NGライフ 4 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 370
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592184942

感想・レビュー・書評

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  • ちなみに、主人公敬大(シリクス)の前世ポンペイ時代の親友ロレイウス♂は現世で♀美依に転生している。
    過去話では総じてシリクス×ロレイウスの友情がステキだ。

  • 恋愛感情を持っている相手に、友情を求められるって結構しんどいですよね。でもよくあるというか。心を殺すのはしんどいですが、それと引き換えにしても隣にいることのほうがずっとずっと幸せなんだと思います。

  • 仕掛け番長ガイドから。ヨナが最高だから、本作もきっと楽しめるだろうってことで。全巻揃えてあるんだけど、ひとまず4巻あたりまでの感想を。ギャグ要素が大きく(主人公のキャラが既にギャグ)、恋愛もドタバタコメディ。昔の記憶が人によってあったりなかったり、それが現生と微妙に絡んでたりなかったり、そのあたりの塩梅が良い具合。これはどうしても、最終結末まで見届けない訳にはいかん。

  • この巻でも敬大の周りにはポンペイ関係者がどんどん増えていく。なら、敬大はそれに応じて楽しそうなのかといえば……
    ここに来てとんでもない可能性が提示されたね。前世の記憶を現世においても保ち続けている方がおかしいと言われれば、確かにその通りなのだけどポンペイの記憶を何よりも大事にしている敬大にとってはとんでもなくショックな展開である

    また、ポンペイの記憶を失っていると思われる朱奈がその記憶を取り戻したがっていないというのも敬大にとっては辛い話。これまでも芹沢にロレイウスだった頃の記憶を取り戻して欲しくて色々してきた敬大からすればかなりギャップのある考え
    でも、朱奈がしたであろう「現代が幸せだから過去を手放せた」というのは敬大にも起こりうる考え方。芹沢や裕真が前世の記憶を思い出せなくても楽しく日々を過ごせている敬大にだって朱奈と同じことは充分起こり得ること
    今の敬大は過去と現在がせめぎ合う場所で必死に足掻いているように見える

    だからこそ、そんな敬大の傍に居続ける芹沢の姿が健気で悲しくて……
    自分に親友ロレイウスの姿を求めている敬大の傍に居る為に芹沢はあくまで親友として振る舞うしか無い。でも物語の序盤から敬大に特別な想いを持っていることは何度も示されてきており、最近の敬大も芹沢に親友に向ける以外の目をするようになってきた
    そういった意味では第21話は二人にとって分岐点と成り得たものだったのだろうな。求められる親友としての立ち位置につい涙を流してしまった芹沢、それを見て思わず抱きしめた敬大。「今の敬大」にとって何が大事かを考えればそのまま進んでもよかっただろうに、敬大は「昔のシリクス」にとって大切なものを優先してしまう…
    あのシーンは色々と辛かったですよ……

    過去の記憶を持つ者や持たない者が様々なスタンスを示すことで益々物語に深みが出てきたね

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