金魚奏 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 493
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784592188506

感想・レビュー・書評

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  • 【支部通信第28号(2009年11月)より】
    今回は久しぶりにマンガの紹介です。しかも、普通の少女マンガで、見た目も中身もちょっと可愛い、普通っぽいラブストーリー。なんですが、ヒロインの恋する相手がなんと中途失聴の大学生です。10歳ごろに徐々に音を失い、そのとき出会った和太鼓にハマって和太鼓奏者に。もともと無口で、今は親しい人以外には自分から離しかけようとせず、発話リハビリを受けているが会話の多くは後から学んだ手話…という、結構リアリティのある設定なのですが、それを取り巻く友人や弟が「普通に、あったかい」。また、「口元を手で隠すから」「暗いから」「泣いているから」読話ができない、とか「夜は携帯画面を使って“筆談”する」といったシーンも、さりげなく細かく
    描かれています。
    作者さんが、これを描き始めた当初現役大学生だったそうで、学内でのノートテイカーの様子や手話サークルの様子なども描かれています。ヒロインも、彼を追いかけて同じ大学に入り、彼のためにノートテイクをするのですが、悩みがあって上の空で書いているとき、「大丈夫?いつも以上に意味不明だけど」と言われてしまうあたりは、要約筆記者には「うっ」と来てしまいます(^^;
    少女マンガでもまあ、読んでみようかな?という方はぜひどうぞ。一般書店で手に入ります。

    〔金魚奏①・②(ふじつか雪・著) 白泉社花とゆめコミックス 各巻 ¥410〕

  • お話も絵もいいです。
    普段漫画を絶対買わない私が買ってしまった笑

  • 耳の聞こえない大学生と、ごく普通の女の子の物語です。
    とてもかわいいお話で、こういう題材の物語が苦手な私でもすらすら読めました。
    1巻だけかと思っていたら、2巻目もでて、小躍りしました(笑)

  • 可愛くて見やすい絵も、切ないけど心が暖まるお話も、全部大好きです。

  • 全2巻完結

  • 絵が好きです
    割といけた

  • 恋愛の切なさが伝わってきます。

  • 耳が聞こえないまさみと健全者の飛鳥。
    初めはまさみの太鼓の音に惹かれる飛鳥。

    太鼓の音、良いですよ。太鼓をやっている自分としては太鼓が叩きたくなるww

    とにかく、切ないけど心が温かくなります。

  • 耳の聞こえない男の子と女子高生の純愛、せつない・・・。

  • 1,2巻(完結)所持。
    耳が聞こえない青年・雅生と,そんな雅生に恋をした女の子・飛鳥の話。
    切なくて,もどかしくて,綺麗な話です。

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著者プロフィール

漫画家。2004年に第29回白泉社アテナ新人大賞優秀新人賞を受賞。『トナリはなにを食う人ぞ』(白泉社)など。

「2018年 『ピアノ・カルテット(2) 初恋は運命のはじまり!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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