夏目友人帳 8 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 3532
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592186687

作品紹介・あらすじ

ある日、ニャンコ先生と散歩をしていると木から落ちてきた鏡の欠片のようなものが目に入ってしまった夏目。そんな夏目をかばった田沼に妖が取り憑いてしまうことに。その妖は割れた鏡集めに協力すれば、体から出ていくという。鏡探しを決意する夏目たちだが、別に妖の影が…!? 2009年7月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 妖と人。

    どちらにも溶け込みきれず
    居場所をなくしていた夏目は
    もう遠い遠い日々のようでいて、
    まだ夏目の心の中で気遣ってばかりの
    ブレーキとなり、逆にみんなに
    心配をかけたり寂しい思いをさせてしまったり。

    一人でいることを決意するよりも
    心を広げ、時に傷つくことも恐れずに
    真っ直ぐに人と付き合っていくのは大変かもしれない。
    でも傷ついてもなお、誰かと寄り添うことで
    一人では知りえなかったことを知ることも
    何かを得ることもできる。

    「心を通わせる機会があるなら恐れぬことだ」
    夏目の小さな一歩が積み重なって
    穏やかで芯の強い幸せに変化していくといいな。

  • 夏目くんが青春してます。

  • 藤原夫妻との出会いの物語
    こんなことがあったんだね
    こんな時代があった
    からこその
    物語ってここから始まる
    出会い
    安らげる場所が
    あるのが良いんですよね

  • 第30~31話がマジで泣ける。藤原夫妻と夏目の出会いを描いた回。

    初めて“うちに来てほしい”と言ってくれた塔子さんに対して、「(この人)人間なんだろうか」って思ってしまう夏目を見てると…それまで夏目が他者にどんな風に接してこられたのかが分かるようで、辛い。(>艸<。)
    それでも諦めずにもう1回、夫婦でさらにもう1回、夏目に会いに来てくれた藤原夫妻。
    「藤原さんのところへ行きたいです、お願いします」と言って泣き出す夏目につられて私も号泣だよ~。゚(゚´Д`゚)゚。
    ようやく帰る家を見つけられて、本当に良かった!!

  • 2021.5.22 再読

  • 読み直しも8冊目。
    8巻はまるで友達と仲良く、がテーマと言わんばかりの話ばかり。夏目文化祭に参加、田沼があやかしに取りつかれる、最後は、夏目が藤原家に来るきっかけの話の3テーマでした。
    にゃんこ先生が前回ケガしてからさらに存在感が増して、人間として非力な夏目とそれを守るにゃんこ先生が繰り返し描かれてます。あと、とうとう田沼とたきちゃんがちゃんと出会って、妖怪関係仲間がはっきりチームになりました。
    今回の感動シーンは、「おれ何もできなかったよ、一人ではなんにもできなかった」「ひととはそういうものだろう」でした。

  • 第27話●夏目、文化祭に参加する
    第28話●映すもの
    第29話●同
    第30話●帰る場所
    第31話●同
    特別編8 ちょび徒然帳

  • あたたかくてやさしい。
    夏目がみんなとさらに仲良くなってきたというか、心を開いてきて嬉しい!

  • 夏目友人帳 8 (花とゆめCOMICS)

  • 人の優しい気持ちが妖の心を動かすことはあるのだろうか。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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