お伽もよう綾にしき ふたたび 6 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社
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本棚登録 : 139
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193364

作品紹介・あらすじ

おじゃる様の過去、そして封印された理由が明らかに!?
2016年5月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のエピソードは謎多きおじゃる様の過去話。大狐がどうしてお公家様みたいな格好であんな雅な感じなのか、ついに明かされた。おじゃる様がいい狐で本当に良かったし、死んだことを理解した上で息子、孫代わりとして様々なことを教えてくれたあのご家族もほんといい人たちだった。
    以前少し出てきたお坊さんみたいな人も今度こそちゃんと話にしっかり関わって、どういう経緯でおじゃる様を笛に封じるに至ったかも分かってすっきり。元から悪狐じゃなくて安心した。
    相変わらずの四人が活躍したし、おじゃる様が探していたものも見つかって実にハッピーエンドだった。

  • 室町時代を舞台にした退魔物の後日譚第6巻。今回はおじゃる様の過去の話。なかなか面白かった。

  • ※5~6巻までの感想をまとめてこちらに。

    第5巻は前巻から引き続き、寺から戦死者名簿を盗んだ犯人を追う一行。その先でとある商人一家と出会い、この一件がその家族によって引き起こされたものだと気づく──。
    なんとも切ない話だった。お互いもっと早くに歩み寄れていたら良かったのにな、と。(≧ヘ≦ )
    でも、人って傷ついてるときほど周りがどんどん見えなくなっちゃってて、全然報われないなーって思って、また傷つく…っていう流れに飲み込まれてしまうものだと思うんだよ。
    だけど今回茶釜たぬきが見守ってたみたいに、報われない報われないって思ってる自分を見ててくれる人はどこかに絶対いて、それに自分が気づけないだけなのかもしれないなーと思ったよ*

    第6巻は、ついに明かされる!おじゃる様の過去編。ヽ(゚∀゚〃
    何故おじゃる様は笛に封印されたのか~という背景が分かり、納得した。
    おじゃる様の根が優しいからっていうのもあるけど、たぶん最初に出会えた人たちがいい人たちだったんだろうなぁ。
    すずたちと出会えた今の生活も、きっとそれなりに気に入ってることでしょう☆

  • 相変わらずの優しい空気にほっとする。おじゃる様の過去に加えてひかわさんによる平安時代嬉しや嬉し。新九郎のくしゃみかわいかったです

  • おじゃる様の過去編。公家の姿をするきっかけから笛(厳密にはその形をした筒)へ封印されるまで、その過程が切ない。2巻ラストに登場したお坊さんの順恵との会話とうまく繋がるが、今までの伏線に合う話をと考え資料を読みつつ見切り発車で描いた、と柱書きにあり流石ですと思わずひれ伏した(笑)雑誌購読時には敵のもののけをあっさり倒すところに物足りなさを感じたが、まとめて読むとそんなのどうでも良くなるし、おじゃる様の探し求めていたものにホッと癒される良いお話だった。唯一、新九郎と同じ顔の理由が明かされなかったのが残念。

  • 立ち姿の後ろ姿が綺麗で好きだ。絵として、和装として。どっちか?どっちも?
    地元の神輿は御神体?乗せてるんだけど、普通そうじゃないのか?

  • この巻ではおじゃる様の過去が明らかにされています。
    何かを求めて都に下りた大狐。この世に未練を残して逝った若者の願いを聞き入れ、若者の母と祖父と暮らすようになるのですが、人の悪意のせいで穏やかだった大狐が荒れてしまい、竹笛の中に封印され、やがてすずに出会い、おじゃる様として今、心は満たされているのでしょうからよかったぁと思います^^
    それこそ“尻のかゆくなる面々”に囲まれて。

  • 鈴の周りにいるもののけ達は相変わらず可愛らしいな。新九郎に変身したりしてお茶目。

  • おじゃるさまとすずと新九郎、好きだなあ。
    この作品のゆるやかでほんわりした雰囲気が好きなので、この巻は特によかった。

    すずはたぶんおめでた?だろうなあ、きっと。てことはまだまだ続くんだよね。気長に楽しみにしているシリーズ。

  • おじゃる丸様の過去編。
    好きだなぁ、こ―言う話は。
    読んでいて安心する。

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