スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)

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著者 : 羽海野チカ
  • 白泉社 (2011年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592192329

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羽海野 チカ
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スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)の感想・レビュー・書評

  • 羽海野さん!羽海野さんじゃないの!!!!!!
    …と、書店の新刊コーナーでみつけて即手にとりました。
    (同伴してた人にいつ手にとった?!って言われた…即です!笑)
    10年前くらいの短編の詰め合わせですが、昔からずっと変わらず優しいお話を描く人なんだと知りました。

    こういう、美し過ぎるものと、その正反対のものをちゃんと描ける、なんていうかな…感じたものや吸収したものをちゃんと咀嚼して紙面に出せる、っていうのかな?
    紙面にちゃんと人間がいる感じ。
    羽海野さんのお話を読むと、誰か(登場人物や、自分以外)になれた気がするほど、ぐっさりくる。
    わたしにとっては「凄い人」なんだけど、そんな凄い人は何を見て何を感じて何を飲みこんでるんだろう、ってのは常々気になるところで、羽海野さんはそういうのも紙面に忍ばせてくれるから、なんかお礼言いたくなる感じです。

    や、ほんと素敵な人だわ、羽海野さん。
    わたし羽海野さんの作り出す漫画も大好きだけど、きっと羽海野さん自体が好きなんだと思う。お友達になりたいレベルで。
    ステキな女子だと思います。

  • 羽海野チカさんの漫画を読むと、
    自分が大事にしたいものや大切にしたいこと
    生きていくスピードとか
    間違ってないんだってほっとします。

    忙しい毎日や周りのスピードに辟易してしまったりすることも多いけれど
    私と同じようなことを考えたり
    同じことに悩んだり、苦しんだり
    笑ったり、いとおしく思ったりする人が
    この日本にも住んでいるなら
    こんな風に私の言いたいことを
    言ってくれるひとがいるなら
    私も明日からもがんばれそうな気がする
    勝手ながら、ほんとにほんとにそう思って、
    そして気づくと涙がこぼれてしまうんです。

  • 人によっては青臭く感じる話が多いかもしれないが、個人的にはテーマと描き方のどちらもハイレベルに感じられた。ここ最近読んだマンガの中でも特に印象深い。どうでもいいが、キリンの話のカラーページがやまだないとを思い出させる。アシスタントでもやっていたのだろうか。塗りのクセが妙に似ている。使っている機材は恐らく違うはずなのに。

  • 可愛いし明るく希望があるのにどこか哀愁が漂う短編集。ほんのりBLっぽいものもあってなんだか得した気分。

  • 羽海野さんの、よいところがいっぱい詰まった短編集。特に好きだったのが、表題作『スピカ』。
    なんというか、これからの私の考え方に影響を与えたと思う。悩む人間が、ひとつの答えを見つける描写に長けているなぁと思う。その答えと、行き着く過程に説得力がある。

  • 3月のライオンは好きなんだけど、読むのにパワーが必要。この短編集は、羽海野チカさんらしいテイストはありながらも、短編なだけにそこまで重くなりすぎずに読めるのが良かった。そして、短いページの中でもしっかりとキャラが生きていて、まとまっているが素直に凄い。

  • 読んだ後、心が温かく優しい気持ちになりました。どの話も誰かを大切にしたい気持ちや人の弱さなどの表現がとても丁寧に描かれていて、羽海野チカ先生の作品の原点がここにあったんだなぁと思いました。
    羽海野チカファンの人やそうでない人にもオススメしたい一冊です。

  • 羽海野先生はハチクロしかり、日常の中に潜む寂しさだとかもだもだした気持ちを切り取るのが本当に上手いなと思います。

  • 羽海野チカの初期短編集。2000年から2004年までの、ちょうどハチクロの連載初期と同時期の作品。羽海野作品がアニメ化、映画化された時は、主題歌や挿入歌でスピッツの曲が選ばれることが多いのだが、今回はタイトルにスピッツの名曲「スピカ」の名前が冠されている。

    スピッツの「スピカ」には「幸せは途切れながらも続くのです」という歌詞の一節がある。苦しさやつらさを乗り越えて自分なりの幸せをつかんでいく羽海野作品の登場人物たちは、「スピカ」の歌詞の一節を体現している気がする。

  • 薄くてすぐ読みおわってしまうけど、好きな本です。
    どこかコミカルで、とても静かな作風には大きな安定感。
    こんなの描いてたんだー(・∀・)

  • うわああんやっぱり羽海野さんいいよぉぉ!!どれもとてもいいんだけれど、あえてあげるなら「スピカ」と「はなのゆりかご」でしょうか。

    萩尾望都などに読み馴染んでいると、トゲ谷博士が大切にしているモリーは、既に死んでしまっていてその似姿の人形か、博士の妄想の存在か、感情のないロボットか…。と心配しながら読んでしまったんですが、ハッピーエンドでよかった!!博士もモリーも砂糖菓子の国の住人にならなくてよかった!!

    余談ですが、「可愛いモリー」は、高尾滋「人形芝居3」のパースレインの「ぼくのマリー」に匹敵すると思います。きゅんとする男の子の台詞の二大巨頭。

    「スピカ」も、好きなものに一生懸命になる真っ直ぐな気持ちが気持ちいい。切れるほどせつない。好きなことを好きなことをずっと大事にして生きていきたい。

  • 古本でゲット。

    やっぱり羽海野作品はほんわかするし
    じわーっと考えさせられたり。


    3月のライオンが早く読みたい!

