花の名前 1 (花とゆめCOMICS)

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著者 : 斎藤けん
  • 白泉社 (2005年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592188254

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花の名前 1 (花とゆめCOMICS)の感想・レビュー・書評

  • 全4巻。
    とても綺麗で、静かで、そして心に秘めた痛いような恋情が熱くて、深く心に残る話でした。無愛想で頑固で人嫌いな小説家、京さんと肉親を失ったショックで心を閉ざした蝶子が一緒に暮らすうちに少しずつ近づいて、幸せに向かっていくストーリーが好きです。不器用で人付きあいが苦手な2人だけに、本当に「純愛」という感じがするお話でした。

  • このご時世によくぞこんな大正文士な世界を描こうとしたなぁ嬉しいなぁ!! 三十路偏屈小説家・京と清楚可憐で庭弄りを趣味にする少女・蝶子のもどかしいまでに進まない関係。一応ね、舞台背景をよくよく見れば現代だという事が解るんだけれどね。高校時代にラブ万歳ヤリまくり最高!!みたいな人間ばかりを平気で出す、辟易するような作品をよしとするようになってしまった昨今、蝶子さんの純情さ、京の大人の小狡さにどきどきもやもやする。
    もどかしさ、指が触れるだけで胸が苦しくなるような切なさ、恋しいという気持ち。不器用な二人故に、不器用にしか互いの間を埋める事が出来ない。距離に躊躇ってしまったり、狭め方が解らずに急いて傷付いてしまったり。離れてしまって間を詰める事も出来ない、そんな時すらあり。あーあーあー秋山さんとパー介大好きだー!! シリアスとギャグの緩急のつけ方が上手いなぁ。
    惜しむらくは、絵が巻毎どころか同一巻内でもころころ変わっていってしまった点だろうか。個人的に一巻のバタ臭い感じの絵がこの少し古い雰囲気に合っていて好きだったもので。後、三巻が余りに文字に頼りすぎているのもどうかなーとは思う。そこはさ、絵で表現してもらいたかったわけで。なのでこの評価。

  • 再読。確か高校の時に表紙とあらすじに惹かれてまとめ買いした覚えが。不器用で頑固な小説家と家事と園芸が得意な可愛らしい女子高生(後に大学生)との年の差、時折挟まれる文学的な言葉選び、暗めな雰囲気とほのぼのした平和的なギャグの絶妙なバランスが大好きな作品です。自分の手で闇を振り払った蝶子の言葉が本当にかっこいいです。また本編だけでなく、巻末おまけ漫画の秋刀魚の件には笑いました。個人的には薔薇さまだった蝶子を見てみたい…。

  • どこかやっぱり暗いけど、だからこそ蝶子ちゃんが持つ光がとてもきれいに見えた
    本好きさんに読んで欲しいなとも
    でもこれは少女マンガ
    そして私は作者のギャグセンスがとっても好き
    場面場面で見ると笑えるとこもいっぱいあるから好きなんだよなーほんとに

  • どうしよう売れない・・好みすぎて。
    ちょっと暗いテイストが入る時もありますが、
    暗闇をずっと彷徨う人が、闇の中で行灯のようなささやかで小さな光を見つける話が好きな人にはオススメです。

    真面目なキャラクターだけじゃきっと読まなかった。
    作家の友人や蝶ちゃんの友人には和みました。

    小話の、事故とはいえ、惚れた男の顔を魚で殴れる女性は、意外性があって好きです。←暴力を肯定しているわけではないのであしからず。多分、この話があったから主人公の女の子を好きになれたんだと思う。

  • 切なくて、そして設定とかも好き。内容もすごく深くて。あっさりしているようで複雑で、複雑に見えてあっさりしてたりして。キャラクターの背負ってるものがそれぞれ重いですが、それを抱えながらも前を向く姿が魅力かと。

  •  この漫画大好きです。斎藤氏初単行本。
     絵はまだ稚拙で雑な所もみられますが、とにかく話がいいです。
     親戚の小説家・水島京と同居する大学生蝶子の話なのですが、『深い闇の底から一筋の光を請う様な ひどく純粋なラブストーリー』(本文より)です。まさしく。
     京さんの押さえきれない蝶子への思いを押し殺そうとする切なさ、蝶子の健気さ…泣けます。
     いつかドラマ化してほしい(笑)

  • なんとなくいまどきっぽくない、けど現代の恋愛漫画。ラブストーリーというより恋愛漫画で、漫画よりは普通の小説とかでありそうな設定かつストーリ。なんというか、どこか落ち着いたというか、いい意味でレトロな印象を私は受けました。幸せになってくれると良いなーと純粋に思うメイン二人です。けど個人的にはパー介君と秋山さんが大好きだよ(笑)

