空の少年 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.75
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本棚登録 : 314
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592187400

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には前作の金魚奏の方がヒットでしたが、この短編集も可愛かったー。

  • 肌が人に触れてしまうと自分に関する記憶を抜きとってしまうとゆう特異体質の男の子は今まで極力人との関わりを拒んできた。しかし、クラスメートの女の子と親しくなるにつれ彼女に触れたいと想う様になって...ってお話です。なんとも切ないお話で短編なのですが心に残るお話です。

  • 表題作「空(カラ)の少年」。一つヤマを越えて、ああ、これで物語が収束していくのかな~と思ったら、もう一シーンぶわっと来て、泣かされた。LaLa(初出の雑誌)で読んだ時の印象深さがずっと忘れられず、今回コミックスを買い求めました。

  • 2011/09/14購入・11/05読了

    「空の少年」
    恐らくお母さんのほうには自分の記憶を消す力がなかったから、
    息子のアオのことだけ忘れられてしまったのだろう。
    アオくんと茜さんには幸せになってほしい。

    「ピノッキオは夢を見る」
    「ひだまり台風(タイフーン)」
    「アカツキの楽園」もよかった。

    キオの天然っぷり、日下部くんちの賑やかさ、虎太郎くんの変態っぷり。

  • 【NDC(9)】 726.1
    【請求記号】 726.1/フ-9
    【登録番号】 11340

  • 初版の帯には「せつない恋だけ、4編あつめました。」
    とあるらしいです。

    ふじつかさんの短編集。
    表題の「空(から)の少年」が、
    一番切ない…かも。

    ・ひだまり台風(タイフーン)…主夫な王子さま(秘密)
    ・アカツキの楽園…仲間と無人島に遭難するよ!(絆)
    ・空(から)の少年…異能力者の恋の行方と(出会い)
    ・ピノッキオは夢を見る…ココロの成長(変化と永遠)

    …ボカロに脳内変換した俺蝶乙

  • もう本当に、この作家さんは切ない恋愛ものを書かせたら本当に素晴らしいものを仕上げてくれる。

    表題作は、自分が触れたものの、自分に関する記憶を消してしまう少年「空」と少女の恋愛物語。

    好きだから触れたい。
    でも、触れた瞬間彼女から自分に関する記憶が消えてしまう…
    そんなピュアストーリーです。

    おススメ。

  • せつなくて、でも心が温まります。

  • 個人的に空の少年が一番好きです。
    せつないけど、優しいお話でした。

  • 手や唇にその人が触れると、自分のことを記憶から消し去ってしまうという得意体質をもった少年のお話(表題作)や、無人島に持っていくなら何を持っていく?という引っ込み思案な少女を主人公としたお話などが詰まった、ふじつかさんの短編集です。

    個人的には表題となるだけあって、空の少年が一番好きです。

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著者プロフィール

漫画家。2004年に第29回白泉社アテナ新人大賞優秀新人賞を受賞。『トナリはなにを食う人ぞ』(白泉社)など。

「2018年 『ピアノ・カルテット(2) 初恋は運命のはじまり!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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