ゴッドチャイルド 8 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 584
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784592178088

感想・レビュー・書評

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  • オチが素晴らしい。シリーズが長すぎて作品全体を評価するのは難しいがとにかくオチが少女の理想って感じ。

  • マザーグースの詩を引用しながらのゴシックホラー。愛と狂気の毒を体現するカインをカッコイイと思ってしまうあたり、もろ厨二病っぽい中学生でした・・・。当時からリフが好きで好きで、愛のようにもそうでないようにも見える主従関係にハラハラドキドキしていました。
    「赤い羊の刻印」までは持っていたんですが、久々に読み返したらちゃんと完結を見たくなったので購入。一気読み。

    ラストシーンが一番すきですが、このラストに行き着くまでのカインを想うと泣ける。
    カインにとってもリフにとっても、その他の誰にとっても、このラストはハッピーエンドではないと私は思うのですが、そして本当にこれしかなかったのだろうかとも思うのですが、
    「思い上がりだな…」
    のカインの顔で、ああもういいか、と思うのです。(決してラストのあの顔でなく)これでもか、これでもか!と見せ付けられて、納得せざるを得ないというか、一種の諦めのような。無理にでも、「あの二人にとってはハッピーエンドだったのね」と思っていなければ、カインかわいそすぎるだろ!というね…。


    絵としては、洗練された「ゴッドチャイルド」でなく、「少年の孵化する音」のあたりが一番好きです。あの表紙は素晴らしい。
    あと、これだけ広げた風呂敷を、力技で無理やりにでも畳んだ作者に拍手。

  • ■全8巻■シリーズ全13冊■
    好き嫌いの分かれる話だろうなと思いつつこういうのが好きだ(笑)
    マザーグースを引用したある意味「後味の悪い」話の構成がツボ。こういうのを描くのが本当に上手い作家だと思う。 ストーリー後半は本当にどん底でラストもラストだったけどあれ以外のラストはないだろうなと思うので仕方ない。

  • 俺達はもう何かを探して彷徨い続ける事はないんだから

  • あえてこの巻を。主人公がhydeさんそっくり♪リフが大好きです。結末の感じ方は人それぞれかと。

  • カシアンはドクターをオヒメサマ抱っこするためだけにデカくされたのだろうか。。。皆さんお幸せな結末でビックリ☆

  • 最後のカインとリフのシーンが忘れられません。ぼろ泣きしてました。

著者プロフィール

1987年「別冊花とゆめ」秋の号『夏服のエリー』(白泉社)でデビュー。
代表作に『天使禁猟区』『伯爵カインシリーズ』『人形宮廷楽団』(すべて白泉社)、『架刑のアリス』『異域之鬼』(ともに講談社)など。
美しく退廃的な世界観と稀代のエンターテイメント性を併せ持った作品の数々で、多くのファンを持つ。
『落園の美女と野獣』全5巻発売中!

「2022年 『落園の美女と野獣(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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