スロップマンションにお帰り (花とゆめCOMICS)

著者 : 高尾滋

• 白泉社 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[如月一瑚さんの感想 · 2013年12月15日]

本棚を整理するたびに読み返したくなるトラップのような本。
大好きです。

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2013年2月13日]

表題作がいい。不思議な雰囲気を漂わせた青年と、少しずつ、不器用に恋に落ちていく主人公。恋を知らない主人公のぎこちなさがかわいらしいし、切ない結末も秀逸。しかし「不思議な」のはむしろ主人公だよな。

[ちゃんさりさんの感想 · 2012年12月19日]

人形芝居の方の短編集。切ないよぅ…切ないよぅ…。花嫁のとあじさいのがめっちゃ好きです。

[つばめさん · 2012/12/21]

私も最後のあじさいの話大好きです…！何度読んでも泣いてしまいます。

[睦さんの感想 · 2012年11月27日]

恋をしたくなる。すべてがうまく終わる、話ではないけれど、それをこえたらまた少しだけ違う私になれる。そんな気がする。すごくすきです。

[ty621さんの感想 · 2012年10月28日]

一昔前の少女漫画を思わせる、柔らかいタッチの絵が特徴。大正時代を舞台にした『ゴールデンデイズ』や現在連載中の『マダムプティ』など、レトロな世界観を描かせたら白泉社一の作家。（だと勝手に思っている）

【以下ネタバレあり】



よくあるタイムスリップものですが、少女マンガでこのオチか！と思わずにはいられない。しっかり者の少女ツルが父に会いにイギリスに渡り、不思議な青年ツネと出会う物語。夏のイギリスや淡い恋心など少女マンガ要素満載だけど、ハッピーエンドではない。決して報われることなく、どこまでも切ないラストがたまりません。

[久嗣さんの感想 · 2012年10月10日]

短編集。「あじさいの庭」が好きで泣いちゃいます。人外×人間に弱いのに人外×幼女だなんて。

[fim15さんの感想 · 2011年10月15日]

あじさいの庭と不思議図書館がとても好き

[macoheiさんの感想 · 2011年7月15日]

引用文で紹介した一節が高尾滋の作品テーマだと思っている。色々な作品にちょくちょく出てくるから

[riyumaさんの感想 · 2011年7月10日]

一番最後に収録されている｢あじさいの庭｣に、毎回読み返すたびに泣いてしまう。

[こまいさんの感想 · 2011年3月15日]

表題作と紙人形の彼のお話に泪。ほろり切ない話は高尾先生無双ですよね。