暁のヨナ 10 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2012年12月20日発売)
4.39
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本棚登録 : 1177
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592190905

作品紹介・あらすじ

賊を名乗り、横暴な役人から火の部族の村を守るヨナ達。一方、火の部族長次男・カン・テジュンは、賊討伐を命じられ加淡村へ。そこでは以前、殺してしまったはずのヨナの声が! 動揺したテジュンは、さらに誤って味方の援軍を呼んでしまう。村に迫る危機に、ヨナは――!? 2012年12月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 2012 12/25読了。WonderGooで購入。
    序盤でヨナを死に追いやってしまった、と思い込み呆けきっていた火の部族長のヘタレ次男・テジュンが主人公の巻。
    ヨナの生存を確認すべく冒険⇒民のために活動するヨナたちの近くにいたことで感化されはじめる⇒最後には、火の部族の土地をヨナに託されるだけの信頼を得るまでに。
    って描くとよくある「悪者が改心して良い人になりました」ってだけのようで、実際そのくらいの展開になるのではと思ってたけど、予想を全然超えていて凄い巻だった。
    ヨナが生きていたことを知ればただ泣くってんじゃなく顔面崩れるんじゃないかってくらい泣いてもう一度会えたことを喜ぶし。
    民や兵に対してはだんだん実情を把握していってなんとかいい将になる・・・かと思えば途中でいったんヘタレそうにもなったり。

    なにより、テジュンが改心するきっかけになったおばあさんが、兵になった息子に会うことがないまま、テジュンが改心しきっているタイミングで亡くなった、っていうのが。
    これが最初におばあさんが亡くなって・・・というんならありがちにも思うけど、すっかり善人っぽくなって色々報われていくのかってタイミングで、って。
    「いつか」では駄目、ということが重くのしかかり、世の中そんなうまくいかないことが如実になり、それでも挫けないことでテジュンはなるほど、ヨナにこの土地を任されるだけの人物に足るんだ、とわかる。

    半端ない。この巻は半端ない。

  • テジュンがかわいい巻

  • テジュン馬鹿可愛い

  • この巻好き
    テジュンの成長
    淡々としたフクチさんがたまらない
    ヨナの成長も感じる
    ゼノは謎めいた存在
    時々言葉が鋭い
    黄龍はどんな役目なのだろう

  • テジュン様がんばる、の巻。あんなおバカさんだったのが、立派になって……色々と超人が多いこのマンガで、割と親しみが湧くキャラクターである。

  • 残念な人の恋模様(笑)
    これからが楽しみな人物ですね

  • 2014/12/10
    【好き】テジュンの表紙と扉絵が◎。 テジュンの恋と成長の巻。 お世話係りのフクチも良いキャラ。 貧しい村の現実を目の当たりにし逃げ腰だったテジュンが、ヨナへの強い想いが原動力となり火の部族の発展とは何か、自分の立場や出来ることなどと向き合い始める。 ヨナたちは痩せた土地でも育てられる作物を探しに旅に出る。 テジュンが今後イイ男(ヘタレと不憫成分はそのままで)に育つといいなぁ。

  • ※感想は第15巻のレビューに。

  • テジュン回。テジュンかわいいなあ。根は素直でいいこですよね、テジュン!

  • 第54〜59話収録。
    テジュン成長の巻。表紙同様、ヨナに恋するヒロインそのもの(^^;脳内メーカー全てヨナだし(笑)54話ラストの、ハクに見つかる場面には噴いた。その他のドジといい、愛すべき馬鹿ですねー。そして56話冒頭からヨナが格好良い!「ええ 見ているから誠意を示して」はテジュンと同様ドキドキしたよ(笑)頑張ってキルソンを治療する様子は応援したくなる。59話は良い最終回だったと、思わず誰がメインか忘れてそう思っちゃいました。後書きに、9巻購入者特典ペーパーの再録あり。台詞が見づらかったもんね〜。

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