らせつの花 9 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.90
  • (15)
  • (17)
  • (16)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 146
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784592185994

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 悪霊退治ばかり繰り返し羅列する話は嫌だと思ったんですが、最初に前置きされているテーマ(二十歳の誕生日に悪霊が迎えに来る)がどのような結末で終わるのかちょっと興味があって最後まで読みました。しかしこれは期待を大きく上回ってくれました。
    作者か見せようとしてるのは悪霊退治といった「正義の味方vs邪なる者」の善悪を分けた単純な構図ではなくて、幸せを求める者が自らの心のあり方をしっかり見つめることで打ち克っていけること。「誰かのせい」にしないで、自分の気持ちに責任をもってゆくこと。
    自らが色んな体験をしている人ほど深く読み取れる内容のはず。読んでみて涙が誘われる作品には、そこに「真理」があるからだと思います。
    バリバリの悪霊退治シーンが見たかったとか、ラブラブいちゃいちゃシーンを求める読者にとっては後味が少々不燃焼気味かも(笑)。でも、若い年齢で読み終えてしまった人も、いつかまた、手にとってみることをお勧めします。

  • 絵がきれい!みんな美形すぎるーーー
    確かに終わり方は結構よくあるパターンだったけど、そこまで丁寧に書かれてました。でも所長さんが最後まで謎キャラ!笑ひいちろーさん。
    葵くんは霊能力上がるのでしょうか。。
    羅雪と夜行のくっつきっぷりをもう少し見たかった!にぶすぎる設定で終わった夜行さん。。
    九龍が生き返ったかのように見せかけて最後のお別れは脱帽です。
    もっとちゃんと感情移入して読めば泣けてたと思う。

潮見知佳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×