OZ 完全収録版1

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著者 : 樹なつみ
  • 白泉社 (2004年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592188827

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OZ 完全収録版1の感想・レビュー・書評

  • 2021年、第三次大戦後の荒廃した世界が舞台。少女と傭兵とサイバノイドは「飢えも戦いもない」という幻の科学都市、OZを目指すが…?全5巻。


    巻数は少なくても内容はしっかりしていて、まさに理想的な漫画でした。1990年代の作品なので15年以上は経っているのですが、今読んでも文句なしに面白いです。

    どのキャラも魅力的ですが、特に主人公のムトーはかっこよかった…!チャランポランなのに、どこか律儀。実力があるのに、下士官止まり。10代に見えるけど、実は22歳なムトー軍曹。そんなアンバランスなところが彼の魅力です。

  • 3巻で完結だと思って(書店にそれだけしかなかったので)買ったら実は5巻完結で、一部品切れだったという……。なのでこの版で3巻まで読んで、残りはジェッツコミックス版を図書館で借りて補完したわけ。ああ最後まで読めてよかった……。
    すっごいカッコイイ。面白い。最後まで読んで最初から読み返してみたら、メインキャラクターの変貌ぶりにびっくりする。読んでる途中は自然に感じたのにな。それくらいキャラクターが徐々に変化していく様子が丁寧に描かれてたり、要所要所のエピソードが痺れるかっこよさだったりするんだが(1024とネイトはいいね~)、基本プロットが1本ぴしっと通ってて、終盤に伏線が回収されておーっと思ったりする。
    こんど舞台になるみたいだし、コミックスの増刷を…お願いします白泉社様。
    ロボットの技術も進歩したし、冷戦は終わった。それでも「人間ってなんだ」とは今も問い続けられていて答えはたぶんそう簡単に出ない。
    「人間に近づく事とは…より不完全なものへとなっていく事なのでしょうか…」1019が言う場面は印象的。まさに正鵠を得ているのかも。

    男も女も機械も無造作にタラしこむ童顔軍人・ムトーのキャラ造形はほんとちょっとズルイ。作中、私はヴィアンカに共感する点が多々ありましたねえ(笑)。世が世なら彼女がいちばん幸せになれるタイプなのに、戦国時代に生まれたばっかりに。

  • 電子無料。前に舞台で観たけど読んでくうちに段々思い出してきた。19が可愛いんだよね。

  • 全5巻読了。第三次大戦の核ミサイルにより植物は枯死し全世界で内乱多発。その大戦前に一つの頭脳集団が造った飢えも戦いもない最先端の科学都市「OZ」。そこを目指す中で成長する少女。より人間へと近づいていくAI。初めての(多分…)恋をする軍曹。SF的で少女漫画的な美しいエンディング。読み始めると止まらない。息子に読みなさいと薦められる正しい漫画。息子いないけど。ちなみに完全版は主に背景・トーンワークを加筆修正したそう。

  • ムトーもかっこいいけどなんだかネイトがすごく好きだったりする。ラストは感動。

  • 私の漫画史に衝撃と変革をもたらした作品。出逢えた幸運に大感謝。

  • 全4巻。完全版全5巻。

    SF、OZ(オズ)=ファンタジー、傭兵など、心惹かれるポイントが多数ありながらも、サクサクとスムーズに物語が進むので読みやすいです。
    樹なつみ作品の中で一番好きです。

  • 小学生で読んだ作品。
    樹なつみを集めたくて完全版で購入。
    十何年振りに読み返したがやっぱり面白い!!

  • 世界が核によって崩壊したその後・・・のお話。それが1990年。たしかにそれ以前、いつかは第三次世界大戦が起こり、核兵器によって人は滅びるのではないか・・・21世紀なんて夢のまた夢・・・みたいな話はいくつもありました。しかし、色々なことはありつつも人は滅びることもなくこうして営みを続けている。不思議な気がします。傭兵の武藤。天才少女フィリシア。フィリシアの兄リオンが作った1019と1021。傭兵仲間のネイト。フィリシアノ姉、ヴィアンカ。OZを目指す旅ヘ