  • 羽海野チカ短編集。読んでいると気持ちがくすぐったくなります。そして不思議と読む場所を選ばない便利な本でもあります。

  • 「ハチクロ」の連載が始まったころに描いたという、短編集。
    今から10年ほど前の作品達ということになるけれど、古さや拙さを感じられずに読めます。

    ほんの数ページの短編ながら、心を揺さぶるのがすごい。
    羽海野チカの真骨頂だと思うけれど、ぎゅっと切ないのにどこか暖かい話が多くて、涙出そうになったり、ほっとしたり。

    すーごく寒くて淋しい日に飲む、心を和ませるあったかいココアみたい。

  • 可愛くて、切ない本でした。
    さすが羽海野さんの作品集だなー。
    どれも好きですが、世界観は「ミドリの仔犬」のシリーズの絵本っぽい感じがすごく好き。
    でも冬のキリンの切なさも、大好き。

    いつも誰かが誰かのことを考えている。
    そんな優しい物語でした。

  • 高校球児とバレリーナのたまごのおはなしと、きりんと父子のおはなしが好き。

  • 羽海野先生の絵が好きで、ストーリーが好きで、とうとう買いました。
    中身は短編で、ハチクロも3月のライオンも関係ないけど、世界観とかテーマとか、そういう深いところが共通していて、やっぱり胸に訴えかける何かがありました。
    その何かを見つけたいのですが、言葉で表せなくて。
    ハチクロで見かけたシーンとかが出てきたりもしていて、それだけ印象的で伝えたいメッセージを持つシンボルなのかなって思いました。

  • 羽海野さんの話は長くても、短くても。物語に対する愛情というか、責任というか。なんというか、しっかりとしていて。そして、うっかり泣かされる。

    感情が振られたのが、あとがきのパトと攻殻の話。

    バトーさんは犬っぽいし。南雲さんの凛とした姿の後ろに見える荒れた都市に心が動かされて。

    同じものが好きな人に対する無償の無限の愛情。めいた愛着がわく。

  • 羽海野チカさんの漫画は、絵が可愛くてキャラも可愛くできてるのだけど、お話は、心臓をギュッと掴んで ゆ っ く り とほどかれる感触で、少し切ない……
    初期短編集だけど、そんな今の羽海野チカさんの漫画のエッセンスは存分につまってるので満足できると思います

  • 2011年7月発表。


    『ハチミツとクローバー』
    『3月のライオン』
    の漫画家・羽海野チカが
    デビュー当初、
    各誌に描いた珠玉の短編を一冊にまとめた
    初の短編集。




    いやぁ〜
    やっぱ上手いというか、
    この人短編も質が高いです♪


    わずか100Pほどの
    薄い作りやけど、
    文句なしに満足できる出来(*^o^*)



    6編の短編は
    すべてハチクロを連載した当初の作品だということで、
    優しくも儚いテイストの短編が多く
    ハチクロの世界観に通じるものもありました☆



    特に自分が
    胸がキュイ〜ンとなったのは、

    ハチクロとシンクロしている世界観の
    巻頭フルカラーで描かれた
    『冬のキリン』と


    「3月のライオン」の
    ひなちゃんと高橋くんのモデルにもなった
    表題作の『スピカ』。


    好きなことを続けることへの不安と
    思春期の葛藤を描いたテーマは、
    様々な問題と戦いながら
    夢を諦めない人への
    後押しになってくれるストーリーだと思います。


    そして
    おじいさんとおばあさんの
    無償の愛を描いた
    ロマンチックな大人の童話
    『はなのゆりかご』
    もオススメです☆




    しかし、なんなんやろ?

    この人の漫画を読んだ後に感じる
    このあったかい余韻は(^_^)


    羽海野さん本人が持つ
    優しい人柄や
    人間力を感じずにはいられないです。



    なお、この本の印税は全て
    東日本大震災により被災された方々と、
    被災地の復興ためへの義援金に充てられるそうなので、
    是非とも新刊で
    たくさんの人たちに読まれることを
    切に願います。
    (500円玉のワンコインで買えます)

  • ふわふわ きらきら 。 表題作「スピカ」がいいなぁ。でも、全部のお話が好きです。本当に。

  • 優しい物語で安心です!プチBLあり。巻末のバトー語りが、、らしくてイイです。

  • よかったなあ◎
    小さくあったかくまとまった短編集。
    最初に収められている“冬のキリン”だけ、
    短いのにちくっと痛む、切ないお話でした。
    羽海野さんの好きな押井監督作品、
    見てみたくなりました。

  • どのお話も好き。特に最初の「冬のキリン」は、切ない。羽海野チカさんの描く切ない雰囲気はとてもあとを引く。

  • 「スピカ」の美園さんが歌いながらくるーりと回るシーンでもう陥落!
    好きなことを好きってだけで苦しかったり、諦めなくちゃいけなかったり、なんだか理不尽に追い詰められることっていっぱいある。恋愛だけじゃなくて、部活や趣味と進路の両立なんか。
    中学生や高校生くらいの頃って、どうしてあんなに理不尽に好きなことを取り上げられなくちゃならないのかわけが分からない。
    両立させたからといって将来が揺らぐことなんかまれなのに。「好き」という気持ちが原動力になることだっていっぱいあったはずなのに、躍起になってそれをむしりとろうとする。
    いざ自分が大人になってみて、あの頃の周囲が正しかったのか考えてみると、全然そんなことなかったです。
    何事も我慢してこじらせると大人になってから再発するんだから(笑)。
    ハチクロの頃の雰囲気が好きなので、買ってよかったです。
    「はなのゆりかご」が何気なく深くて切なくて、すごくよかったです。

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