  • まるで熟練の夫婦みたい。
    でもピュアな所に癒されます。

    京さんの眼鏡に着物といういでたちは世間が抱く小説家のイメージそのものなんだけど、30歳にしてはじじむさい。笑

    意外にここでのレビュー数が多くてびっくりする。

  • 全4巻一気に読了しましたが、すばらしくよかった。
    気もそぞろで読んでたのに、すぐに物語に引き込まれ
    熟読してしまった。
    いろいろと深かったなぁ。
    作品自体が文学的で、つねにいつもどこか凛としている。
    物語の中に流れる風が穏やかなのに突然の強風になったり、嵐になったりそんな時間の流れをちゃんと見守り、支え、寄り添う人達が各々で理由を持ちながら集まり、いつの間にか全てが必要でなくてはならないものとなっていた。
    物語の暗い部分にも、いつも光の糸がみえる、シリアスだけど救いようがないわけじゃない。
    京さんや蝶子さんの抱える過去はとてつもない闇なんだろうけど、その傷が逆に人をひきつけてしまうんだよね。
    セリフも所どころドキッとするような突き刺さるような言葉や深みを感じる部分もあって、とにかく面白かったです。

  • 隠れた名作です。もっと評価されても良い作品。
    暗めのお話の中に微かな光が見え隠れする感じが好き。
    どこか文学的でもあるのに、時々入れられるクスリと笑えるような場面が映えて素晴らしい作品になっていると思います。登場人物たちが何とも切なげに、不器用に生きているので何とか幸せになってほしいと願ってしまうようなお話です。

  • 少女漫画の中では一番好きと言っても過言ではないくらい、大好きな作品です。
    両親を失い心を閉ざした蝶子と、心に闇を抱える偏屈な小説家。
    美しい言葉選びや丁寧な場面など、漫画でありながら純文学を読んでいるようでした。
    花を育てることで自らの闇を抜けた蝶子と、未だ闇の中にいる京。しかし蝶子の存在によって、京も徐々に救われていく。
    「孤独」「闇」という重いテーマを抱えながらも、京の担当である秋山の明るさや、子供っぽい部分を見せる京、蝶子が緊張したあまり秋刀魚で京を叩くなど、笑える部分もたくさんありました。

  • 何度も読み直してしまう作品。
    斎藤先生の繊細な絵柄とストーリーがまさにぴったりだなって驚きます。(←失礼)

    静かで穏やかな日常の中で感情が激しくうごめいている様子に、恐怖と美しさを同時に感じます。

  • 大好きな作品。今でも何回も読んでます。

  • 強烈に心に残っている。全巻ぶっ通しで読むのが大切だ、漫画は。
    また読みたい。

  • 1〜4巻所持の為1巻だけ登録。

  • 読了後、心がほっとしました(*^ω^*)

  • ときどき読み返す、一番大事な漫画です。

    純文学のような話。
    武者小路実篤の話の作り方に似ているなと感じました。
    愛と絶望の話です。

    全4巻ですが、
    3巻で内容的には終わりなので、3巻まで読み返す事が多いです。
    4巻はおまけの後日談。
    この1巻でファンになって以来、斎藤先生の作品は全部買ってます。

  • 全4巻

    最初は1話完結っぽい話が連なっている感じ。
    主人公の女の子が可愛くて、好感が持てるけど、
    話に入って行きにくい。

    途中から、過去のどろどろした、精神的な部分に入っていって
    イマイチ、のめり込めなかった。

    合う人には合うのかも。

    両思いなのに、それが簡単には上手くいかない
    そんなところがせつないです。

  • 蝶子ちゃんが、可愛すぎるっ!!
    京さんも、不器用だけど本当はやさしくて、ちょっと意地悪なところがツボ。

  • 壊れそうな恋愛なんだけど美しい恋愛が描かれてて感動しました
    なかなか少女漫画では見ない描写もあって気に入っています

  • これは名作。

    隠れた名作かな。

    全4巻

  • おススメされたので買ってみましたー。

    あらすじ読んだだけで突き刺さったので、読めるのを楽しみにしていたのですが、期待通りの作品でした。
    小説家×女子高生なんて俺得過ぎです(まがお)

    最初は読み切りだったのか第一話がいきなりクライマックスで少々戸惑いましたが、それ以降のお話がその補完的な内容だったので良かったです。でも、出来たら蝶子と京が一緒に暮らし始めてから心を通わせ合うまでをじっくり描いて欲しかったかなーとも思いましたが……。やっぱりそこは難しかったのかな―。
    セーラー服姿の蝶子がもうちょっと見たかった!(そこか)

    それにしても京の過去が気になりますね……。
    一体何があったんだ……。

  • 全4巻

    年の差であり、小説家×女子高生(途中から大学生)であり叔父×姪的(実際は遠縁)でもあるという、なんともオイシイ設定


    主人公は両親を亡くしてからふさぎ込んでしまい、親戚を盥回しにされ、最後の最後に小説家である京に預けられます。
    日本家屋+小説家+着物に眼鏡な上に不器用極まりないという不朽の要素を持つ京と、孤独になり絶望した女子高生蝶子。
    そんな違う闇を持つ2人の優しく静かな再生物語…みたいな。
    お話のテーマに闇があるから暗い部分もありますが、明るいサブキャラ達や庭の花がいい味出してます。
    2人は友人に恵まれてるなぁいいなぁと思った。

    京の陥る堂々巡りとか、蝶子との思考の違いはリアルに感じた。
    しかし「蝶」呼びには萌えました。

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