八潮と三雲 (第2巻) (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 531
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592191926

感想・レビュー・書評

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  • なんというか、最近はり●んとかなか●しよりも
    花ゆめのほうが平和に読める少女まんがな気がする…。

    というのはおいといて、
    花わずらいから引き続き、作者のノリがすきで買ってます。二巻です。

    猫に九生あり、
    人間の世界とはちょっと違う猫の世界、九生猫社会が舞台。
    9つの命を持つ猫は死ぬたびに名前が変わるため
    その名前をエリアのボスに更新してもらうのが義務なのですが
    お金とか恋愛とか女の子がすきそうな事情で(笑)
    更新を滞らせている猫に催促を行う
    取立屋の三雲と八潮のおはなし。
    なのに二巻にしてボスに表紙ポジション奪われてる三雲。

    名前の数字が残りの命なので
    三雲ライフ3、八潮ライフ8。
    ていうか八潮は三雲を助けて一回死んだので旧名は
    その筋では名の知れている「鬼の九曜(くよう)」。
    (→つまり一回も死んでいない。どんだけだお前。)
    通り名にぴったりな眉間ジワが常によっていたり、
    ちょっと美猫で通っている三雲は
    案の定一方通行片思いだったり、
    なんで三雲が6回も死んでるのか謎だったり、
    逆に八潮は昔飼い猫で、
    今まで死んでなかったことと関係ありそうだったり、
    いつもどおり面白くなりそうな伏線はたくさん張ってあります。
    個人的に4分の1スペースにある、
    ボスが15文字以内で何でも回答してくれるコーナーもツボです。
    15文字て!と思ったら意外と意思伝わるね15文字!

    ツンツンつんつんした八潮が
    デレたときが終わりどきかと思っていたら
    二巻にして(不慮の事態で)デレたという衝撃の展開にびっくり。
    このびっくりさせる展開の
    持っていきかたがうまいんだろうなあと
    なんか違うところで感心した二巻でございます。

  • 猫らぶ。雑誌掲載時から大好きだった「サテライター」も収録されてて嬉しい。

  • モチーフは猫なのに、ほとんど猫っぽくない猫マンガの第2巻。
    しかも、今回は表紙とタイトルが合ってません(大笑)

    完全に三雲の一方通行と思われた関係だけど、何だかどうして不思議な感じに。
    でも、八潮本人は焼きもち焼いてるなんて思ってないんだろうなぁ。

    それから、完全にデスクワークの人と思ってたボスの勇姿にビックリ。
    よく考えれば"ボス"なんだから、強い筈だよね。

  • 待ちに待ってた2巻です。
    草川さんの作品は毎回モチーフが面白いという印象がありますが、今回も同時収録の読み切り含めて面白いです。
    なにゆえ不定期連載なのか……!!

    人間社会の隣にある九生猫社会が舞台。
    九生の猫は九つの命を持って生まれる変種。残りの命数に応じた名を天より与えられて、命を落として名が変われば、縄張りのボスに報告するのが義務となっている。
    その更新をさまざまな理由で怠る者の更新の催促にいく取り立て屋コンビのお話。

    とにかく八潮さんと三雲ちゃんの関係性がツボ過ぎて困ります。
    三雲ちゃんは八潮さんに助けられたこともあって、八潮さんにらぶらぶなのですが、当の八潮さんはとにかく偏屈でツンツンなのですよ。
    今回はその八潮さんの様子が色んな意味でおかしくなる巻だったので、床ローリングしまくってました。
    こんな格好いい猫キャラ他にいないよ、多分。
    三雲ちゃんも健気で一生懸命で、過去になんかあったような感じなので気になります。
    とにかくおススメです。

  • 一巻目よりも甘さだけでなく焼きもち分もプラスされてますます面白いです。

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