤバイ、思い出しただけで泣ける……!
しかし決して後味が悪い結末ではなく、むしろ読み終わったあとに「ベストエンドだった」と言えるような話。悲劇だけで終わる話じゃありません。かなり長く連載が続いていたけれど読み続けてきて良かったと思えました。
生き残ったゲオとガラシャ、悲しい事実を希望へとつなげていくこの話に感動です。
※それにしても、07-GHOSTといい、軍とか軍から逃げる話とか好きなのかな、自分……。 -
西暦2000年8月、中国の実験用核爆弾が房総半島沖で爆発、日本は壊滅状態になってしまう。アメリカの手によって軍事基地「ZOO」が建設され、生き残った日本人が収容・管理されることになった。
17年後、ZOOで育った少年・ゲオは、仲間達と「Zero」という薬にハマっていた。これを飲んだ者は共通して、爆発が起こる以前の「自分の前世」の夢を見ることになる。
そんな中、突然仲間のカイエが何者かに殺されてしまう。嫌疑をかけられたゲオは、もう1人の容疑者・バツと共にZOOを脱走するが、それがきっかけで17年前の爆発が、日本にある世界最大のコンピュータ「ZIPANGU」を手に入れるためにZOOの元帥が仕組んだ「計画」だったことを知る。
ZOOの存在に疑念を抱いたゲオたちは、仲間のアギ・ザットと共にZOOの外のスラムへと脱出する。元帥の孫であるバツは、ZIPANGUを動かすための要となる「クリスタル・チップ」を父の形見として持っていた。それを狙う元帥は執拗にバツを追う。
一方Zeroの夢の世界では、不気味なコンピュータゲーム「PROJECT ZIPANGU」が流行り始める。選ばれた参加者に神々の称号「12天」が与えられるそのゲームは、ZIPANGUで世界を支配するプログラムの始まりだった…。[Wikiより引用]
設定が難しいから何回も読まないと整理できないけど、ハマります。
すごい面白いので是非!(・ω・)
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年に1冊販売だった気がします・・・
途中から購入はじめたものの長かったノД`)
世界観や伏線が多く、頭を捻りながら読んでしまいます。 -
本当に、待たされました。長かった…コミックス派としては、年1回の刊行ペースは本当に待ち遠しいものでしたし、最後すっごく間が開いた時は、もうラストは見れないんじゃないかとすっごく不安になりました。ラストは本当に衝撃的でしたが、でも、心に残るものがありました。友也たちの生きる世界と、ゲオたちの生きる世界、そのどちらもが存在する、ということはありえないのですが、ありえて欲しい、と思いました。
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近未来ドラッグマンガ。
過去を視れるというドラッグ「ZERO」。
それを飲めば、核によって壊滅される前の日本で生きていた「自分」を見ることが出来る。前世、とでも言うのだろうか。
同じ魂を持つ自分と意識を交わしながら、徐々に自分達の運命を知っていく12人の少年少女のお話。
様々な運命に翻弄されながらも、辿り着いたのは夢にまで見た「新都」なのか?
読み終わった後は、心が震えます。 -
全11巻。長かった…けど、世界観とか伏線とかキャラとかどれもすごかったです。面白い!そして感動
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いくつも意外だと思いつつ、読み返せばしっかり伏線は張られていた。割と綿密な構成になっていて、かなり満足なラストでした。カイエの子どもが残されてたり、ガラシャが生き残ってたり、いくつか「ヲイヲイ」な展開でしたが、まぁいいや。<br>
ゲオとバツ。素敵に少女マンガでした。この手のストーリーを展開しようとすると、科白も似通ってしまうのがちょっと残念だったけど。