夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592184478

作品紹介・あらすじ

祖母の遺品で、妖怪たちを支配する契約書の束「友人帳」を受け継いだ夏目少年。妖に襲われたり名を返したりと、てんてこまいの日々。学校帰りに用心棒妖怪ニャンコ先生と立ち寄った雪の原っぱで、夏目の体を借りようと飛び掛ってきた者が!!あやかし契約奇談第4巻!! 2007年8月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 4巻も妖達の優しい話が身に沁みました。
    それにしても、ニャンコ先生…まねき猫スタイルの時のみんなからの言われようが可哀想。顔がへん!に加えて、今回は白いブタとも言われてたなぁ。

  • 玄と翠の話。人って本当に身勝手な生き物だ。そんな人の願いを馬鹿にしながらも耳を傾け心配する妖。二人が幸せであればいい。

    名取と温泉旅行のお話。些細な人助けがのちのち自分に返ってくる。夏目のように、困ったものを見過ごせないのはやっぱり悪いことではない。例えその相手が妖だろうと。

    番外編のお話はキツネの子のお話と、幼少期の夏目のお話。今になって気づくあの時のあの妖の優しさ。夏目を心配して泣く妖がとても素敵でした。

  • 特別編2が特に好き。
    子供貴志、子供らしくて可愛いなあ。

  • 『第十三話・春に溶ける』
    雪兎が可愛いが、
    ちょっと話に違和感を覚えたのは、
    雪兎とのギャップからかも。

    『第十五話・桜並木の彼』
    アニメで見た話でもある。
    絵の中に閉じ込められた恋人の話は、
    他にも聞いたことがある。
    その絵と夏目との関わり方が綺麗に展開していた。

    ※ 緑川ゆき(みどりかわ ゆき)
    1976年5月23日生まれ。熊本県出身・在住。ふたご座、B型。
    ペンネームの「緑川」は地元熊本の川の名前からとったもので、
    命名者は作者の姉。
    1998年、「珈琲ひらり」にてデビュー。。
    代表作に「あかく咲く声」「緋色の椅子」「夏目友人帳」など。
    現在はLaLaDXおよびLaLaにて、あやかし契約奇談「夏目友人帳」
    を大好評連載中、2007年には自身初のドラマCD化を果たした。
    同作は2008年にテレビ東京系列にてテレビアニメ化。
    2009年1月からは「続 夏目友人帳」として、第二期も放送された。
    2007年より、ララ誌上の漫画賞であるLMGの審査員も勤めている。

    ※ 夏目友人帳
    http://www.hakusensha.co.jp/natsume/
    ※ 夏目友人帳(アニメ公式HP)
    http://www.natsume-anime.jp/

    ○ 須藤家娘所蔵

  • 別な視点から
    いつもの同じキャラクタを見るのが面白いです
    夏目以外の視点って
    こうなるんですね。
    世界が少しだけ彩られて
    温かくなったような気がします
    特別編
    こんな時間があったんですね
    こういう物語があるから
    もっと想像が広がっていくのが面白い

  • 八坂さまと巳弥がまた絵の中でもどこでも良いから再開できていると良いなと思う話。

  • ※感想は第5巻のレビューに。

  • 2021.5.20 再読

  • ●「恐い」と思ってしまう事が起こらないようにしてきた事が、自分への縛りになる。夏目の場合は「妖が見え、それに反応してしまう事で他人から気味悪がれた」という過去から、「相談したい、他の人にも自分が感じた事を知ってほしい」と思う気持ちに蓋をして本音を話さなくなってしまった。

    そんな夏目が、同じく妖を知る名取と一緒に行動する事で、少しずつ打ち解ける。そんな様子を見ててホッコリする。

    ●出会いと、ほんの少し悲しい別れ。これがあるから面白いと思えるのかも。心が動く物語は面白い。そして人の感じる悩みを、妖の話の中で語り、解決していく様をほんのりと描いているからついつい読んでしまうのかも。

    ●言動は荒いけど優しいニャンコ先生に好感が持てる。そして、絶対夏目に怒られる事がわかってて変な行動を起こすお茶目さも好き。

  • 夏目4巻。あとがきを読み直してみたら、付録小冊子になっていた話などでページ割がいつもと違ったらしかったです。
    だから巻末に短編が2つ入ってたのかな。
    雪ウサギにとりついた玄と翠の話、名取さんと温泉に行って、えらいあやかしに助けられる話、桜の絵の話、そしてアニメで気に入られている子ぎつねの話+短編2編、でした。
    この巻に出てくるキャラの、三つ目のえらい武士のあやかしみたいなのがすごい好きで、スピンオフとか作ってくれればいいのに、と思っていました。かっこいい。また見たい。
    あと、個人的には最後の短編がどっちもいい。夏目の子供のころであった妖怪の話は、短いけどほろりと来ます。あともう一つの先生独白の短編は、この後の巻にも何度かありますが、やっぱり切なくていい。寿命が長く強い先生にとって夏目というそう長くはいられない人間とのつながりをどう気持ちの上で落とし込んでいくのか。最後、友人帳がどうなるのかと同じくらい大事なテーマですよね。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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