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- Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592186939
感想・レビュー・書評
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ジーヴスの漫画化ということで飛びついたが、ジーヴスはともかく、バーティーのキャラクターがあまりに貶められている気がして好きにはなれなかった。
小物、背景などは作者本人が「細かいところが気になる(描くのが好き)」といったようなことをコメントしていただけあって、丁寧に描かれていたが、それに比べるとバーティーの描写が余りにも杜撰だとしか思えない。
彼が単なるアホならば、そこまで女性にはモテなかったろう。
ジーヴスのシリーズの面白さは、ジーヴスの素晴らしい問題解決の方法のみならず、語り手であるバーティーがその振る舞いに反してどっぷり「スープに浸かる」過程にもあり、バーティーが魅力的でなければストーリーに対して全く共感を覚えることができないものとなる。
人物の描写がもう少し丁寧であれば、もっと評価できたと思うが、残念だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示