- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592184089
感想・レビュー・書評
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不埒なシスターを読んで以来、シスターシリーズの単行本化を待ち焦がれていました。かれこれ5年前からだなんてそんな。といっても、当時全部読んでいた訳じゃなかったので、こうしてまとめて読めることを本当に幸せに思います。匂わせる色っぽさがたまらなく好みです。
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表題作、不埒なシスターが花とゆめに掲載されてからもう5年も経ったのですね。
長かった!!ずっと待ってました!!というファンの方は多いのではないでしょうか。私もその1人です(笑)
この短編集の魅力は独特の空気感だと思っています。どことなくエロいです。でも全然いやらしくないんですよ!むしろ爽やか!
少女漫画のドキドキもしっかり詰まってます。ぜひご一読を。 -
露出がないのに官能的で耽美的な作品
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ちょっぴり変人同士のカップルが、そのわりになんだかまっとうに恋愛をしてる話、かな。
すれちがう瞬間の空気さえもの言いたげで、どきどきする。 -
コミック
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同じ高校を舞台にした、5つのオムニバス作品の構成。
雑誌掲載時から大好きで、いつかコミックスになって欲しいと待ち望んでいた作品。あれから5年経ち出版され、そしてそれから7年後に手に取ることになりました。
わたしがモリエサトシさんを好きになったきっかけの作品で、初めて雑誌掲載時に読んだ感想は、「モノローグが詩的」「キャラクターみんな一癖あって設定が魅力的」「露出がないのになんかエロい」でした。
「エロい」というのは、ほんとうに欲しくて欲しくてたまらないみたいにひとに触れる描写が上手かったり、シンプルで涼しげな絵柄なのにやけに熱を感じる言葉なんかにあるのかなあ、と思いますが、何にエロさを感じるかって人それぞれなので、わたしがモリエさんの描くフェティッシュな部分が好きなだけかもしれません。
やっぱり不埒なシスターと泣き顔のマリアの2つが特に好き。 -
モリエさんの世界観が詰まった一冊。どこか不思議でどこか狂気すら孕んでいるのに、どこか色気のある短編集。
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露出がないのに、官能的。
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オムニバス形式!めずらしい!
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どの短編も面白かったんですが、残像なんちゃらって作品で主人公がヒロインの髪に触れて「ラッキー」っていうシーンがなんか、ぐっときました。
いや、実際そんなことする奴いないんですよ?!
そんなこと、漫画読んでてわかってるし、漫画のワンシーンを「こんなんありえんし」って一蹴するのはタブーなのはわかっているんですが、そんなこと思っちゃうほどありえねぇ!ってシーンなんです。
でも、キュンってするんです!!
共感してくれる人いると思います!
ぜひ読んでみてください。