- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592174417
作品紹介・あらすじ
幼い頃から能の舞台に立っている能楽師・憲人は修行中の身の上。祖父であり師匠でもある左右十郎先生の内弟子として、忙しい毎日を送っている。舞台の上では天人・美女・鬼にすら変幻自在…魅惑的な憲人の「お能」ライフを描くシリーズ第1巻!! 2003年7月刊。
感想・レビュー・書評
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「能」を舞台にした漫画です♪
少女漫画で初めてじゃないでしょうか。
21巻まで借りたので一気に読みたいと思います!
もの凄い資料と取材、全国自ら足を運んで舞台を観る先生に脱帽ですm(_ _)m
こりゃ面白い!!
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能は「まず型をキチッと守って考えるな 曲の解釈とか人前で話すな」という芸能らしい。
憲人が大好きだ。一見どこにでもいる普通の真面目な日本人、という感じだが、何故か惹かれる。
西門を評して母は
「損よねえおまえも 結構真面目なのにそんな顔がくっついてるから」
「おれはおれは?」と憲人がいうと、「おまえは逆」「結構不真面目?!」「そうじゃなく…」
「憲人さんて何も言わないのね 元気出して とか 解決法たか」
安っぽい励ましを言わない憲人が好きだ。好きなんだよ。たとえ安っぽい励ましでもいいから何か言って欲しいときがあったとしても、それでも言葉を軽く扱わない憲人が好きだ。
優しいようでいて意外と厳しい。そんなギャップにも惹かれてしまうのかも。あと勝手に人に期待しておいて失望する身勝手さも人間味を感じて好ましく思う。
同性に好かれることが多い。
能を一度自分の目で見たくなったので、作中で演じられた演目を書き留めておく。
紅葉狩 葵の上 経正 烏帽子折 薪能国栖 橋弁慶 土蜘蛛 翁付養老 二人静 石橋 恋重荷 杜若 望月 -
登場人物がみんな良い人すぎる感はあるけど、面白かった。
韓国公演に行った話が良かったな。ギスギス感とか、リアルだった。 -
幼い頃から能の舞台に立っている能楽師・憲人は修行中の身の上。祖父であり師匠でもある左右十郎先生の内弟子として、忙しい毎日を送っている。舞台の上では天人・美女・鬼にすら変幻自在…魅惑的な憲人の「お能」ライフを描くシリーズ第1巻!!
(2003年)
— 目次 —
NATURAL外伝 花よりも花の如く
NATURAL外伝 天の響
私をお能につれてって
花よりも花の如く~鬼の栖~
星霜を髪に戴き
お能の国の人だから
大人はなにかをかくしてる
附祝言 -
「NATURAL」の西門さんの兄、能楽師の憲人が主人公。能楽という特殊な世界、いわゆる「芸能界」に生きる主人公は、普段はのび太のように呑気な感じですが、稽古や舞台では美しくなってしまうとこが素敵。大学時代、友人が能楽研究会にいたのですが、正直言って私は、仕舞の公演に呼ばれても、退屈で居眠りしてしまったりしてました。ゴメンね。でもこういう作品を読むと、その世界に非常に興味がわきます。一般人もお稽古したりしてるんだな〜とか色々分かったり。作者も、観世流でお稽古をしているらしい。そういえば、大学時代の友人も、社会人になってからもずっとお稽古してたっけ。すごいなぁ。能でも歌舞伎でも、ストーリーが分からないからつまらないのであって、予習していけば結構面白いんだよね。ということで、この作品でもちょっと予習できるかも。裏話もあるので面白いし。読んだらお能が見たくなるかも。さて、サイファ→アレクサンドライトもそうだったけど、面白い脇役を出した後は、続き物を書きたくなってしまうのでしょうか。読者としては、嬉しい限りですが。「メロディ」に不定期連載中。
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花よりも花の如く〜鬼の栖〜 熊野/紅葉狩/葵の上/経正
星霜を髪に戴き 蝉丸/一角仙人
お能の国の人だから 烏帽子折/巻絹/清経
大人はなにかをかくしてる 鞍馬天狗/百万/住吉詣/国栖/安宅/橋弁慶/大原御幸
電子書籍版のみ追加収録
「NATURAL外伝」
NATURAL外伝 花よりも花の如く 羽衣
NATURAL外伝 天の響 鞍馬天狗/天鼓
電子書籍版のみ「NATURAL外伝」(NATURAL文庫版に未収録)収録。 -
ほのぼのと、能に親しめる。
能面被ると、息苦しいということが分かった。 -
日本の文化はうつくしい。
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デビューからのファンです。
私も途中までは読んだんだけど。
私も途中までは読んだんだけど。
すぐ借りなきゃ。゚(゚´ω`゚)゚。
すぐ借りなきゃ。゚(゚´ω`゚)゚。