幾星霜の夜を越え (花とゆめCOMICS)

著者 : 友藤結

• 白泉社 (2011年10月20日発売)

感想・レビュー・書評

[更紗さんの感想 · 2022年9月6日]

絵とタイトルに惹かれて購入。時乃がとても可愛いです。孤独だった狂四郎が、愛する人を見つけられて本当に良かった。

[やおさんの感想 · 2014年12月27日]

"「…ずっと思ってた…狂四郎さんは私とはどこか違う世界に生きていて
…私とは同じ時間をずっと生きては行けない人なんじゃないかって
一緒にいたら私は両親に先立たれた時のように
またおいていかれるんじゃないかって…
…でも それでもいいんです」"

和服もの好き。
絵柄好みだったし、ストーリーも結構すき。
突っ込みたい点はあるけれど、短編ゆえに、かな。

[manapさんの感想 · 2014年12月3日]

時は寛永８年。天涯孤独の青年・狂四郎は、ある男との闘いで不老不死となってしまう。
永い孤独な放浪の末に平成の世で出会ったのは、己を不死へと変えた憎き敵の子孫・時乃。
復讐のために時乃に近づく狂四郎だが、時乃の優しさに心が次第に癒され…！？

不老不死の青年が、その敵の子孫である少女と出会うという設定がおいしい。
前作もだけど、この作者さんは時代物がお好きなのかも。
相変わらず絵も綺麗だし、ストーリーも丁寧で読みやすく、少女漫画的盛り上がりもあっておもしろい。
なのに何でか一巻完結なんだよね。十分続けられるのに、惜しい。
普段は穏やかで優しくて可愛い時乃ちゃんが、時々ご先祖様の正宗さんに憑依されるので、狂四郎もハラハラするね。せっかくいいムードだったのに、いつの間にか中身が男になってるとか酷い話。
話的には三話で終わった感じだったので、四話目あるのには地味に驚いた。まぁその後があるのはありがたい。

[aoiさんの感想 · 2013年10月3日]

全4話＋描き下ろし漫画。『影に咲く花』が手に入らなかったので、こちらから読んでみた。花ゆめ新人作品は当たりが多くて好き(｡・ω・｡)本作品は少女漫画で男主人公なのは珍しいと思いつつ、純粋な時乃と接する中で狂四郎が生きる希望を見つける過程に惹かれました。絵も丁寧だし、買って本当に良かった！特に3話に感動した。あれで終わってても良かったかもしれないと思ったけれど、後日談の4話も素敵♪早く『影に咲く花』も読みたい。

[kyouchan10さんの感想 · 2012年6月24日]

寛永８年、ある男の戦いで不老死になった青年が永い孤独な放浪の末に平成の世で出会ったのはかつて自分を不老不死に変えた憎き敵の子孫だった。復讐の為に子孫に近付くがその娘の優しさに心が次第に癒され...。っとゆうお話。この作家さんの絵は丁寧で好きです。

[伽羅さん · 2012/06/25]

私もこの作家さんの絵は丁寧だし好きです。
忘れた頃に、短期で連載希望です（笑）
まだ、コミックス化されていない作品もあるので、これからも注目した行きたい作家さんです。

[森月雫さんの感想 · 2012年1月30日]

この人の絵好き〜♪狂四郎の服のセンス酷すぎて噴いたｗｗ

[enoki82さんの感想 · 2012年1月14日]

設定、絵、テンポ、すべてよかった（表紙のイメージとはいい意味で違っていました）！
久々に花丸つけたいくらいイチオシの作品です゜+。(*′∇｀)。+゜

[きりゅさんの感想 · 2011年12月19日]

2011/10/24購入・12/19読了

話のメリハリがあり引きこまれた。

狂四郎と政宗のやりとりが楽しい。

狂四郎が、生きる楽しみを知ることが出来て良かった。

[幸音さんの感想 · 2011年11月4日]

待望のシリーズもののコミックス化。友達から借りて読了。不器用な狂四郎が優しさや愛しさ、寂しさといった人の感情を実感していく過程や時乃の人柄、正宗の邪魔っぷりが良かった。表紙やタイトルはシリアスっぽいけど内容はほのぼのコメディ、で合ってるかな。やっぱりデートの回とおまけ漫画が一番ニヤニヤしちゃいます。たまに出てくる生年３桁の使い方が面白い。やっぱり白泉社の新人さんは絵も構成も上手！

[warp1089さんの感想 · 2011年10月27日]

前作を買ってから新巻を待ってました。
前作の続きが出ないかな～と思ってたら違う話だったけど。

話がおもしろいし、登場人物のキャラが良いし、
アクションシーンっぽい所も自然に描かれてるし、
ベタな展開も挟みつつツボ突いてくるし。

不思議なのは、３話が結構ヤマっぽい展開なのに
あえてほのぼの系の４話があって、
なのに巻数表示が無いってことは続かないってことなの？

終わリ方をどうするかは雑誌掲載時の事情もあるんだろうけど…