作品紹介・あらすじ
志季に余計な負担をかけないため、告白を諦めた香蘭。一方、志季は春玉から、香蘭の恋心を知らされて…!?そんな中、一緒に温泉旅行に行くことになった香蘭たち。そこで志季から「好きだと聞いたけど本当?」と問われて…!? 2013年2月刊。
感想・レビュー・書評
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告白し、気まずい香蘭。一応身分は弁えていたんだと感心してしまった。しかし二人きりで閉じこめられた書庫で火災が発生。そこからまさかの志季の告白。あれ、志季いきなりどうした。ちょっと前まで無自覚にもほどがあったのに急に自覚したのか。
自覚した途端愛が重い志季が面白い。純粋な笑顔が若干腹黒くなってるのすごくいい。こっちの方が好きだなぁ。
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帝〝香蘭が私のことを好きだって 本当?〟
香蘭〝な、なんでそんなこと聞くの? 変な志季だなあ〟
帝〝たぶん、そう遠くない日に何人かの妃をとると思う。そのことで君との関係が変わったり、君を傷つけてしまったらと思うと 君とは今までとは変わらずにいたい〟
香蘭〝大丈夫だよ、志季にお妃さまが来ても時々遊びにいくし、そりゃ、ちょっとは気を使うけど、今まで通り―好き〟
帝〝しかし、私はー〟
香蘭〝うん、ごめんね、ちゃんと諦める〟
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さんざん女に気を持たせておいて、いざ告白されると、この科白? そんなのアリ? と憤慨しました。帝を見損なった―笑
しかし、この後、意外な展開が!
二人がいる場所が火事になった時、香蘭は帝を先に逃がそうとしました。そんな香蘭に帝はついにホンネを激白。
帝〝私だって、君のことが好きなんだよ! 君が好きで死ぬ程大好きなんだよ かわいくて仕方ないんだよ 君え幸せなら 私なんて どうだって良いんだ 君がつらそうだと どうしたらいいか全然わからなくなるし なんとかして笑わせたいと思うんだよ なのに君が他の男と楽しそうなのは少し嫌なんだ 君がいなくなったら 私がいる意味なんてないんた゛ だから生きて わかった?〟
帝は香蘭を妃にしたときに起こるであろう様々なことに躊躇していたんですね。
ダメだ、この告白で私は完全に帝にノックアウト―笑
一国の帝にここまで言われなんて(妄想の世界に入る私)(///∇//)(//・_・//)。
ますます楽しみです。絶対に次巻も借りてくる!
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第18〜22話収録。
志季よ、春玉の言ってたことを、香蘭本人に確認するのはあかん〜!でも、遂に香蘭への想いに気付き、告白したのは良かった。しかしその告白を香蘭に「重い愛」と一蹴されるとは(笑)誤解されたまま、志季は愛しい香蘭を見守ることに。志季が妃にと香蘭を望まないのも分かる、今の関係が1番平和だから。それにも関わらず、春玉は香蘭が好きになりつつある。どうなるやら。雨帖の過去話は結構良かったのに、香蘭がさほど興味示さなかったのが可哀想(笑)本編に関係ないが、香蘭の髪型変更はこのまま?可愛いけれども。
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あー萌えるー 身分差身長差ラブ。これどうやって決着つけるんだろう。
たぶん香蘭が高貴な身分だったりするんだろうけど。
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スローペースだけど、ようやくちょっとずつでも前進してきたような。また次が長いなぁ。
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国民が飢え苦しむ晶王朝。税が払えない村のため、宝を盗み出そうと王宮に忍び込んだ香蘭は、美しい青年・志季に出会う! 一夜明け、皇子を殺した暗殺者が逃亡中という報せが国中に広まる中、香蘭は志季に再会! 志季を暗殺者だと疑う香蘭だが、優しい素顔に戸惑って!?
レンタルして面白かったので一気にに大人買い。
5巻でようやく一歩前進した二人の関係。
この先がかなり楽しみ。
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私の中で常に熱い1作。
身分差と身長差のコンボ。とはいえ、可愛いイラストと内容によってはシリアスですが、ほのぼのに癒されます。あー楽しい。
本誌ではいよいよ盛り上がってまいりました!という雰囲気をじんわりと出してきているので今後も期待できます☆
気になっていた方はぜひご一読ください!
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2013/02/13購入・03/24読了。
大切であるが故に妻には出来ない。そこが帝の弱さなのかな。
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前回の話をやや忘れておりました。
ああ、そうだった。志季は間接的に香蘭の気持ちを知ってしまったんだったね、と。
読み進めて思い出しました。
そして物語は日本人の好きな温泉話(笑)
二人の話も進んだような、後退したような……。でも、進むための前段階。そうでもしないと、こののんびりほのぼのペースが終わらない気がします。
とはいえ、世界観をやや広げてきましたが、どう収拾つけるのかな。
1巻からやや設定がかわってる気もするんだけど……一度読み返すべきかな。
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やっと進展というか、スタート地点のような…^^ 21話の志季視点の話は新鮮で良かった。だけど香蘭のことかわいいとか思ってる姿は端から見ればロリコンにしか見えない…w
仲野えみこの作品