  • オズの魔法使いにそれとなくなぞらえた登場人物。少女漫画ですが立派なSFもの。お薦めしたい。機械と心、少女と傭兵。

  • 「花咲ける青少年」の方が好きだなー。

  • 1990年の第三次世界大戦から30年核で荒廃した世界が舞台の近未来SF。
    世間知らずな天才少女フェリシアは童顔の傭兵・ムトーとサイバノイドの1019と共に伝説の未来都市OZを目指す。機械は人の心を持ちえるのか、というテーマと共に骨太な展開と少女漫画の叙情性が見事に融合した作品。

  • 観劇前の再読。おもしろい。生きるとは、存在とは。

  • 定期的に読みたくなる漫画。
    SF映画を観ている気分にさせるほど、とにかくスケールがでかい。
    初めて読んだときは、物語終盤から全身が鳥肌が立つほど、ドキドキしながら読んだ記憶がある。
    絵柄に好みが分かれるかもしれないが、一度に全巻大人買いしても絶対に後悔はしないだろう。

  • どきどきするSFでした

  • アンドロイドを題材にした傭兵とお嬢様とを取り巻くSFと恋愛のドラマ。
    5冊で完結するので、そんなに重たさは感じない。

    あまり少女漫画に触れてこなかった自分が注目したのはリスク計算と恋愛への没入について。

    「今ある立場」を簡単に捨てる主人公に、少し戸惑い。
    青年漫画だともう少し葛藤や迷いの生じる場面だと思うけれど、極めてなんとなくな理由で、安定的立場を手放したように思う。
    ジェンダーで区別したくはないし、話を進めるためには必要な流れとは理解しつつも、社会的立場をにおわせない所は少女漫画的な技法だろうか。

    またヒロインについても、比較的簡単に恋に落ちている印象をうける。
    もしくは、恋に落ちているというよりも、キャラクター同士に、もしくは片方に恥じらいがないといった方が適当だろうか。
    これも少年漫画とは描き方が違う。
    今後もう少し多くの少女漫画を読んで分析すべき点。

    色々書いたけれど「きれいにまとまった作品」という印象。
    できればもう少しアンドロイドを掘り下げてほしかったか。

  • まさにSF少女漫画の至高。世界観、心理描写、キャラの魅力…なんて強力な3点セット!1019がほんといいキャラすぎてもうね…ストーリーから読み取れる感情の機微が絶妙で、私は何度読んでもあの場面で泣いてしまう。
    あとは獣王星のレビューも参照で(笑)。

  • 小学生の頃読んで大好きだった作品。最終巻で泣ける。
    完全版でないのを母が持っているのだけれど、自分用に欲しくて買った。

  • 2011/06/29:コミックレンタルにて1~4巻まで読了。

  • 最初から最後まできっちり面白かった。魅力的な登場人物たちが話をぐいぐいひっぱっていってくれる感じ。特に面白いというか興味深かったのが19。お金があったら家の本棚に置きたい。

  • これを少女漫画で描いたこと(それも二十年近くも前に!)にまず驚いた。

    第3次世界大戦勃発、大規模核爆発によって不毛の大地が広がり、かつての国境線は消滅、あらたに線が引かれ、領土・資源を争う日々――OZ(オズ)と呼ばれる秘密科学組織の存在を探し求める若き軍曹と天才博士少女、そしてアンドロイド。

    設定はSFによく見られるけれど、脇を固めるエピソードが豊か。
    ネイト・・・! 
    それに、最後のムトーが19に救われたことを示唆する場面は、ぐっときた。人間とアンドロイド(A.I)を隔てるものとは。

    樹なつみの作品は、花咲ける青少年もそうだったけど、一般的に少女漫画で描くようなテーマではないのに、中学生でもすぐに入っていける魅力がキャラクターにある。 もっと長編でもよかった。

    それにしても、夢の欠落した存在をOZと命名したことに、作者の反抗的で皮肉な優しさを感じた。

  • いやぁ好きですこう、軍隊絡みのSF。「22歳の青年将校」とか。

  • ムトーはかっこいいですね。「ムトー」も「洋」も「サージェント」も、呼び方全部がかっこいい気が。

    フィリシアの姉ちゃんが切ないなぁ。出来の良すぎる兄と妹。

    ネイトとアンドロイド(番号忘れた。1012だっけ?)の話も好きです。


    ラストは秀逸ですね。

  • 欠けているもの。求めるもの。
    主要登場人物を「オズの魔法使い」
    に当てはめてみよう。

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