獣王星完全版 1 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.69
  • (59)
  • (45)
  • (122)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 403
感想 : 56
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592187615

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 罪人が落とされる惑星。
    陰謀によって主人公はこの惑星に落とされるが、地球とは全く違う過酷な環境に翻弄される。
    この星では肌の色で住めるコロニーが違い、落とされた場所に近いコロニーでも肌の色が違うという理由で中に入れないなどの差別が存在した。
    そんな絶望的な状況の中、主人公は成り上がっていき、自分をこんな状況に陥れた黒幕に迫っていく。
    SF的な話ですが、外の惑星の環境の表現、追い詰められた人間の心理が面白かったです。

  • 最初の舞台となるのは2436年。人類はスペースコロニーに住み、科学の進歩と引き換えに、子孫はあまり繁栄せず、短命になっていく。そんな世界に産まれた主人公は……!?全くのSFで、しかも近未来ですらなく遠い未来。たぶん樹氏のかなり好きな分野と世界なのだと思う。最後に至るまで、たくさんの人が死んでいくのは、私としてはあまり好きではないし、最後の方の展開はやや無理があるような気がしないでもない。でも私の好きなのは、主人公の生気豊かな姿。周りの人物は、ともすれば頽廃的だったり、厭世的だったりすることが多いし、それらの人物もまた魅力的なのだけれど、生気に満ちた主人公たちの姿は輝いている。大げさに言えば、元気をくれるのです。

  • 樹なつみ先生、これまで読んできた作品が
    趣味に合わなかっただけだったのか
    そんなに惹かれなかったのですが、
    この作品は文句なく面白かったです。
    あ~何でこの作品から出会わなかったのか。
    ちょっと勉強し直してきますw
    設定・キャラクター共に素晴らしいです。
    最後がちょっと切ないですけど、
    でも最後まで納得の作品でした。
    良い作品と巡り合えて幸せです。

  •  

  • 完全版3巻読みました。
    後半が駆け足だったのが残念だったなぁ。
    折角だからトールがもっと何を考えていたか知りたかった。

  • 全3

  • 完全版で、3巻まで立ち読みで読了。
    絵が古かったしテンポも古かったけど、でも樹なつみらしい素敵な漫画でした。
    でもちょっとふわふわしてたかなー・・・

    ふわふわというか・・・そこが面白かったといえば面白かったんだけど、キャラはたってるけど流れが唐突でついていききれないというか。
    ざーっと早く読んじゃったっていうのもあるけど、そうでなくても多分、少し展開が速い?
    ラーイのことや、ティズのことも、出来事がいきなり起こってそれを回収しきった!というくらいキャラに寄り添って心情を舐め尽くしたいのに、シンクロする前にキャラの方が成長しちゃう みたいな。
    時間の流れも途中でガツンと切れちゃうし、状況が変わるの速い。
    最後の展開も怒涛すぎる感じ。

    多分これは、樹なつみの、手が頭の中に追いついてないんだろうなって思った。
    まだ漫画ってものを自分の手で自在に生み出せるようになっていない。
    自分の世界観や物語と取っ組み合いしているのに、慣れない道具使っているって感じがする。
    面白いんだけどね!
    ラストのラストは、あのトーイの変化は、個人的にはちょっといまいちだったかなー。

  • 2011/06/22:コミックレンタルにて全3巻読了。

  • シリーズ読了。普通に少女マンガの枠を超えて面白い。

  • あれこれ言ってられない環境での生き方。

    男のタイプ。女のタイプ。
    劇場型のストーリなので見飽きない。
    完全版ならば三巻完結です。

全56件中 1 - 10件を表示

樹なつみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
樹 なつみ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×